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地道にラインナップを拡充するJBL
オーディオの老舗ブランドは多いが、その中でもJBLは若い人のニーズにもしっかり食い込み、ファンを増やし続けている。Bluetoothスピーカーは商品としてある意味成熟しきっているところだが、JBLはその中でも地道にラインナップを拡充し続けている。
Chargeシリーズは中型Bluetoothスピーカーの代表格で、バッテリー駆動はもちろんのこと、いざとなればスマホが充電できるモバイルバッテリー代わりにもなるというモデルだ。この4月24日から発売される「JBL Charge 6」は、IP68準拠の防水防塵設計を備えたタフネス仕様で登場する。直販価格は27,500円。
もう一つ、小型モデルの「JBL Flip 7」もIP68準拠で、こちらはすでに4月10日から発売されている。直販価格は19,800円。
シリーズが異なる両モデルだが、共通する特徴としてAIを活用してスピーカーの能力をリアルタイムで最大限に引き出すという、「AI Sound Boost」が搭載されている。
今回はこの両製品を同時にお借りすることができたので、それぞれの音質を比較してみたい。
骨太のサウンドが楽しめる「JBL Charge 6」
ではまず「JBL Charge 6」から見ていこう。カラーは9色あり、スウォッシュピンク、ウィンブルドングリーン、ファンキーブラック、ブラック、ブルー、レッド、ホワイト、スクワッド、パープルとなっている。パープルのみ、オンラインのみの販売になるようだ。今回はブラックをお借りしている。
外寸は横228.8mm、高さ98.5mm、奥行き94.0mmとなっており、重量は0.99kg。奥行きよりも高さが少しあるが、実際は緩い樽型の円筒形で、脚部があるために数字的には縦長になっている。
ボディ全体はファブリック素材に覆われており、両脇には低音用のパッシブラジエータが配置されている。パッシブラジエータ保護のために、花びら型の突起が飛び出している。
正面に大きくJBLのロゴ、その上に再生とボリュームボタンがある。天面には電源、Bluetooth、Auracastボタンが配置されている。同じく天面にはストラップ取り付け用のホールがある。
背面にはUSB Type-C端子があり、本体充電および給電をサポートするが、IP68防水防塵にもかかわらず端子カバーなどはない。端子自体が防滴防塵仕様なのだろう。
スピーカー構成としては、53mm x 93mmの30Wウーファー、20mm径の10Wツイーターの、モノラル仕様だ。周波数特性としては56Hz~20kHzとなっている。
ストラップベルトも同梱されており、左右1つずつ通せば手提げ型ストラップに、留め具のベロ部分を片側に二重に通せば片側ストラップになる。
バッテリーは34Whのリチウムイオン電池で、再生は最大24時間、省電力モードであるPlaytime Boostモードを使えば、最大28時間の再生が可能だ。充電時間は約3時間。
ボディの特徴だが、1mの高さからコンクリートの床に落としても問題ないという耐衝撃性を備えている。また深さ1.5mの水中に沈めても、30分間は問題なく使用できる防水性能を備えている。日常使用でここまでの耐久性は必要ないが、お風呂場で使いたいというニーズには合うだろう。
コントロールアプリは、「JBL Portable」を使用する。プリセットEQとして、デフォルトではJBLシグネチャになっているが、CHILL、ENERGETIC、VOCAL、CUSTOMから選択できる。CUSTOMは7バンド±6dBのグラフィックEQだが、最低音の125Hzだけマイナス側に9dBまで下げられる。
Bluetoothコーデックはサイトに情報がないが、接続して調べてみたところ、SBCとAACのようである。なおUSB-C接続によるPCMロスレス再生もできるようであるが、執筆時点でのファームウェアではまだサポートしていなかった。
さてCharge 6で聴いて気持ちのいい音楽を色々探してみたところ、西海岸のAORあたりが気持ちよく聴けるようだ。今回はAmazon Musicから、2018年ジェイ・グレイドンの「Airplay For The Planet(Remastered)」を聴いてみた。
LAサウンド特有の跳ねるリズムが特徴的な乾いたサウンドは、JBLによく合う。デフォルトのJBLシグネチャでは、低音の張り出しもよく、設置したテーブルの上でバスドラがドスンと鳴る手応えを感じる。録音自体はそれほど新しくはないので、高域の突き抜けるようなサウンドではないが、まさに今好まれる、低音がちょっと強めのバランスである。
EQをCHILLに変更してみると、低音と高音が大人しくなり、耳障りのいい音になる。ENERGETICはその逆で、低域から中域を充実させ、エネルギッシュなサウンドに変貌する。JBLシグネチャは中音域がかなり整理されてドンシャリ気味なのに対して、中域に密度感のある音である。VOCALは声の音域中心となるが、サウンドが若干ラジオっぽくなる。
