🔸 ざっくり内容:
米国のBNPL(分割払いサービス)大手、Affirmが2025年6月期第4四半期の決算を発表しました。過去に「金利上昇の中で生き残れるのか?」と疑問視されていた同社ですが、今期ついに営業利益で黒字化を達成しました。これにより、株式市場での注目度が高まっています。
Affirmとは?
- 設立:2012年にPayPalの共同創業者であるマックス・レブチンが設立。
- 事業内容:BNPLを中心とした透明性のある消費者金融商品を提供。
- 特徴:
- 隠れた金利や遅延損害金がない「誠実な金融商品」。
- AI審査モデルの活用。
- 提携マーチャント数は37.7万社、アクティブユーザーは2,300万人。
FQ4’25 決算ハイライト
- GMV(流通総額):104億ドル(前年同期比+43%)。
- 売上高:8.76億ドル(+33%)。
- 営業利益:5,800万ドルで黒字化(前年同期は損失)。
- 純利益:6,900万ドル(前年同期は損失)。
特に注目すべきは営業利益の黒字化で、これはAIの応用と取扱高の急成長によるものです。
成長のドライバー
-
カード事業の急成長:
- Affirm Cardの流通額は12億ドル(+132%)。
- アクティブカード会員は230万人(+97%)。
- 店舗利用が187%増。
-
0% APRの拡大:
- GMVは前年同期比+93%。
- 提供マーチャント数は25,000社超。
-
AIの活用:
- 自社のトランスフォーマーモデルによる与信判断。
- “AdaptAI”導入でマーチャントのGMVが平均+5%成長。
財務の健全性
- 調達力:261億ドル、年間600億ドルのGMVに対応可能。
- 流動性:現金と有価証券22億ドル。
- 純現金ポジション:11億ドル。
資金調達環境が改善し、資本コストは年率6.8%まで低下。これがBNPL業界にとってプラス要因となっています。
まとめ
Affirmは「BNPL=赤字」の常識に挑戦し、今や黒字化フェーズに入りました。カード事業やAI活用が成長のエンジンとなり、資金調達も順調です。これにより、次のステージへの移行が期待されています。
今後の展開として、株価の予測や競合分析、さらにAIや国際展開によるインパクトについて、詳しい情報は有料パートで提供しています。
🧠 編集部の見解:
この記事は、米国のBNPL(Buy Now, Pay Later)大手であるAffirmの最新の決算結果を取り上げていますね。特に注目すべきは、彼らが営業利益で黒字化を達成したことです。これまで「金利上昇局面で生き残れるのか」と疑問視されていましたが、見事にその常識を覆しました。
### 感想
今回の黒字化は、金融業界において非常に意義深いニュースです。特に、従来の金融機関が抱える高い金利や遅延損害金と対比すると、Affirmの「透明性の高い」ビジネスモデルは、消費者にとって魅力的です。BNPLサービスの普及は、特に若年層の消費習慣に影響を与えており、購買行動が変わってきたと感じます。
### 関連事例
他のBNPL企業も似たような課題に直面していますが、KlarnaやAfterpayなどは異なるアプローチを採用しています。Klarnaは特にラグジュアリーブランドとの提携を進め、高級消費市場をターゲットにしています。一方、Afterpayは主にファッション業界に絞っており、それぞれ異なるニーズに応じたサービスを展開しています。
### 社会的影響
BNPLの普及は、消費者の負担を軽減しつつ、一方で借金のリスクを高める可能性もあるため、社会全体として注意が必要です。特に問題視されるのは、返済能力を超えた消費を促進すること。すでに多くの若者が過剰な負債に苦しみ始めており、このサイクルをどのように管理していくかが今後の課題となるでしょう。
### 豆知識
実は、BNPLの起源はオーストラリアに遡ります。まずはオーストラリアで普及し、その後、米国やヨーロッパに広がっていきました。さまざまなマーケティング施策やテクノロジーの活用によって、従来のクレジットカードに代わる新たな選択肢としての地位を確立しています。
Affirmのビジネスが今後どのような方向に進化していくのか、非常に楽しみです!
-
キーワード: 黒字化
このキーワードは、Affirmが営業利益で黒字化を達成したことを示しており、記事全体の重要なテーマとして関連性があります。
Views: 0