火曜日, 5月 13, 2025
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『CONERU -DIMENSION GIRL-』レビュー・評価・感想:東京ゲームダンジョン8レポート


「アクションゲームなのに勝手に自分の技が変えられたり、アホみたいな無敵モードでマップをブチ抜きながら疾走したりできるゲームがあるらしい」

そのような噂を耳にした筆者は、南米アマゾンの奥地にあると言われる魔境・東京ゲームダンジョン8へとやって来た。このイベントを知らない人のために説明しておくと、なんかすごい感じのインディーズゲームがすごい感じにたくさん集まってくるすごいイベントだ。ちなみに会場は浜松町だ。

そんなわけで、今回プレイレポートをお届けするのはこちらのイカれたハッピー2Dアクション『CONERU -DIMENSION GIRL-』だ。極彩色のネオンカラーな画面がまぶしく、チップチューン調のメロディが気分をアゲてくれる。理屈は全然わからないが、ボタンをおすとなんかすごいことが起こったりして楽しい。

本作は、ひょんなことから異次元の女の子と融合してしまった戦闘用アンドロイドの主人公が、謎の宇宙人侵略者と戦いながらバイオレンスでデストラクションなデートを楽しむ2Dアクションだ。なに言ってるか分かんないかもしれないけど、ほんとにそういう感じなんですって!

取材・文/恵那
編集/実存


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チートみたいな超パワーで大暴れ!と思ったら女の子が気分で俺のスキルを変えていた件について

改めてこの『CONERU -DIMENSION GIRL-』というゲームについて説明すると、本作はトリッキーかつ豪快な2Dアクションゲームだ。

プレイヤーが操作する主人公、戦闘用アンドロイドのソクラテスが、不慮の事故(?)で異次元から来た女の子・こねると合体。きゃっきゃしながらスーパーパワーで大暴れするゲームだと思ってもらえば、大体は間違ってないと思う。

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雑に感想をお伝えすると、気持ちいいくらいに画面がうるさいアクションというのが筆者の所感だ。疾走感の気持ちいい無敵アクションや摩訶不思議ないろいろが飛び出すビーム、主張の激しい極彩色のアートワークやぱちぱちしたエフェクトなどなど、さまざまなものが渾然一体となって小気味良いうるささを作っている。

主人公と合体したこねるも、ダメージを受けたり攻撃したりアイテムを撮ったりするたびにコメントしたり声援を送ってくれるのでにぎやかだ。チップチューン長のBGMもゲームの騒々しさにマッチしていてかなりイイ。

ちなみに「合体した」というのは文字通りの意味で、こねるはプレイヤーであるソクラテスのボディに、ド根性ガエルよろしくぴったりくっついているのだ。理屈とか原理とか言われても知りません。なんか超次元的なパワーとかだと思います。

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(画像はSteam:CONERU -DIMENSION GIRL-より)

プレイ内容自体は2Dプラットフォーマータイプのシンプルなアクションゲームだ。プレイヤーは通常攻撃とは別に、こねるの力によって出てくる遠距離攻撃「こねるんビーム」を使用することができ、それによって平和なシンジュクシティを侵略する妙に陽気でトボけた迷惑宇宙人たちをシバいていく。

ただこの「こねるんビーム」、ビームという名前がついてはいるが別に全然ビームではない。それどころか何度か使っていると、こねるの気分で全然違うスキルに勝手に変更されてしまうというとんでもないシロモノだ。

出てくるものも多種多様で、ギリギリビームと言えなくもない顔の絵文字を打ち出すショットとか、上から剣が降ってくるやつとか、画面の占有率がデカすぎる隕石落としみたいなのとか、鉄球をぐるんぐるんぶん回すビームとかが出る。いやこれビームではないよな……?

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最初はかなり面食らったのだが、少し慣れるとなんだか楽しくなってくる。やらたと主張が激しい背景などのアートワークと合わせて、このうるささが気持ち良くなってくるのだ。なんか初めて『少林サッカー』観たときの気持ちを思い出したな。

出てくる「こねるんビーム」はどれも性能が全く違うもの。実は通常攻撃だけでは上下の敵などに対処しづらかったりすることもあって、手持ちのカードをいかに使って進んでいくのかを考えさせられる場面もある。いろいろとハチャメチャな性能の攻撃技なんだけど、イージーというわけでもない。

あと面白かったのが、ドーナツを食べてゲージを貯めることで発動する「るんるんモード」。幼稚園児が考えたんか?みたいなおおよそ知性の感じられない名称のモードなのに、これがめちゃくちゃ強くて気持ちいい。

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要するにこれって『マリオ』のスターだったり『カービィ』の無敵キャンディーみたいなものなのだが、無敵になるわ高速になるわジャンプ力も5倍くらいになるわ、おまけに通常時には壊せない壁も触れただけでブチ抜けたりするので、すごい勢いでステージを疾走できる。

通常モード時に比べてステージ上の移動速度が圧倒的なレベルまで向上するので、るんるんモードに突入した時の爽快感には絶大なものがあるのだ。

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なお、本作はすでにSteam上でも体験版を配信している。今回筆者がプレイしてきたものは新たなステージが遊べる会場限定のものだったのだが、配信版も最初のステージ+ボスまでしっかり遊べる内容になっている。興味があればストアページから確認してみると良いだろう。

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