【初任給で買いたいゲームデバイス特集】とは?

 新生活がはじまる4月、わずかな贅沢を味わいたくなる初任給で、いつもより“ちょっといいデバイス”を探したい! という企画。「多少コストがかかってもいいから、ちょっといいものを選んでほしい」と各メーカーの担当者に伝え、そのオススメ製品を紹介する。

 4月末に初任給を受け取るという方も、そうでない方も、製品の選定の理由も合わせてぜひ今後の参考にしていただきたい。

 今回紹介するのは、SteelSeriesのオーディオ2製品「Arctis GameBuds」と「Arctis Nova Pro Wireless」、そしてキーボード「Apex Pro TKL Gen3」だ。

 SteelSeriesはゲーム周辺機器を様々に出しているが、いずれも高級路線であり、値段相応の上質なものを提供しているブランドとなる。今回のテーマでは、ゲームプレイだけでなく、「新生活において総合的に役立つ」という観点で3製品をピックアップいただいた。

ずっと使えるイヤホン「Arctis GameBuds」

「Arctis GameBuds」
発売日:2024年10月29日
価格:オープン(参考価格28,310円)

 まずイチオシとなるのが、ワイヤレスイヤホンの「Arctis GameBuds」だ。

Arctis GameBuds

 「Arctis GameBuds」は、2.4GHzとBluetooth 5.3に接続可能なワイヤレスイヤホン。競技性のあるゲームにも適したSteelSeriesらしい「プレミアムHi-Fiオーディオドライバー」を搭載しており、防塵防水、周囲の音を打ち消すアクティブノイズキャンセリング(ANC)、また周囲の音を聞くトランスペアレンシーモードなど様々な機能を搭載する。

 ポイントは、付属のUSB-Cドングルで2.4GHzをいつでも気軽に使える点。ドングルはイヤホンケースに一緒に収納できるようになっており、USB-Cポートに装着すれば、PCやPS5、Nintendo Switchなどですぐに2.4GHz接続できる。ペアリングも必要ないので、使用機器の切り替えや外出先でもすぐ利用できる。

中にイヤホンとドングルを収納できる

 また、Bluetooth接続にもイヤホンのスイッチを押すことで瞬時に切り替え可能。目的に応じて、素早く接続先を変えることができる。バッテリー駆動はイヤホン本体が10時間、ケースが30時間で、合計40時間。

 フォルムは、62,000件の耳のスキャンデータに基づいて設計。誰の耳にもすっと収まるような高いフィット感を実現しており、実際にポジティブなフィードバックをもらっているとした。

 さらに「SteelSeriesらしいもの」として、専用スマホアプリとの連携がある。「SteelSeries Arctis Companion」というアプリで、ゲームなどをプレイしながら音量の調整などが可能。また「常にアップデートし続けている」という特徴もあり、最初はイコライザーのプリセット(ゲームタイトル毎に合わせた調整)を100種類用意していたのが、記事執筆時点では238種類へと増加している。

 カラーは黒と白の2種類。特にゲーミング対応のワイヤレスイヤホンで「白はなかなかない」ということで、こちらも好評を得ているという。「ゲームに適した音質はもちろん、ANCなど欲しい機能は一通りある。防塵防水で、ドングルの取り回しもいい。フィット感もいいとなれば、普段からずっと使える。思い切って購入すれば、きっと満足できるはず」と推していただいた。

白と黒の2種類ある。特に白が好評という

ハイレゾ対応で世界に没入「Arctis Nova Pro Wireless」

「Arctis Nova Pro Wireless」
発売日:2022年9月2日
価格:オープン(参考価格56,070円)

 「Arctis GameBuds」でも普段使いなら十分すぎる性能があるが、「さらにワンランク上」を目指すならヘッドセット「Arctis Nova Pro Wireless」がオススメという。

