日本ファルコムは5月8日、『軌跡』シリーズに関して『英雄伝説 閃の軌跡III』、『英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-』、『英雄伝説 創の軌跡』3作のPS5版を8月21日に同時発売すると発表した。
『軌跡』シリーズは、PC向けに2004年にリリースされた『英雄伝説 空の軌跡 FC』からはじまる連作形式のRPGで、シリーズ累計販売本数800万本を突破。なお2025年9月19日には『英雄伝説 空の軌跡 FC』のフルリメイク版『空の軌跡 the 1st』の発売も予定している。
今回発表された『英雄伝説 閃の軌跡III(以下、閃の軌跡III)』と『英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-(以下、閃の軌跡IV)』は、『軌跡』の第三シリーズ『閃の軌跡』の3作目と4作目にあたるタイトルだ。『閃の軌跡』の舞台はゼムリア大陸西部の大国「エレボニア帝国」にて展開し、1作目の物語は、士官学校「トールズ士官学院」に主人公「リィン」が入学するシーンからはじまった。


『閃の軌跡III』は時系列が進み過去作における活躍により英雄視されているリィンが、教官として「トールズ士官学院・リーヴス第Ⅱ分校」へ赴任するシーンから開始。つづく『閃の軌跡IV』では『閃の軌跡』シリーズ完結編として、帝国全土を襲う災厄と呪いに抗う様子が描写される。
同時に発売予定の『英雄伝説 創の軌跡(以下、創の軌跡)』はシリーズ15周年作として、『英雄伝説 空の軌跡 FC』から連綿と続いてきた「西ゼムリア大陸編」の完結作に位置付けられている。50人以上にもおよぶプレイアブルキャラクターから好きなパーティーを組めるほか、『閃の軌跡』のリィン・『英雄伝説 零の軌跡』のロイドが改めて主人公として起用。本作から登場する謎の仮面男「C」を加えた、3名のシナリオが交差するストーリー構成だ。

『軌跡』シリーズのPS5対応は、『英雄伝説 創の軌跡』の次回作『英雄伝説 黎の軌跡(以下、黎の軌跡)』からスタートしており、それ以前の上記3作品はPS4・Nintendo Switch・PC向けに展開されていた。そのため今回のPS5版リリースは、新たにシリーズに触れるユーザーや再プレイを希望するファンに最適で、現在展開中の『黎の軌跡』以降のシリーズへとつづく物語をあらためて体験する絶好の機会と言えるだろう。
PS5版『英雄伝説 閃の軌跡III』、『英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-』、『英雄伝説 創の軌跡』は各パッケージ版が税込4378円、ダウンロード版が税込3630円で発売予定。
Views: 0