金曜日, 5月 9, 2025
No menu items!
ホームニュースカルチャーニュースソニーとバンナム、ブロックチェーン企業「Gaudiy」に総額100億円を出資 - KAI-YOU

ソニーとバンナム、ブロックチェーン企業「Gaudiy」に総額100億円を出資 – KAI-YOU


ソニーグループバンダイナムコホールディングス(バンナムHD)が5月8日(木)、ブロックチェーン技術を扱うスタートアップ企業・Gaudiy(ガウディ) に対し、総額100億円を出資したことを発表した。

ソニーが70億円、バンナムが30億円を拠出するこの大型投資は、IP(知的財産)を軸に世界と繋がる新たな共創圏の形成を視野に入れている。

拡張するGaudiyの野心と「ファン国家」構想

Gaudiyは2018年設立した株式会社。NFT(非代替性トークン)やDID(分散型ID)などのブロックチェーン技術を活用し、IPごとの独自コミュニティを構築する共創型ファンプラットフォーム「Gaudiy Fanlink」を、大手エンターテインメント企業に提供している。

サンリオやバンナム関連企業との協業を経て、同社は「ファン国家」の実現を目指すという。

今回の資金は、M&Aの加速、海外拠点の整備、エンジニア採用などに充てられる方針で、すでに米国・ニューヨークにGaudiy US Inc.を設立している。

MyAnimeList×Crunchyroll──IPの“世界線”を束ねる布石

Gaudiyは両社との連携し取り組む、5つの重点分野を発表。

・日本発IPのグローバル展開
・次世代クリエイター育成
・データ利用/活用
・ブロックチェーンによる新エコシステム」
・生成AIによる新しい体験創出」

ソニー傘下のアニメストリーミングサービス「Crunchyroll」、Gaudiy傘下のアニメ/漫画のSNS「MyAnimeList」、そしてバンナムのIPを掛け合わせ、国際的なファン基盤の連動を目指すという。

バンナムの桃井信彦さんも「IP軸戦略をグローバルにつなげたい」と語っている。

講談社、集英社、ブシロードも株主に

また、今回の出資とは別に、講談社、集英社、ブシロードなどの7社も株式交換を通じてGaudiyの株主となっている。

GaudiyのCEOである石川裕也さんは「人々の熱狂を起点とした、価値の共創と分配のあり方を探る」とし、“ファン国家”の創造をビジョンに掲げている。

なお、石川裕也さんは5月8日に自身のnoteを更新。こちらでも、Gaudiyがめざす未来像や現状、その実現に向けた戦略について綴っている(外部リンク)。

ポップポータルメディア「KAI-YOU」の編集部(2013年3月15日より運営開始)。
重要性の高いニュース記事に加え、クリエイターへのインタビューや発表会、展覧会などのイベントレポート、独自の視点・切り口からのレビューやコラムなども多数配信。ポップカルチャーと現代社会が相互に影響し合う歴史を記録しながら、シーンの最先端にある新たな価値観や才能を発掘・発信している。

情報社会部門では、VRやメタバース、NFT、バーチャルYouTuberなどの新しい文化や新たなWebサービス、ガジェットをはじめ、変化するITやインターネットの世界に広く目を向け、更新され続けるインターネットリテラシーを網羅できるようなコンテンツを発信している。

フラッグシティパートナーズ海外不動産投資セミナー 【DMM FX】入金

Source link

Views: 0

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

- Advertisment -

Most Popular

Recent Comments