Arctis Nova Pro Wireless

 「Arctis Nova Pro Wireless」のポイントのひとつは、ドライバーには高密度ネオジム磁石を使用し、最大40,000Hzのハイレゾに対応していること。「実際に試すと、音の重厚感や音の解像度といった部分で明らかに違いが出る。値段は倍くらい変わるが、その世界に没入するようなタイプのゲームなら体験の品質が間違いなく向上する」とした。

 「Arctis Nova Pro Wireless」には機器接続用のデバイス「Base Station」が付属し、2.4GHzで接続可能。「Base Station」は最大2つの機器を有線接続でき、接続先の切り替えもすぐに操作できる。

「Base Station」が付属。イコライザー機能もある

 「Base Station」がユニークなのは、ヘッドセット本体用のバッテリー充電器も兼ねていること。バッテリーは最初から2つ同梱されており、ヘッドセットの充電が切れた際、すぐに「Base Station」からバッテリーを取り出して交換できる。交換したバッテリーはまた「Base Station」で充電できるので、実質的に「充電切れ」という状態になることがない。

 またヘッドセットはBluetooth接続にも対応しており、2.4GHz接続と同時接続が可能となる。ゲームの音を聞いたままスマートフォンでも通話できるなど、2.4GHz接続とBluetooth接続を併用した使い方が可能となる。

 製品にはANCも搭載されているが、「そこまで強くない」ところがポイントという。「生活音程度なら消えるくらいの強さがだが、そのためホワイトノイズがない。音自体がいいので、ゆったり座ってゲームをプレイしたり、映画を見たりするのにオススメ」とのことだ。

2.4GHzとBluetooth接続を併用できる

2個のバッテリーを交換し続けることで、充電切れの心配がない

これ以上ないキーボード「Apex Pro TKL Gen3」

「Apex Pro TKL Gen3」
発売日:2024年10月29日
価格:オープン(参考価格45,530円)

 そして最後の製品となるのが、「SteelSeriesのキーボードとしてはこれ以上できることがないのでは」という「Apex Pro TKL Gen3」だ。

Apex Pro TKL Gen3

 「Apex Pro TKL Gen3」は、テンキーレスサイズ、ラピッドトリガー対応のゲーミングキーボード。同シリーズでは矢印キーもなくしたさらに小さいミニサイズもあるが、実用性の高いテンキーレスがオススメという。

 製品の特長は、ラピッドトリガーやアクチュエーションポイントなどのトレンド機能に合わせた、本体構造のアップデートにある。第3世代を意味する「Gen3」では、本体の中の消音材をぎっしり埋めることで、音の響きを大幅に抑えている。

 またスタビライザーも見直し、さらにキー1つ1つに潤滑剤処理をすることで、キーのグラつきも抑えた。キーがグラつくとラピトリやアクチュエーションポイントなどが誤作動を起こす可能性があるが、その対応をしっかりと行なっている、ということだ。

静音性やグラつきのなさがアップグレードされている

 そして「Apex Pro TKL Gen3」の性能をさらに発揮するのが、PC用ソフトの「SteelSeries GG」だ。

 「SteelSeries GG」ではキーのひとつひとつにラピッドトリガーのオンオフ、アクチュエーションポイントの深さを設定可能。また押下中のキーの周囲の作動ポイントを下げることで誤作動を防ぐ「プロテクションモード」、キー同時押しの際あとから押したキーを優先する「ラピッドタップ」など、細かく調整できる。

「SteelSeries GG」での設定画面

 またソフトの「GGクイックセット」という項目では、上記のキー設定について、対象ゲームのSteelSeries作成プリセットを使用することができる。設定をそのまま使って試してみたり、今後の設定に参考にできるという。

 「キーボード本体も使いやすいほか、SteelSeriesはソフトのアップデート頻度がかなり多い。いつの間にか機能が追加されているくらいの勢いがあり、最新トレンドへの対応もはやい。そういう意味で、なかなか『Apex Pro TKL Gen3』を超える製品は出てこないのではないか」とした。

製品はリストレスト付き



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