
航空会社と米航空当局は、複数回にわたるレーダーシステムの故障を受け、ニューアーク・リバティー国際空港でのさらなる運航便数削減について話し合うため会合を予定している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
関係者らによれば、現在検討中の計画は航空会社が一定期間、ニューアーク空港での運航便数を自主的に削減するよう促す内容。関係者らは、協議が非公開だとして匿名を条件に語った。米運輸省は、向こう数週間に航空各社の幹部との協議を設定する予定だという。
9日早朝、ニューアーク空港で離着陸する航空機を誘導していた管制官が、一時的に無線通信とレーダーを失った。4月28日にもレーダーと無線通信の両方を約90秒失う障害が発生していた。いずれの事例でも負傷者や事故は報告されていない。
協議の目的の一つは、管制官不足やシステム老朽化に悩まされているフィラデルフィアの航空管制施設が対応可能な範囲まで1日当たりの運航便数を減らすことだと、関係者の1人は述べた。
原題:FAA Weighs Broad Pullback in Newark Flights Over Radar Outages(抜粋)
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