エペイオスの「電動バスポリッシャー HM115P」

忙しい毎日の中で、家事はできるだけ効率よく済ませたいもの。特にお風呂掃除は、時間がかかるうえに重労働だ。

タイルの目地や浴槽のフチにこびりついた汚れを落とすのはひと苦労だし、どうしても中腰の姿勢になり腰に負担がかかる。天井も掃除したいが、手を上にあげて掃除していると腕がパンパンになってしまう。かといって柄のついたブラシで擦っていても、どうもうまく力が入れられず汚れが落ちている気がしない。

力を入れずに楽に掃除ができるアイテムを探していたところ、EPEIOS(エペイオス)の「電動バスポリッシャー HM115P」を使ってみた。

電動ブラシがラクとはいえ、人の手と比べて汚れがちゃんと落ちるのかは気になるはず。実際に自宅を掃除してみたのでその結果をお伝えしたい。

軽量&パワフルにリニューアル

HM115Pは2024年12月16日に発売されたコードレスタイプの電動回転ブラシ。その名の通り、先端のブラシ部分が回転してこすり洗いできるため、人の手でゴシゴシする大変さを軽減できるのがメリットだ。また、柄が伸縮するため、床など低い場所も腰を曲げたりかがまずに立ったまま掃除できる。

今回使ったエペイオスのHM115Pは、従来品(HM115)から性能が向上したリニューアル版。進化したポイントはいくつもある。まず、重さは約960gから約875gへと約9%の軽量化を実現した(延長ポール含む)。また、柄の長さの調整段階が従来の約64~114cmだったが、約40~135cmへ広がり、調整段階も8段階から11段階に増加。より無理のない姿勢で掃除できるように改善されている。

柄の長さが伸びたことで高いところに届きやすく、また腰を曲げずに床掃除がしやすくなった

さらに、ブラシの回転性能が最大28%アップ。ヘッドの角度調整は従来の2段階から3段階に増えた。防水性能もIPX3相当となり、お風呂掃除でも安心して使えるようになっている。地味なところだが、充電が専用アダプターではなくUSB-Cケーブルで行えるようになったのも使いやすいポイントだと思う。

ヘッドの角度は3段階で調整可能

アタッチメントパーツとして、掃除したい場所に応じて選べる4つのブラシ、傷つかないようにしたい繊細な場所に用いる高密度スポンジ、油汚れやタイルなどに使えるマイクロファイバークロス、ガンコな汚れを磨き落とす研磨パッドの計7種類が付属する。これらのパーツはワンタッチで交換可能だ。

先端に取り付けるパーツは7種類付いている

確かにハイパワー、振り回されないよう注意

早速使ってみよう。柄が長いため、浴室の天井や床の隅まで無理な姿勢を取らずにブラシが届く。持ち上げると重さは感じるが、ふらつくほどではない。アタッチメントパーツは角には先が細いコーナーブラシ、床にはフラットブラシを使うなど適材適所で使い分ければ効率的に掃除できる。

高いところにも無理なく届くので、普段掃除ができなかったようなところも簡単に掃除できた

定期的に掃除をしていたつもりだったが、電動バスポリッシャーをかけ終わったあとに素足で触れた浴室の床はさらりとしており、少しずつ水垢や石鹸カスなどが蓄積していたのだな、と実感できた。そして何より、いつも風呂掃除のあとは腰痛に悩まされていたが、まったく腰に痛みがないのが嬉しい。

回転性能をアップしたというだけあってパワフルだが、これにはメリット・デメリットがありそうだ。回転速度は「Low」「High」で選択できるが、「Low」でも十分すぎるほどパワーが強いので、本体がブラシの回転する方向に引っ張られてしまう。上述したように持ち上げるのにそれほど力は使わなかったが、狙ったところにブラシを当て続けるのにはそれなりの握力を必要とした。

電源ボタンを1回押すと「Low」、2回押すと「High」の2段階で切り替えられる

もちろん、パワフルな分だけ汚れも取れていく。ベランダ掃除に使ってみると、手でハンドブラシを持ってゴシゴシ擦るのと同じくらいの勢いで汚れが落ちた。広い面積全体を掃除する際はあまり力を入れず、また身長が高めの筆者でも腰を曲げずにスイスイと掃除ができた。汚れが気になるところにブラシを当て続ける際にはやはり握力を使うが、本体を持ち上げた状態で固定するのに比べれば断然楽だった。

2024年末に大掃除して以来、ほったらかしのベランダ。スニーカーを洗ったときに使った洗剤カスまで残っていた

広いスペース全体を掃除する場合は、パワフルなブラシの回転を活かして一気に掃除ができた

電動バスポリッシャーで掃除した場所だけ明らかにキレイ

この電動バスポリッシャーはポール部分を取り外して、ハンディタイプとしても使用できる。持ち手が短くなる分、ブラシのパワーに振り回されにくく扱いやすくなる。

アタッチメントパーツを研磨パッドに変えてIHコンロを掃除すると、油汚れがみるみる落ちていった。ここでブラシが暴れまわってしまうと汚れが飛び散って大変なことになるが、ちゃんと掃除したいところだけ掃除することができた。普段はスポンジやウェットティッシュなどで掃除しているが、電動バスポリッシャーの方が圧倒的に楽だ。

ポールを外して手持ちで使用すると扱いやすくなる

掃除のあとは、使ったブラシやスポンジなどを取り外して水洗いすれば良い。掃除が大変だから便利アイテムを使っているのに、そのアイテムの掃除が手間ではどうしようもない。準備と後片付けが簡単なのも良いところだと思う。

先端パーツは取り外して水洗いが可能。なお本体は防水性能を備えているとはいえ、水洗いはNG

体力を使わずに済むから掃除が楽になった

自分の手で掃除をすると体力を消耗してグッタリしてしまうが、電動バスポリッシャーを使うとその負担は半分以下に感じる。それでも仕上がりは変わらないか、それ以上にキレイになったように思う。

時短という点ではそれほど大きな差はないかもしれないが、掃除そのものが楽になるのが最大のメリットだ。そのおかげで、続けて別の場所を掃除したり、ほかの家事に取り組もうという気になってくる。エペイオスの電動バスポリッシャーがあれば、重労働な掃除も鼻歌まじりにできそうだ。



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