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概要
この記事では、AI(人工知能)の進化によって変わる可能性のある理想的な世界について述べられています。著者はAIを人間のサポートとして活用すべきだと考え、具体的なAIの応用例を5つ挙げています。これにより、AIがもたらす未来の利便性と、懸念される側面について検討しています。
要約(箇条書き)
- AIは人間をサポートするものであり、利用されるべきではない。
- 音声の読み上げの強化: AIの音声読み上げ技術の改善が求められ、イントネーションや抑揚の付加に期待。
- セカンドオピニオンAI: 医療分野でAIをセカンドオピニオンとして活用し、誤診を防ぐ役割に期待。
- 漫画作成補助AI: 漫画作成の補助ツールとしてAIを活用し、描き手の個性を残しつつ美しいイラストを生成する機能を求む。
- AI日記: 日記作成を自動化し、個人の活動を記録するツールの提案。プライバシーについても懸念。
- 類似作品チェックAI: 小説や映画の類似作品をチェックするAIの導入により、作品発掘や盗作防止を図る。
- 目指すべきはAIが人間の役に立つ世界。技術の進化とともに、AIと人間の共存が課題。
生成AIの筆頭により人間がAIに取って代わられる事が危惧されていますが、私はAIは人間をサポートするものであり、利用こそすれど利用されるべきではないと考えています。
……が、そんな高尚なことは垂れずに純粋にこうなったらいいな、と思う物を書いていきます。
1.音声の読み上げの強化
現状、AIの音声の読み上げはかなりイントネーションがずれています。
無論、精度の高いものもありますが、たとえばずんだもんは、平坦に読むところを「ニコラ↓テスラ↑は偉大なの↓だ↑」とかなりイントネーションが外れます。
ずんだもん
私が持ってるアプリもPDFの本文を読み上げてくれますが、やはりイントネーションやリズムはいかにもロボットが読んでる感じです。
ウェブページの音声読み上げなどもイントネーションが完璧で、さらに抑揚までつけてくれたら最高ですよね。
そんなこと実現したら声優、ナレーターは失業しAudibleなども売れなくなってしまう、と思うかもしれませんが、声優さんなら自分の性質を活かすことを、Audibleなら感情を込めた朗読ができるので仕事を奪うことは少なく、個人的には実現してほしいです。
2.セカンドオピニオンAI
一人の医者の意見が絶対に正しいとは言えません。詳しくはいいませんが、私も何故か統合失調症と誤診されて薬をわんさか出され、副作用で酷く苦しみました。
しかしセカンドオピニオンはなぜか高い。
そこで陪審員みたいに、AIの診察もセカンドオピニオンとして採用されたらいいのに、と思います。
誤診に限らずスポーツ、裁判の誤審も減らせるようになったらいいですよね。
AIそのものが診察をしたら医者は立場が危ぶまれますが、診察の正当率などが表示され、医師や患者にサジェスト出来れば失業するのはヤブ医者のみになって却っていいのでは、と。
特に精神科医の誤診と大量の薬剤処方は問題になっており、うつ病でないのにうつ病、発達障害でないのに発達障害と言われてしまうことがある現状を打開する鍵になるのでは、と思います。
3.漫画作成補助AI
これは私自身物書きをしていて、たびたびこの場面だけでも漫画化出来たらなあと思うからですが、実はある程度実現しています。
中にはリアルタイムで奇麗なイラストにしてくれるツールも作られてるよ、と教えて貰いました。
私が望んでるのはAIイラストに置き換えられるのでなく、AIイラストが補助してくれる機能。
つまり描き手のイラストを殺さず、奇麗に描いてくれるツールです。
かなり虫の良いというか都合の良い願望ですが、これならAIイラストで溢れかえらずに自分で思い通りのマンガが描ける。
無論これには最低限の画力は必要です。
ただ、人間も少しは超える努力、苦労するべき、というのが私の考えです。
文章もAIが完璧な文章を書くことはなく、現状は人間の手直しが必要ですが、それくらいがちょうど良いかと。
私も小説の改善点は聞いても、小説に文章を書いてもらう事はないです。
ついでに手書き文字を奇麗にしてくれるツールもあるといいですね…私はあまりに字が汚く、自分で書いた字が読めません。
4.AI日記
私は何かあるとすぐに日記を取り出し、09:26にを書いた、など細かく書いているのですが、もしAIがその日の活動や聴いた曲、開いていたアプリやタイピングした内容などから日記を自動で作成してくれたら…?
たとえば、
6:51に起床し、7:10にLINEで○○とアニメについて話していた。
8:00に外出して新宿の○○といつカフェへ、そこで12:00までYouTubeで○○等の動画を見ていた。
みたいに自動で記録されたら面白いですよね。
これなら日記は面倒、という人も始められる。
私自身細かに何をしていた、等と表示されたら面白いと思い、通常の日記と併せて読んでみたいです。
さらに、この日は文章執筆アブリで2040文字書き、これは前日の1700文字より20%向上している、とかこの日はYouTubeを3時間も見ており、控えるべき等と出たら面白いと思います。ただ、プライバシーの問題で難しいかもしれませんね…
5.類似作品チェックAI
画期的な小説を書いた!と思ったら似たような作品がないか確認したり、気に入ったイラストの絵師さんを探してくれたり。
そのようなツールはなくもなく、例えば論文は独自のチェックツールがあるのですが、今のところ精度はそれほどでもないそうです。
二次元画像詳細検索、コピペチェッカーなども現存しますが、精度はやはり微妙。
これを応用すれば、例えば面白かった小説や映画などの作品から好みの作品を選んでくれたりするでしょう。
特にWeb小説は作品数が多いため、仮にAIが作品チェックをしてくれたら面白い作品の発掘や盗作防止まで出来ます。
なにかと応用が効くツールになるかと。
まとめ
ある程度は実現しており、急速に生長しているものもあります。
例えば漫画を綺麗に描いてくれるAIはかなり近いところまで来ています。
しかしセカンドオピニオンAIなどはまだまだ実現は難しい。
AIが人に取って代わるのでなく役立つ世界が理想ですが、私が挙げたツールも悪用しようと思えばいくらでも出来ると思います。
本当に難しいのはAIの技術力向上でなく、人間とAIの平和的共存かもしれません。
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