金曜日, 5月 16, 2025
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A movie buffが観た「教皇選挙」LION

🧠 あらすじと概要:

あらすじ

『教皇選挙』は、教皇選出の過程で繰り広げられる権謀術数とミステリーを描いた作品です。映画は、システィーナ礼拝堂で行われるコンクラーベにおいて、教皇レオ14世が新教皇に選出される様子を中心に展開します。白と赤のキャソックを纏った枢機卿たちの神聖な姿が視覚的な美しさを醸し出し、彼らの間で交わされる緊張感溢れる会話が物語に深みを与えます。

記事の要約

映画『教皇選挙』は、アカデミー賞脚色賞を受賞し、レイフ・ファインズやスタンリー・トゥッチといった名優が共演する異例のヒット作です。公開期間中に現実のコンクラーベが行われ、教皇レオ14世が選出されたことも話題になりました。観賞後は、その余韻と深い考察を促す完成度に圧倒され、映画と現実が交錯する瞬間を体験した感慨を述べています。優れた演技力と緊張感のある対話が印象的で、想像を超える結末に心を奪われたと語っています。

A movie buffが観た「教皇選挙」LION

異例の大ヒット映画となった『教皇選挙』

アカデミー賞脚色賞を授賞した今作。
更には、レイフ・ファインズ(レイフ・ファインズの代表作にハリー・ポッターと書かれがちですが、敢えて私はシンドラーのリストを挙げたい)スタンリー・トゥッチ(プラダを着た悪魔は、スタンリー・トゥッチ無くしては語れない映画だと個人的には思う)名優の共演など見どころ盛りだくさんな中、日本では事前プロモーションも控えめで、上映する映画館も限られており、配給会社にあまり優遇されていなかった印象。

にも関わらず、大ヒットを記録した今作は神の御業なのか…

また、映画公開期間と奇しくも重なる形で、2025年5月7日からバチカンのシスティーナ礼拝堂で行われたコンクラーベ(教皇選挙)において、教皇レオ14世が4回目の投票で新たな教皇に選出されました。

この現実の出来事が、映画を際立たせたように思います。

私自身は、まさか現実のコンクラーベがおこなわれるとは思いもしない公開から約1週間後、夫と一緒に映画館で鑑賞しました。
観終わった後は、余韻と考察に引き込まれるほどの完成度に圧倒されました。

ヴェールに閉ざされた、コンクラーベ。教皇の座を巡り

繰り広げられる権謀術数とミステリー。

システィーナ礼拝堂に飾られるミケランジェロの代表作「最後の審判」で問われる信仰と資質。

赤と白のキャソックという礼服をまとった枢機卿が立ち並ぶ姿は、神聖であり視覚的に圧倒される映像美でした。

会話だけで紡がれる緊張感と深みが、俳優陣の演技力を際立たせます。

見終わった後も余韻と考察に思考が奪われる、想像打にしなかった冒頭の伏線からの結末。

上質な映画を堪能しました。

また、レオ14世が選出された際のコンクラーベに関連するエピソードが映画を想起させ、さらなる感慨を呼び起こしました。

映画と現実が奇妙に交錯する瞬間を体験することができ、心に深い印象を残した映画となりました。

LION

共働き家庭の日常ときどき映画や海外ドラマ 10数年のブランクを経て、フルタイムで働き始めた高校生と小学生の男子2人の育児に奮闘中のミドフォーワーママ。



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