AIを活用してスピーカーの能力をリアルタイムで最大限に引き出すという、「AI Sound Boost」は、特にON・OFFできるようなものではなく、常時動作しているようだ。多くのBluetoothスピーカーでは、大音量を出したときにもボディの鳴きなどによる歪みを防止するために、能力のピークよりもかなりのマージンを取って出力を抑えているが、「AI Sound Boost」は音楽信号をリアルタイムに解析し、本体の能力を最大限引き出せるというのが特徴である。
実際にかなりの大音量を出しても歪むことはなく、逆に小音量にしても大きくバランスが変わらないのはユニークだ。
省電力モードとも言えるPlaytime Boostモードは、低域を抑え気味にして電力を節約するようだ。このモードの時にはEQが使用できなくなる。通常モードでも24時間保つので、音楽再生時に節約する必要はあまりないだろうが、スマホもたっぷり充電したいという場合にはこのモードが役に立つだろう。
小型でも十分な低音、「JBL Flip 7」
姉妹モデルと言ってもいい「JBL Flip 7」も、同じくカラーリングは9色ある。こちらもブラックをお借りしている。
サイズとしてはCharge 6よりも一回り小さく、全長182.5mm、高さ69.5mm、奥行き71.5mmとなっている。若干奥行きが長いが、横から見るとほぼ円柱形である。真ん中が膨らんだ感じはCharge 6より緩い。
ボディはファブリック素材で、中央にJBLロゴ、両脇にはパッシブラジエータが配置されている構造はCharge 6と同じだ。ボタン配置も同じである。
背面にはUSB Type-C端子があり、ここから本体充電を行なうが、スマホへの給電はできない。
スピーカー構成としては、45×80mmの25Wウーファー、16mm 10Wツイーターの、モノラル仕様だ。周波数特性としては60Hz~20kHzとなっている。ウーファーはJBLロゴの真後ろ、ツイーターは「J」の左側にある。
同梱のストラップベルトは片側タイプで、リリースボタンを押せば簡単に外せるようになっている。
バッテリーは17.28Whのリチウムイオン電池で、再生は最大14時間、Playtime Boostモードを使って最大16時間の再生が可能だ。充電時間は約2.5時間。
ボディ構造の1mの高さからコンクリートの床に落としても問題ないという耐衝撃性、深さ1.5mの水中に沈めて30分間は問題なしという防水性能は同じである。コントロールアプリも同じで、EQも同じだ。Bluetoothコーデックも同じ。
さてそのサウンドだが、Charge 6と比較すればいろんなスペックがだいたい半分なのだが、低音の豊かさという点ではそれほど変わらない。元々モノラルスピーカーなので、サイズによる音像幅が関係ないというところもある。
音の傾向としては、Charge 6よりも若干中音域がこもりがちで、抜けの良さでは若干落ちる。同じような音にしたければ、CUSTOMで1kHzあたりを3dBぐらい下げるといいだろう。
しかしこのサイズ感でこの低音は、びっくりする。驚きという点では、Flip 7の方が面白みがある。
複数台同時に鳴らせるAuracast
電源ボタンの横にあるAuracastボタンは、Bluetoothスピーカー連携して複数台同時に鳴らせる機能だ。JBLのスピーカーは以前からこの機能がウリになっており、過去の製品では「JBL GO 4」で同様の機能をテストしたことがある。
このボタンを押すだけで、同じ型番のスピーカーならステレオペアに、違う型番のスピーカーならモノラルペアとなり、同じ音が同時に鳴る。
今回は違う型番なので、モノラルのままで同じ音楽が同時に鳴ることになる。ボリュームは、マスター側になっている方をいじると連動するのだが、スレーブ側になっているスピーカーは独自に音量が調整できる。音量バランスが合わない場合は、スレーブ側で調整すればいいというわけである。
自宅でそれぞれを別々の部屋においてAuracastを使ってみたが、どこに移動してもモノラルで同じ音が聞こえてくるので、まるで館内放送でも聞いているような感じである。飲食店で、ステレオスピーカーを無理に端と端に設置している店舗もあるが、あれは片側チャンネルしか聞こえてこない席もあるので、変な感じがする。それならこうしたモノラルスピーカーをワイヤレスで複数台設置したほうが、顧客満足度は高いだろう。充電の手間はあるが、配線が不要なので後付で設置できるというメリットがある。
総論
気候もだんだん良くなり、アウトドアでのキャンプやらバーベキューやらもやりやすくなってきた。アウトドア仕様のBluetoothスピーカーも、そうした季節商品みたいになってきた感がある。
アウトドア向けのニーズが減らないのは、やはり外に持ち出せばそこそこ壊れるのだろう。事例を探してみると、水没や端子が壊れて充電できずといったトラブルが上位に来るようだ。
その点では、IP68防水防塵設計はかなり頼りになる。ただUSB端子にカバーがないのは、ちょっと気になる。防水性能を疑うわけではなく、砂や土が入ったのに気づかず端子を突っ込んで壊すという心配がある。ブロワーのような道具もなしに端子を掃除するのは、ちょっと難しいだろう。水洗いできたとしても、十分に乾くまでは通電できない。
それ以外には、不満のない作りだ。頑丈なので、お風呂で湯船に落としたりしてもどうにかなるという安心感がある。
なお両モデルともかなり大きな音が出せるので、浜辺やキャンプ場などで楽しむ場合は、周囲の人に迷惑にならないよう、十分にマナーを守って使用してほしい。