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ホームニュースライフニュース不況を乗り切る、意外な処方箋:2008年のミレニアル世代から学ぶサバイバル術

不況を乗り切る、意外な処方箋:2008年のミレニアル世代から学ぶサバイバル術



景気後退の影が忍び寄るいま、先行きの見えない不安を感じている人は多いはず。特に経済危機を経験したことがない世代にとって、先行きの見えない状況に戸惑いを覚えるのも当然だ。

「Newsweek」が報じたところによると、JPモルガンは、景気後退入りの可能性を60%と予測している。まさに“嵐の前の静けさ”といった様相。では、過去の経済危機をどう乗り越えたのか?2008年の「リーマンショック」を乗り越えたミレニアル世代に話を聞いてみると、意外な答えが返ってきた。

クラブとケシャ?
ミレニアル世代の2008年

Newsweekの取材に対し、アイオワ州出身のKatie Louiseさん(36)は、2008年当時を「すごくユニークな経験」だったと表現し、「将来への不安はあったけど、同時に幸せだった」と振り返る。

当時大学生だったLouiseさん。世界経済が揺らぐなかでも、日々の関心事はクラブに着ていく洋服や週末のパーティーのことだったそう。別のミレニアル世代ロサンゼルス在住のLizさんも、2008年をポップシンガーを引き合いに出し、「Ke$ha(ケシャ)のアルバムみたいなもの」と表現。一見、理解し難いこの発言。そこには当時のミレニアル世代特有の時代背景があるようだ。

背景にあった「情報格差」
2008年と今の違い

Lizさんによると、2008年当時は、まだソーシャルメディアが未発達で、今のようなキラキラした生活を目にする機会は少なかったという。誰もが貧しく、インフルエンサーもいない。「旅行に行かなきゃ」という強迫観念もなく、等身大の生活を誰もが余儀なくされていた。

いっぽう、同誌によると2008年の金融危機による影響でアメリカでは3000万人以上が失業、家計純資産は10兆ドル(18%)の減少。さらに、2010年には貧困率が15%以上に達したという。客観的に見れば決して楽観できる状況ではなかったはずだが……。

不況を生き抜く知恵
ミレニアル世代からのアドバイス

私たちは迫りくる経済危機にどう立ち向かうべきか。Lizさんは「ネットから距離を置き、他人からの評価を気にしないこと」だと提案する。Louiseさんは「貯蓄と予算管理の習慣を身につけること」を推奨し、過度にメディアに不安を煽られることなく、小さな幸せを見つけ、どんな状況でも楽しむことだとアドバイスを送った。

この17年間の技術革新は、みなが知るところ。だが、ミレニアル世代の経験談は、経済危機に対する心構えを示唆しているのではないだろうか。不安な気持ちは当然だが、必要以上に悲観することなかれ、か。

冷静な状況分析と将来への備えがあれば、きっとこの困難を乗り越えることができるはず。消費を抑えつつ、いかに「コスパ良く」人生を楽しむか。それが、現代を生き抜くためのキーワードなのかもしれない。

Top image: © iStock.com / monkeybusinessimages

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