日曜日, 5月 4, 2025
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カルビーが音楽レーベル『じゃがレコード』設立、第1弾はChinozo率いるniKu | TABI LABO


ポテトチップスの軽快な「パリッ」、かっぱえびせんの心地よい「サクッ」、堅あげポテトの歯ごたえある「ザクザクッ」……誰もが一度は耳にし、そして自ら奏でたことがあるであろう、これらの“おいしい音”。

お菓子メーカーのカルビーが、長年こだわり抜いてきたこの「食べる音=タベオト」に新たな価値を見出し、前代未聞のプロジェクトを始動させた。

なんと、この「タベオト」を楽曲素材とする音楽レーベル、『じゃがレコード』が設立。食と音楽の融合から、一体どんな新しいエンターテイメントが生まれようとしているのか。

“タベオト”をIPに。
カルビーが描く「食べる」以外の楽しみ方

このユニークな音楽レーベル設立の背景には、カルビーが近年注力しているIP戦略がある。

「Calbee Future Labo」というプロジェクトを通じて、同社はこれまでも人気商品のデザインやキャラクターを活用したグッズ、ゲームアイテム、NFT(非代替性トークン)などを展開してきた。

その結果、カルビーのライセンス商品は1年間で約80%も増加(※カルビー調べ 2023年度と2024年度の製造数量比較)するなど、着実に成果を上げている状況だ。これは、消費者がカルビー商品に触れる機会が、「食べる」という行為以外にも大きく広がっていることを示しているだろう。

さらに2025年4月には、外部クリエイターとの二次創作ライセンス業務を効率化するためのIP管理プラットフォーム「かるれっと」も発表。

IP活用の基盤整備を進める中で、次なる一手として着目したのが、他ならぬ「タベオト」だったのだ。食感に徹底的にこだわってきたカルビーだからこそ生み出せる、商品の個性を色濃く反映した「タベオト」。

これ自体を独自のIPと捉え、音楽という形でその魅力を広げていこうというのが、『じゃがレコード』設立の狙いである。食べることの楽しさを、聴く楽しみへと拡張する試みと言える。

© カルビー株式会社

「おいしい音で、つくろう音楽。」
じゃがレコードのユニークなコンセプト

『じゃがレコード』が掲げるコンセプトは、「おいしい音で、つくろう音楽。」。実にシンプルで、聞いただけでもワクワクしてくる響きを持つ。

このレーベルでは、カルビー商品が持つ個性豊かな「タベオト」を、楽曲を構成するリズムやメロディの一部として活用していく。誰もがお菓子を食べる時に鳴らせる音。その日常的なサウンドが、クリエイターの手によって新しい音楽へと生まれ変わるのである。

コンセプト文には「食感にこだわり抜いてきたカルビーから生まれたのは、みんなの”タベオト”で音楽をつくる、おかしなレーベル。」とあるように、自社の強みを活かした、まさにカルビーならではの発想だ。

今後、様々なアーティストとのコラボレーションを通じて、「タベオト」を使った楽しい音楽を続々と届けていくという。一人ひとりが奏でる「おいしい音」が、どんな楽曲に昇華されていくのか、期待は高まるばかり。

第1弾はChinozo氏率いるniKu。
ポテチの音を使用した新曲『DAHA』

記念すべき『じゃがレコード』の第1弾アーティストとしてタッグを組んだのは、クリエイターユニット「niKu」。

メンバーは、『グッバイ宣言』がYouTubeで1億回再生を突破するなど、絶大な人気を誇るボカロPのChinozo氏と、イラストレーター・アニメーターのがちゃ氏の二人だ。

彼らが今回発表した新曲『DAHA』は、ゲストボーカルに音楽ユニットTHE BINARYのmido氏を迎え、力強く前へと踏み出す勇気と自信を与えてくれる一曲。

「自分らしさを認めつつ現状よりもっと良くなる姿」をポテトチップスと重ね合わせているという。

注目すべきは、楽曲中に散りばめられた「タベオト」である。

「ポテトチップス うすしお味」「ポテトチップス 超薄切り こだわりしお味」「ポテトチップス ザ厚切り のためのうすしお味」という、食感の異なる3種類のポテトチップスを食べる音が、パーカッションのようにリズムを刻み、楽曲の世界観にユニークな彩りを加えているのだ。

Chinozo氏は「普段ポテトチップスをよく食べる身として、カルビーさんとコラボできることになって本当にワクワクしました。ポテトチップスの音をパーカッションに使ってみたりできて、楽しく制作ができました」とコメント。

がちゃ氏も「大変美味でございました。合言葉は『にくじゃが』です。何卒美味しく召し上がってくださいませ」と、ユーモアたっぷりに語っている。

© niKu/YouTube

『じゃがレコード』は今後、IP管理プラットフォーム「かるれっと」上でも「タベオト」をIPとして登録・公開し、より多くのクリエイターが楽曲制作に参加できる仕組みを整えていく予定だという。

食と音楽、日常に根差した二つの要素が融合することで、どんな新しいエンターテイメントが生まれるのか。

Calbee Future Laboが目指す「いろいろおかしい いろいろかわいい」世界の実現に向けた、カルビーのユニークな挑戦から目が離せない。

© カルビー株式会社

Top image: © niKu/カルビー株式会社



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