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AIで進化するOneDrive。Copilotが音声読み上げや画像分析を実現へ – PC Watch


Copilotによる音声概要機能

 Microsoftは、クラウドストレージ「OneDrive」においてAI「Copilot」を導入すると発表した。音声要約、共有性の向上、オフライン対応など多数の機能が実装されるほか、Macの特殊文字の改善やモバイル版アプリの強化も図られる。ただ、リリース内で展開時期については明記されていない。

 Copilotの実装により、ファイルの内容を分析し、要約、FAQ作成、重要な洞察の抽出などがワンクリックで実行可能になる。さらに「オーディオ概要(Audio Overview)」機能により、WordやPDFファイル、議事録などを音声で再生できるようになる。

 また、保存されている画像ファイルにも対応し、Copilotが内容を認識して質問に答えることができるようになるほか、オブジェクトの識別やテキスト抽出もAIにより自動で行なえる。

 共有機能にも大幅な改善が加えられた。「ヒーローリンク」と呼ばれる統一的な共有リンクにより、アクセス制御を一元化して自由に権限を管理できる。また、ヒーローリンクを共有する時にCopilotで概要を自動生成し、受信者に内容を簡潔に伝えられる。

Copilotによる画像認識

ヒーローリンク

 同期機能も強化され、初期同期が内部的に最大3倍高速化された。また、macOS 15以降で使えるAPFSのFile Vault保護ドライブへの保存の対応、Macの特殊文字の扱い改善などが加わった(同期アプリバージョン24.206以降)。さらに、OneDriveのWebアプリでは、ショートカットフォルダおよびピン留めしたドキュメントライブラリをオフラインで編集可能になる機能を搭載する。

Macにおける記号の改善

 加えて、Windowsのファイルエクスプローラーでは右クリックのコンテキストメニューにCopilotの機能が追加され、ファイルを開かずに要約やFAQ作成が可能。Windows 11ではAIアクションメニューから直接アクセスできる。デスクトップ、ドキュメント、画像フォルダをOneDriveと自動同期する「Known Folder Move(KFM)」の機能強化も行なわれる。

KFM機能の強化

 さらに、モバイルアプリではPDF機能の強化、フォルダに色付けをして見分けやすくする「カラーフォルダー」などが実装される。

 なお、組織内でOneDriveのライセンスがないアカウントが存在する場合、9月26日にはそのアカウントが読み取り専用モードに移行され、10月29日にアカウントがアーカイブされるようになるとしている。



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