メガドライブの名作「エコー・ザ・ドルフィン」の新作と,リマスター版の発売が予定されていることが明らかになった。公式サイトでは,謎のカウントダウンもスタートしている。
Microsoftは,Xbox Wireの記事「A Wave of Change: Celebrating Asian and Pacific Islander Heritage Month」(リンク)において,「エコー・ザ・ドルフィン」を手がけたゲームクリエイターのEd Annunziata氏にインタビューを行っている。
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この記事は,Asian and Pacific Islander Heritage Month(太平洋系米国人の文化遺産継承月間)にちなみ,太平洋諸島からインスピレーションを得たり,環境保護について取り扱ったりした,ゲームや映像作品を紹介したものだ。
そのラストを飾るのが,1992年の「エコー・ザ・ドルフィン」でイルカを主人公に海の世界を描いたEd Annunziata氏である。氏は学習ゲームを作る中でイルカの生活を体験できるゲームを夢見るようになり,「エコー・ザ・ドルフィン」を制作した……と当時の思い出を語っている。
氏は「オリジナルチーム全員で『エコー・ザ・ドルフィン』と『エコー・ザ・ドルフィン2』のリマスターを行う予定です。その後に現代的なプレイスタイルとグラフィックスを採用する,新たな3作目を作る」と述べた。
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公式サイト(リンク)では,原稿執筆時点で8381時間(約349日)のカウントダウンもスタートしている。これがリマスター版の発売日なのか,3作目について何らかの動きがある日なのかは不明だが,ファンは期待していいだろう。
「エコー・ザ・ドルフィン」のグラフィックスはドット絵で紺碧の海が表現されており,いま見ても美しい。リマスター版ではどのようなアートスタイルになるかも注目される。
動物の視点からプレイすることで世界への認識を新たにするゲームは,今も定期的にリリースされている。これは「エコー・ザ・ドルフィン」が先進的な試みをしていたことの証拠ともいえるだろう。それだけに,リマスター版と新作は,シリーズが再評価されるきっかけになるかもしれない。
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Xbox Wire「A Wave of Change: Celebrating Asian and Pacific Islander Heritage Month」
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