🔸内容:
AIを活用したファンタジー小説執筆の挑戦
創作未経験者が、AIを活用してファンタジー小説の執筆に挑戦しています。彼は7月11日にAIに相談し始めたことを振り返り、わずか10日間で進展を遂げた様子を共有しています。
主な活動
この10日間で行ったことは以下の通りです:
- 全体構想やキャラクター設定、世界観の構築
- 年表作成や第1巻のプロットづくり
- プロローグから第2話までの原稿執筆
運用面では、投稿先や文字数、ストックの必要量についてAIに相談し、整理を進めました。
AIの使用経験
AIは壁打ち相手として非常に役立つ存在で、「完璧な答え」こそ少ないものの、新たな視点やヒントを提供してくれます。名づけや年齢設定など、地味な作業を任せることで、大幅に時間を節約しました。
例えば、南米をベースにした設定での名前の提案や、語感が良い名前を多く示してくれることが特に助かりました。
課題も存在
一方で、AIを「外部記憶装置」として使おうとした試みは失敗でした。期待していたように、決定したキャラクターや設定を記憶してくれず、思ったよりも記憶力が弱いことが分かりました。このため、AIの記憶機能には限界があると認識しました。
まとめ
AIとのこの10日間の取り組みは、創作活動の効率化に大いに貢献しましたが、まだまだ課題も残ります。次回の進捗を楽しみにしているとのことです。
🧠 編集部の見解:
この記事では、AIを活用してファンタジー小説を執筆する過程が描かれており、その新鮮な体験について興味深い視点が提供されていますね。AIとのやり取りを通じて、思考を深めたり、アイデアを整理したりする姿勢が印象的です。
特に感心したのは、AIにさまざまな情報を求めて効率化を図りつつも、最終的な作品には筆者自身の意志と感性が反映されるよう努めている点です。その過程で得られる「ヒント」や「視点」は、執筆において生産的なスパークを生むことがあるというのは、よくある創作の過程にも通じるもので、他の作者も共感できる部分かと思います。
背景として、最近のAI技術の進歩は著しく、特に自然言語処理能力が向上しています。これにより、執筆補助ツールとしての利用が現実味を帯び、クリエイターにとっての新しいパートナーとなるケースが増えています。しかし、筆者が直面したAIの記憶の弱さは、多くの人が感じる課題でもあり、AIをツールとして使う際の限界を示しています。
社会的にも、AIの活用はクリエイティビティの民主化と言われ、より多くの人が創作活動に参加できる環境を提供しています。一方で、創作の独自性や人間らしさをどう維持するかは、今後の課題と言えるでしょう。このように、AIと共に進化していく創作の未来が楽しみです。
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キーワード: AI
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