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Nothingサブブランド「CMF」から新作イヤホン2機種登場 黒住氏が魅力を解説 – ケータイ Watch


 英Nothingは、サブブランド「CMF by Nothing」から、ワイヤレスイヤホン「CMF Buds 2」「CMF Buds 2a」を発売した。この2製品について、9日、報道陣向けにNothing Japan マネージングディレクターの黒住吉郎氏が製品を紹介した。

黒住氏

 黒住氏はまず、CMFというブランドについて説明。CMFはNothingのサブブランドとして位置づけられており、Nothingのデザイン哲学や合理的な機能を受け継ぎながら、より手に取りやすい価格帯で製品を提供することを目指している。

 ブランド名の「CMF」は、デザイン分野で用いられる「Color(色)」「Material(素材)」「Finish(仕上げ)」の頭文字に由来し、デザインへの強いこだわりを表している。同時に、Nothingと同レベルの厳しい品質基準とテストをクリアした製品であり、しっかりとした品質が担保されていることも強調した。

 今回の新製品の追加により、CMF Budsシリーズのラインアップは、既に展開されているフラッグシップモデル「Buds Pro 2」(1万1000円)に加え、ミドルレンジモデル「Buds 2」(7800円)、エントリーモデル「Buds 2a」(6000円)の3モデル構成となった。

CMF Buds 2:機能とデザインのバランスモデル

 ミドルレンジモデルにあたる「CMF Buds 2」は、ケースのダイヤル部分にトランスペアレント(透明)な素材を採用し、デザインのアクセントとなっている。このダイヤル自体に機能はないものの、回転させるとストラップホールが現れるギミックを備えている。

 黒住氏は、「普段使いに必要な機能はしっかりと備わっている」と説明。主要機能として、48dBのハイブリッドANC(アクティブノイズキャンセリング)を搭載し、広い周波数帯のノイズに対応。さらに、環境に応じてANCレベルを自動調整するアダプティブ機能も利用できる。

 音質面では、11mmのカスタムダイナミックドライバーを採用し、Diracと共同で高音質化チューニングを実施。専用アプリ「Nothing X」では、Diracによる自動音質向上機能「Dirac Opteo」も利用可能だ。また、頭の動きに追従する空間オーディオ(Spatial Audioエフェクト)にも対応する。

 バッテリー持続時間も特筆され、イヤホン単体で最大13.5時間、ケース併用で最大55時間の連続再生が可能。これはNothingのイヤホンとしては最長レベルと説明された。

 防水・防塵性能はIP55に対応。通話品質についても、両耳計6基のHDマイクと独自のClear Voice Technology 3.0、さらに風切り音低減機能を搭載し、クリアな通話が可能とした。

CMF Buds 2a:最も手に取りやすいエントリーモデル

 エントリーモデルの「CMF Buds 2a」は、CMF Budsシリーズの中で最も手に取りやすい6000円で提供。カラーはオレンジ、ライトグレー、ダークグレーの3色展開。デザインは「Buds 2」に似ているが、ケースのダイヤル部分はソリッドで光沢感のある仕上がりとなっている。こちらも回転式ストラップホールを備える。イヤホン本体は「Buds 2」と同じく、本体部分に光沢感、ステム部分にマット感を持たせた2トーンデザイン。

 「Buds 2a」にも42dBのANCを搭載。上位モデルよりは控えめながら、電車内などでのノイズ軽減には効果的と説明。外音取り込み機能も備えるが、ANCレベルを自動調整するスマート機能は非搭載。音質面では、バイオファイバー製のダイヤフラムを採用し、カスタムチューニングも実施。Diracによるチューニングも行われており、アプリで「Dirac」を選択することで自動音質向上も可能となっている。

 バッテリー持続時間は、イヤホン単体で最大8時間、ケース併用で最大35.5時間。さらに、10分間の充電で5.5時間の連続再生が可能な急速充電にも対応し、利便性の高さが強調された。防水・防塵性能はIP54に準拠。加えて、イヤホンから音を鳴らして探せる「イヤホンを探す」機能も搭載する。

 黒住氏は、CMF Budsシリーズのターゲット層について、年齢ではなく「使い方」や「嗜好性」で分けていると説明。「Buds 2a」は、文房具のように気軽に使うユーザー向け。「Buds 2」は、普段使いの中でも音楽を楽しみたい層。そして「Buds Pro 2」は、より高音質・高機能(50dB ANC、デュアルドライバー、ハイレゾ対応など)を求めるユーザー層と位置づけられている。「Buds 2」と「Buds 2a」の価格差(1800円)は、用途に応じた選択の判断材料になると話した。

 さらに今回の新製品を含め、「ear (1)」以降のすべてのNothingおよびCMFイヤホンには、OpenAIのChatGPTアプリとの統合機能が搭載されていることも説明。イヤホンをタップしてChatGPTを起動でき、「Buds 2a」のようなエントリーモデルでも同様に利用できる。

 音作りの方向性としては、中音域(ボーカル領域)をしっかりと出し、それを低音で支える点に重点を置いており、新製品ではその傾向が「Buds Pro 2」以上に明瞭になっているという。

 また、「Buds Pro 2」に搭載されているスマートダイヤル機能について、黒住氏自身もファンであり非常に使いやすいと感じている一方、「Buds 2」と「Buds 2a」ではコスト削減のため物理的なダイヤル機能を省いたとし、今後の後継機種での搭載については明言を避けつつも、継続を望む機能であると語った。

自身が愛用する「Buds Pro 2」で説明する黒住氏



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