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デベロッパーのLarian StudiosでCEOを務めるSwen Vincke氏は、同スタジオが手がけた『バルダーズ・ゲート3』に続く新プロジェクトを5年後までには発表したいとの意向を示した。冗談か本気かはわからないものの、それより発表が遅れると妻に愛想を尽かされるかもしれないという。海外メディアGameSpotによるインタビューで語った。
『バルダーズ・ゲート3』は、世界最古のテーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の第5版ルールをベースとしたRPGゲームだ。クラスによって異なる多種多様なプレイスタイルや、プレイヤーの選択によって変化する奥深いストーリー展開が特徴。2023年に発売された本作は、5つの主要ゲームアワードにおける「Game of the Year(GOTY)」、いわゆる“5大GOTY”をすべて独占するという史上初の快挙を成し遂げた。日本ではスパイク・チュンソフトがPS5向けに販売している。

4月26日、『バルダーズ・ゲート3』の開発元であるLarian StudiosにてCEOを務めるSwen Vincke氏が、海外メディアGameSpotのインタビューに出演。本作で大成功を収めた同スタジオの将来について、トップとしてのさまざまな見解が示された。なお、昨年4月には同スタジオが独自IPの2つの新プロジェクトに取り組んでいることが明らかとなっていた(関連記事)。
現在複数のプロジェクトを並行して進めている理由について、Vincke氏はスタッフの待ち時間をできる限り減らすための取り組みであると話す。同スタジオでは、さまざまな工程を上流から下流へと滝のように進める“ウォーターフォール型”の開発モデルが採用されているという。しかし実際には、デザインや企画をおこなうチームが小規模であるのに対し、それを受けて開発を進めるチームは非常に大規模なのだそうだ。全体としてスムーズに制作を進めるためには、ストーリー設計などの大元の部分をあらかじめ準備しておく必要があるとのこと。そうした中でスタッフが手持ち無沙汰になる期間を減らすべく、片方のプロジェクトからもう片方のプロジェクトに人材を“再利用”しながら開発する方針もあり、あえて2つの作品に着手しているようだ。

またVincke氏は現在進行中のプロジェクトについて、まだ具体的には話すことができないとしつつも、5年後までには発表したいという願望を述べている。そして、5年以上かかってしまえば妻に離婚されてしまうだろうと、笑い交じりのジョークで答える場面も。『バルダーズ・ゲート3』が目覚ましい功績を残したとはいえ、その開発には早期アクセス配信期間を含めて約6年もの歳月がかかっていた。そのため数年後を見据えた次回作の制作に向けては、同氏は家族からもプレッシャーを感じ取っているのだろう。ちなみに同氏は過去のインタビューで、Larian Studiosが手がけた『Divinity: Original Sin』を妻がプレイしていたことを伝えたこともある(IGN)。同氏の妻も同スタジオ作品のファンとして、新作を心待ちにしているのかもしれない。
さらに、インタビューではシングルプレイヤーゲームの今後についての見解も語られている。業界ではオンライン要素を用意し課金要素などを含んだライブサービスゲームがビジネスモデルとして存在感を放つ状況もある(関連記事)。一方で、Vincke氏は『Clair Obscur: Expedition 33』や『ELDEN RING』などのタイトルを挙げ、本当に良いシングルプレイヤー作品にはユーザーもお金を投じたいものだと力説した。ちなみに同氏は先日、業界内でたびたび囁かれる「大規模シングルプレイヤー作品は死んだ」との意見に一石を投じるポストをXに投稿していた。Larian Studiosでは、引き続きシングルプレイヤーゲームを手がけ、その品質を追求していくのだろう。
ところで、『バルダーズ・ゲート3』に向けては4月15日に無料大型アップデート「パッチ8」が配信。フォトモードやクロスプレイ対応など、ユーザーから熱望されていた多数の機能が追加された。開発元のLarian Studiosは、このパッチ8が本作の最後のメジャーアップデートになるとしており、今後は5年後の発表が示唆された新プロジェクトに注力していくとみられる。同スタジオの新作発表が待たれる。
『バルダーズ・ゲート3』はPC(Steam)/Xbox Series X|S、および国内PS5向けに販売中。