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ビジネスでもプライベートでも、何かにつけてAIが話題となる。写真を「ジブリ風」「少女漫画風」にしてくれる機能は大人気だし、時事ネタについても優れた要約・考察をしてくれる様子がたびたびタイムラインに上がってくる。あまりにも精度が高く「人間的」であるために、彼or彼女との会話にのめり込んでしまうケースも中にはあるようだ。(フリーライター 武藤弘樹)
チャットボットに頼りすぎると
人はどんどん孤独になっていく?
今年はAIエージェント元年といわれているそうで、AI分野がこれからさらにどんどん伸びるらしいことが期待されている。
「AIエージェント」と言われてもなんのことやらピンと来ないが、どうやらこれはたとえばAIに「金曜のディナー、どこかカジュアルなお店の席を2人分予約しておいて」といったタスクを丸投げすれば、AIがレストランの選定から予約まで済ませてくれるようなイメージである。SF作品内で人間とAIの間によく見られるやり取りだが、これがまさに現実のものになろうとしているわけである。
ChatGPTのような、人の質問に自動で回答するプログラムをチャットボットという。チャットボットの役割は命じられたタスクの完遂のほか、利用者が望むときに話し相手になることもできて、そちらの方向に特化して開発された「Replika AI」といったというアプリ・サービスまである。
人間はえてして寂しがりやなので話し相手になってくれるチャットボットは非常にありがたい存在といえるが、MITメディアラボとChatGPT開発のOpenAIとの共同研究によると、チャットボットの利用はちょっとした孤独を紛らわすのには効果的であっても、元々孤独を感じていた人やチャットボットのヘビーユーザーの孤独をかえって深める……のだという。
それも、チャットボットとのやり取りが音声だと孤独がより悪化しやすく、さらにその声がロボットっぽくなるほど結果が顕著にあらわれるそうである。そして孤独になった人はそれを癒やそうとチャットボットにさらにのめり込み、もっと孤独が深まるという依存症的な悪循環も指摘されている。
研究の結論としては、「チャットボットに頼りすぎずにリアルな人と人とのつながりを大切にしましょう」という無難なものなのだが、AIがだいぶ賢くなってきているので、AIを「人間っぽい存在」と誤認しやすくなってきた。