LINE WORKS株式会社は23日、株式会社GlobalBが、サイボウズ株式会社の業務アプリ構築クラウド「kintone」と、LINE WORKSのビジネスチャット「LINE WORKS」をシームレスに連携させ、kintoneを「LINE WORKS」から利用できるようにする「LITONEウェブアプリ for LINE WORKS」の構築サービスを、同日より提供開始すると発表した。
「LITONEウェブアプリ for LINE WORKS」は、「LINE WORKS」上で動作するWebアプリを作成し、kintoneとのデータ連携をスムーズに行えるようにするサービス。業種・業態を問わず、現場に合わせたアプリを構築し、スマートフォンで利用している「LINE WORKS」のトーク画面からkintoneへデータ入力・参照を行えるようになるため、現場の負担を軽減しながら、リアルタイムな情報共有と業務効率化を実現するとした。
入力したデータはkintoneのアプリ上に自動で格納される一方、入力・編集・削除はスマートフォンで利用しやすい「LINE WORKS」上で容易に行える。また、2次元コードをスキャンすることで簡単に情報を取得できるほか、GPSを利用して現場の位置情報（住所）を取得し記録することも可能。さらに、手書きサイン機能を備えており、顧客から完了確認のサインを貰うこともできるとした。
利用料金は「LINE WORKS」のユーザー数に応じて変動し、例えば1～20ユーザーの場合は年額1万1000円、21～50ユーザーは年額2万4750円、51～100ユーザーは年額4万4000円など。別途、初期構築費用（44万円から）が必要となる。
なお「LITONEウェブアプリ for LINE WORKS」は、「LINE WORKS」上で動作するミニアプリの開発プラットフォーム「WORKS Front-end Framework（WOFF）」を活用して開発されているとのこと。今後は開発パートナー向けに、kintone連携サービス「LITONE（ライトン）」にてkintoneと連携できるWOFFアプリを作成可能な、「LITONEウェブアプリ for LINE WORKS」作成ツールを先行リリースする予定としている。
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