木曜日, 5月 15, 2025
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日本で20万円のソニーXperia 1 VII、英国では約27万円–「価格が強気すぎる」と海外記者 – CNET Japan


 (本記事は米CNETのAndrew Lanxon記者が海外目線でXperia 1 VII解説したものです)

 ソニーの最新フラッグシップAndroidスマートフォン「Xperia 1 VII」には、最高性能プロセッサの「Snapdragon 8 Elite」や AI によるオーディオ高音質化など、ワクワクする技術がぎっしり詰まっている。とりわけ目を引くのは動画撮影まわりの新機能だ。なかでも「AI カメラワーク」と「オートフレーミング」は、スマホを見なくても安定したプロっぽい映像を撮れるという。だが、強気すぎる価格が足かせになりそうだ。

 斬新なアイデアには違いないが、この端末にはそれだけの“驚き”が大量に必要だ――というのも、価格が途方もなく高いからだ。英国での販売価格は 1399ポンド(日本円で約27万円)。これは同クラスの「iPhone 16 Pro」よりも高い。いずれもレビューで高い評価を得たモデルなので、ソニーがそこまでの大金を払わせるのは容易ではないだろう。

 (国内編集部注:日本での販売想定価格は20万5000円前後。英国では20%の付加価値税が上乗せされていることを考えても、日本より価格が大幅に高いことがわかる)

AI 動画撮影

 AI を用いた動画ツールこそ、この機種を選ぶ最大の理由になりそうだ。まだ実機で試せていないものの、ソニーの資料によれば、広角レンズと被写体追跡 AI、それに「姿勢推定技術」を組み合わせ、被写体を常にフレーム内に収めるという。

 つまり、被写体の方向へざっくりスマホを向けるだけで、あとは端末がすべてやってくれるというわけだ。スケートボードのように高速で動き回るシーンでも有効そうだが、実際にどこまで追従できるかは今後の検証次第だ。

 AIの恩恵を受けているのはカメラだけではない。ソニーによると、本機は AI アルゴリズムでストリーミングの圧縮音源をリアルタイムにアップスケールし、シリーズ最高の音質を実現したという。オーディオマニア向けに 3.5 mm 有線ジャックも備える徹底ぶりだ。

 さらに 6.5インチディスプレイには、BRAVIAテレビから継承した映像技術を投入し、色再現性を高めたとアピールしている。ただし解像度は 1080×2340ピクセルで、密度は396ppi にとどまる。「iPhone 16 Pro」の460ppiや「Galaxy S25 Ultra」の501 ppi と比べると見劣りし、この価格帯としては物足りない。それでも実際の画質は、実機を目にするまで評価を保留したい。

 そのほか、トリプルカメラ、IP68の防水防塵、5000mAhバッテリーを搭載。USB PDによる急速充電に対応する。また、セキュリティアップデートは6年間提供するとしている。これは十分な期間ではあるが、一方でより安価なサムスンやGoogleの端末は7年間を約束している。

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この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。





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