『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の原作者・暁佳奈さんによる小説『春夏秋冬代行者 春の舞』のアニメ化が決定した。
アニメーション制作は『進撃の巨人』や『SPY×FAMILY』を手がけてきたWIT STUDIOが担当。監督は、劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』を手がけた山本健さん。ほか主要な制作スタッフも公開された。
発表にあわせて、アニメ化決定PVとビジュアル、暁佳奈さんによるコメント、原作のイラストを手がけるスオウさんの描き下ろしイラストも解禁された。
スオウさんによる描き下ろしイラスト
暁佳奈による小説「春夏秋冬代行者」シリーズ
『春夏秋冬代行者 春の舞』は、電撃文庫にて刊行中の「春夏秋冬代行者」シリーズの第1作。
シリーズでは各巻を通し、春夏秋冬の移り変わりを司る“四季の代行者”である現人神たちと、その護衛官たちを巡る物語を展開してきた。
アニメ『春夏秋冬代行者 春の舞』は、10年間行方不明だった春の代行者・花葉雛菊(かよう ひなぎく)が、突然帰ってきたことで動き出す物語。
雛菊と、彼女を必死に探し続けていた護衛官・姫鷹(ひめだか)さくらの、春を届ける旅が描かれる。
特典A4ポスターのサンプル
アニメ化を記念して、原作の「春夏秋冬代行者」シリーズ各巻1冊の購入につき、特典のA4ポスター(全4種)を1枚プレゼントするキャンペーンが行われる。
配布は4月12日(土)以降、全国の対象書店にて順次開始。配布店舗などの詳細は、原作の公式サイトおよび公式Xを確認しよう。
アニメ『春夏秋冬代行者 春の舞』のあらすじ
“四季の代行者”。
彼らは四季の神々から与えられた特別な力を使い、各地に季節を巡らせている。
しかし春の代行者・花葉雛菊が行方不明になってから十年間、この国の季節は春だけが消え去ったまま。春の護衛官・姫鷹さくらは十年間、主を必死に探し続けていたが、ある日突然雛菊が帰ってきたことで物語は動き出す。
雛菊とさくらの、春を届ける旅が始まる。——不条理に奪われた大切な時間を取り戻すため。
——恋い焦がれ続けたあの人に想いを伝えるため。
——命に代えても守りたい “あなた” のため。これは四季をもたらす現人神とその護衛官の、喪失と再起の物語。
何度傷ついても、それでも生きると願うあなたへ贈る、祈りの物語。