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概要
この記事では、AIを使ってママコミュニティのロゴを作成する過程が描かれています。デザイン経験がゼロの著者が、仲間と協力しながらAIを活用してロゴ制作に挑戦する様子や、苦労した点、最後に得た学びについて述べています。
要約(箇条書き)
- きっかけ:ママコミュニティのロゴ作成の声かけから始まる。
- 参加者:3人で協力し、一つのロゴを作成。
- 目的:コミュニティの価値観をロゴに込めること。
- 作業の流れ:
- Zoom会議でアイデア交換。
- Discord上でラフ案を共有し進行。
- デザイナーからの具体的な助言を受けて方向性を明確化。
- 難しさ:
- AIへの指示を的確に出すことが難しい。
- 画像生成AIは素材作りに使い、最終調整は手作業が必要。
- 学び:完璧を目指さず、手を動かすことが大事。初心者でも仲間と話しながら活用できる。
- 感想:AIでのロゴ作成は楽しく、試してみる価値がある。
今回ロゴを作ったのは、ママで立ち上げた小さなコミュニティ。「ゆるく、でもみんなミラクルを起こすようなつながりを大切にしたい」という想いと、数個のグランドルールをロゴに込めることが目標だった。
作り方
まずは3人でZoom会議を1回。その後はDiscord上でラフ案や意見を出し合いながら進めた。
最初のZoom会議では、それぞれが思うロゴのアイディアを持ち寄った。私も他のメンバーもAIで描かせたロゴ案を持ち寄った。すでにロゴらしく可視化されているものを見て話せるから、イメージをお互いに共有できるところがいいなと思った。「こんなモチーフにしたいよね」「このグランドルールはこんな配色がいいかも」
「コミュニティ名はどこに書く?」
そんな風にアイデアを出し合い、Zoom会議で見えてきた方向性のろごにするためにそれぞれが手を動かした。みんなのラフのいいところをピックアップして一つのロゴにしようとしたので、AIにプロンプト指示でイメージ画像を出すことは難しく、苦戦したところだ。
大きな前進があったのは、途中でデザイナーさんに助言をもらえたこと。「もう少しコントラストがあるとよい」「文字はオーソドックスな方が良い」など、具体的な視点をもらえたおかげで、一気に完成形が見えてきた。
その後、生成した画像をベースに微調整。AIで出てきた画像をお絵かきソフトでパーツごとに切り出したり、Canvaを使って文字配置を整えたりと、複数のツールを組み合わせて仕上げていった。
難しかったこと
実際にやってみて感じたのは、「AIに的確な指示を出すことがむずかしい」ということ。たとえば「あるパーツを消して」と書いても、思ったパーツが消えなかったり、色まで変わってしまうことがある。
だから、「細かく・わかりやすく・何度も修正」することが大事だった。時間のかかる作業だけど、実験のようで面白くはあった。
また、AIだけで完成させるのはやっぱり難しい。画像生成AIはあくまで“元になる素材をつくるツール、イメージ共有のツール”で、その後の調整は自分の手で行う必要がある。Canvaやお絵かきアプリを併用して、バランスを整えていく工程が必ず必要になるなと感じた。
感想
今回、AIでロゴを作ってみて一番思ったのは、「完璧じゃなくても、とにかく手を動かしてみることが大事」ということ。
初心者でも、仲間と話しながらイメージを深めていけば、AIを相棒にして作ることができる。
もしあなたが「AIでロゴを作ってみたいけど、難しそう…」と感じているなら、まずはひとつ、試してみてほしい。自分のイメージをプロンプトに入力するだけでぱっとアイディアが可視化されるのは案外、気持ちがいいものだ。
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