水曜日, 5月 14, 2025
ホームニューステックニュース「Bluetooth 6.1」のコア仕様が発表される、バッテリー消費削減やプライバシー強化など - GIGAZINE

「Bluetooth 6.1」のコア仕様が発表される、バッテリー消費削減やプライバシー強化など – GIGAZINE



「Bluetooth 6.1」のコア仕様が発表される、バッテリー消費削減やプライバシー強化など - GIGAZINE


Bluetooth Special Interest Group(Bluetooth SIG)が2025年5月6日(火)に「Bluetooth 6.1」のコア仕様を発表しました。今後、Bluetoothのコア仕様は半年ごとに更新される予定です。

Delivering on the bi-annual release schedule: Bluetooth® Core 6.1 is here | Bluetooth® Technology Website
https://www.bluetooth.com/blog/delivering-on-the-bi-annual-release-schedule-bluetooth-core-6-1-is-here/


Bluetooth 6.1の主な更新は「Randomized RPA」の導入です。旧来のBluetoothではアドレス変更のタイミングを手掛かりに第三者がデバイスを追跡できてしまうリスクがありました。Randomized RPAを導入することで、アドレス変更のタイミングをランダム化することが可能となり、第三者による追跡が困難になります。

また、Randomized RPAでのアドレス変更操作がコントローラーにオフロードされるため、デバイスのバッテリー持続時間が向上します。

Bluetooth 6.1のコア仕様は以下のリンク先でダウンロードできます。

Core Specification | Bluetooth® Technology Website
https://www.bluetooth.com/specifications/specs/core-specification-2/


また、コア仕様のHTML版も用意されています。

Bluetooth Core Specification
https://www.bluetooth.com/wp-content/uploads/Files/Specification/HTML/Core-61/out/en/index-en.html


なお、Bluetooth SIGはBluetoothのコア仕様リリースサイクルを「1年に2回(半年ごと)」に変更しています。Bluetooth SIGのアラン・ミショー理事長は「新たなリリースサイクルにより、開発者やメーカーはBluetoothの段階的な改善をより迅速に利用できるようになります。これにより、イノベーションが加速し、変化する市場ニーズへの対応を高速化できます」と述べています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
次世代技術「Bluetooth 6.0」のコア仕様が公開される、Appleの「探す」の精度が大幅に向上する可能性 – GIGAZINE

「Bluetooth 5」が6月16日に発表へ、通信速度4倍・範囲2倍にパワーアップ – GIGAZINE

Bluetoothの次世代音声規格「Bluetooth LE Audio」が発表される、低電力で高品質ながら複数機器での再生も可能に – GIGAZINE

Bluetooth接続はなぜ不安定なのか? – GIGAZINE

Wi-Fiの次世代規格「Wi-Fi CERTIFIED 7(Wi-Fi 7)」が正式発表、Wi-Fi 6比で通信速度は少なくとも2倍高速に – GIGAZINE

帯域幅96Gbpsの次世代規格「HDMI 2.2」と帯域幅80Gbpsの低損失超高ビットレートケーブル「DisplayPort 2.1b」が正式に発表される、「Ultra96」認証ケーブルも登場 – GIGAZINE



Source link

Views: 0

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

- Advertisment -

インモビ転職