楽天ペイメントと楽天少額短期保険は、スマホ決済サービス「楽天ペイ」で保険商品の提供を6月を目処に開始する。

手軽に必要な保険を契約

 「楽天ペイ」での支払いなどをもとに、ユーザーの行動をAIで分析。そのときに必要と考えられる保険商品をアプリ上で提案する。

 具体的には、個別の保険商品のアイコンをタップし、数回ほどの操作で契約手続きが完了できる導線を目指す。複雑な手続きが必要な保険加入のイメージを覆し、スマホの操作だけで加入が済むシンプルさをアピールする。

 保険商品の提案にはAIを活用し、個別のユーザーのニーズにあわせる。気温が高くなる場所にいる人には熱中症保険をすすめるといったイメージで、熱中症予防グッズもあわせて提案するなどの機能が想定されている。

 既存の保険商品を提案するのではなく、新サービスにあわせた専用の保険商品が用意される。6月ごろのサービス提供を目指しており、当初は2種類ほどの保険からスタートしたのち、徐々にラインアップを拡充していく。

楽天ペイ導入店舗との連携も

 楽天少額短期保険 執行役員の岡村匡純氏は「楽天ペイを入口とするのは初めて。楽天IDを持つユーザーに直接、発信できる」と市場の拡大に期待を見せる。

 楽天ペイの提携先の店舗などと組み合わせたカスタマイズ商品の提供も視野にいれており、利用者共通のニーズを満たすような、楽天経済圏の相乗効果を活かした柔軟な商品提供を目指す。将来的には、楽天生命や楽天損保の商品についても、連携していきたいという。

 楽天ペイメントは2024年、楽天ペイを楽天グループの金融サービスの入口として強化する方針を打ち出した。すでに、楽天ペイと「楽天ポイントカード」アプリとの統合を決めており、今回新たに保険機能の追加が発表された。



フラッグシティパートナーズ海外不動産投資セミナー 【DMM FX】入金

Source link