パイオニアは、カロッツェリアブランドより、ワイヤレス接続でApple CarPlayとAndroid Autoに対応したフローティングタイプの9型ディスプレイオーディオ「DMH-SF600」を5月に発売する。価格はオープン、市場想定価格は10万円前後。
ワイヤレスで自動的にCarPlayやAndroid Autoに接続できるため、使い慣れたiPhoneやAndroidスマートフォンと手軽に連携させて、さまざまなコンテンツを大画面で楽しめる。SiriやGoogleアシスタントにも対応し、音声で目的地の検索や音楽再生、ハンズフリー通話、テキストメッセージの送信などができる。
スマホから本体を操作できるアプリ「PxLink」を用意。楽曲の再生/停止やイコライザー設定、FMラジオへの切り替えなど、40種類の操作キーから、よく使うものをスマホの画面上に配置できるもので、CarPlay/Android Autoの地図画面などを表示したまま、ディスプレイオーディオの多彩な設定を操作できる。
CarPlay使用時には、本体や対応アプリを操作するショートカットキーを画面に表示する「スプリットスクリーン」を利用可能。切り替えボタンをタップするだけで簡単にモードを変更できる。
ハードキーには、ディスプレイと一体化し、指先でタッチするだけで操作できる静電タイプのフラットキーを採用した。どの画面からでもダイレクトにCarPlay/Android Auto画面に遷移できるキーを用意するなど、シンプルで使いやすいユーザーインターフェースとなっている。
サウンド面では、フルカスタム高性能48bitデュアルコアDSPなどの高音質パーツを採り入れたほか、車室内で最適な音場を創り出す「タイムアライメント」や「13バンドグラフィックイコライザー」「ネットワークモード」、圧縮音源をCDに迫る高音質で再生する「アドバンスド・サウンドレトリバー」といったオーディオ調整機能も利用可能。「手軽に臨場感のある音楽を楽しめる」という。
USBデバイスに収録された動画やハイレゾ音源のダウンサンプリング再生など、幅広いメディア/フォーマットの再生にも対応した。
本体は1DININGサイズのフローティング構造で、9型の大画面を幅広い車種(570車種)に取り付け可能。高精細なWSVGAパネルと黒色の再現性に優れた「Normally Black方式」を採用したほか、高透過率の静電容量方式タッチパネルや高輝度LEDバックライトと組み合わせることで、高画質再生を実現している。
そのほか、さまざまな対応アプリをディスプレイオーディオの画面上で楽しめる「WebLink」や、純正ステアリングリモコンに対応。バックカメラ入力やAV入力、リアモニター出力を備える。
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