香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は香港ドルと米ドルとのペッグ(連動)制の防衛に向け、過去最大規模の米ドル買い介入を実施した。
HKMAは465億3900万香港ドル(約8700億円)相当の米ドル買い・香港ドル売りを実施。2004年に集計を開始したブルームバーグのデータによると、HKMAの1日当たりの米ドル買いの規模としては過去最大となった。
HKMAニューヨーク事務所の担当者はブルームバーグの電話取材に応じて今回の介入を確認した。米ドル買い介入は2020年以来となる。
今回の措置は、米ドルの下落を背景に香港ドルが許容変動幅(7.75-7.85香港ドル)の上限に接近したために行われた。HKMAは最近では香港ドルが変動幅の下限を割り込みそうになった22年や23年などに米ドル売りの介入を実施していた。

アジアの他の国・地域も通貨変動への対処を迫られている。台湾の中央銀行は2日、台湾ドルが対米ドルで3%上昇し、1988年以来最大の1日での上昇幅となったことを受け、為替市場に介入した。
原題:Hong Kong Buys Record Amount of US Dollars to Defend Peg (1)(抜粋)
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