ハサミをいつも持ち歩くようにすると、ちょっとした場面で助かることがわりとあります。
実際、お菓子の袋が妙に開きづらいとか、うっかりクリーニングのタグが付いたままなのに気付いたときなど、「ここにハサミがあったら」と思ったことは一度ならずあるのでは?
そういうときに備えて、携帯性に優れたペン型ハサミを1本入れておくと、非常に便利なんです。

ただペン型ハサミは、持ち歩く時の安全性を考えるとキャップが必須です。しかし使う際にいちいちキャップを着け外しするのは地味にめんどくさい。うっかりキャップを紛失することも多いし。
そこでオススメしたいのが、安全だけどキャップレスでめんどうのない、プラス「フィットカットカーブ ツイッギー キャップレス」(以下、ツイッギーキャップレス)です。
【「ツイッギーキャップレス」はこんな人にオススメ!】
- 携帯用のペンケースに入るサイズのハサミを探している
- 自宅でも外出先でも使いやすいハサミを探している
- キャップレスでも安全性の高いハサミが欲しい
もうキャップは要らない!? 使いたいときにサッと切れるペン型ハサミ
ペン型ハサミは一般的に、バネ式と呼ばれる「バネの力で刃を開き、それを人の手で閉じることで切る」タイプが多くなっています。キャップなしにペンケースに放り込んでおくと刃が開きっぱなしになるため、うっかり手を怪我する危険性も。
また、金属製の刃先が露出していると、一緒にペンケースに入れているペンなどに擦り傷をつけることもあって、これもやはり危険です。
ハサミのキャップ着け外しはめんどうですが、しかしその手間と安全性はトレードオフの関係にあると言えるでしょう。

その点、「ツイッギーキャップレス」は、名前の通りキャップのないペン型ハサミでありつつ、周囲にダメージを与えない安全性もちゃんと確保されています。
まず形状で目に付くのは、刃先から全体を覆うように備えられたブレードガード。樹脂製のこのガードパーツが刃以外の金属部分を包んでいるため、安全性はキャップを着けっぱなしにしているのとほぼ変わりません。


ハンドル部にはスライドロックがあり、普段は刃が勝手に開かないようロックがかかっています。
使用時にはこのスライドを親指で前側へ滑らせるだけでロックが解除。内蔵しているバネの力でパッと刃が開きます。これでもういつでも切ることが可能になりました。
このスライドを滑らせるモーションはわずかな力で済みます。いちいち「ロックを外そう」と意識するまでもなく、ただハンドルに指を置くだけで勝手にロックが外れるので、すぐに使いはじめられます。

作業が終わって再びロックをかけるときは、刃が閉じた状態で親指をわずかに後ろに引くだけ。本当に簡単です。
正直なところ「これだけ小さな力でロックの開閉ができると、ペンケースの中で勝手に開いたりしない?」という不安もあったんですが、これは意外と大丈夫。
ロック解除には実は「ハンドルを軽く下に押し込みつつ」「前へスライドさせる」という2方向のモーションが必要。一方向から振動が加わったりモノが当たるだけでは刃が開かないんです。

実際、筆者はこのハサミをすでに2カ月ほど運用していますが、ペンケースの中で開いていたことは一度もありません。携帯時の安全性という点においては、まず信用できそうだと感じました。