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9割がしているのに「自己肯定感」が激下がりしてしまう「毎日の習慣」ワースト1は? - 「謙虚な人」の作戦帳

いつも謙虚で控えめなのに、なぜか一目置かれる人がしていることとは? 世界で話題となり、日本でも20万部を超えたベストセラー『「静かな人」の戦略書』の著者、ジル・チャンが待望の新作を刊行。謙虚な人ならではの作戦を伝授する『「謙虚な人」の作戦帳――誰もが前に出たがる世界で控えめな人がうまくいく法』だ。台湾発、異例のベストセラーとなっている同書より、特別に内容の一部を公開する。

9割がしているのに「自己肯定感」が激下がりしてしまう「毎日の習慣」ワースト1は?ジル・チャン氏 Photo by Wang Kai-Yun

一日中スクリーンを見ている

 クリスティン・ミシェル・カーターが雑誌『フォーブス』で、ミレニアム世代はもっともニセモノ思考(インポスター症候群。自分を過小評価してしまう心理状態)が現れやすいグループだと語っていたが、私もまさにその世代にあたる。

 この世代は、一日中インターネットやメールを使って仕事をすることになった最初の世代で、社会に出る時期と、テクノロジー化やデジタル化が急速に進んだ時期がちょうど重なっている。

 おかげで情報不安や社会的プレッシャー、比較にさらされやすく、ほかの世代よりもニセモノ思考に陥りやすいというのだ。

 ミレニアム世代は現在、中年になっているか、中年に差しかかるころだが、若い世代でもSNSの影響は依然大きい。

「SNSを見つづける習慣」が自己不信につながる

 SNSの利用が、大学生のあいだで仲間同士の比較を強め、自己認識を変化させることを示唆する研究がある。

 バヴヤ・ミシュラとソニ・ケワラマニは、18~25歳のグループを調査し、SNSの使用頻度が高いほど、自己不信とニセモノ思考の程度も高くなることを示した。

 おそらく、SNSでシェアされる投稿のほとんどが、美しく飾り立てられた瞬間や成功体験であることも原因だろう。日常的に他人の輝かしいところばかり見ていると、自分と無意味な比較をしてしまう。

 私もSNSを開くたびに、友人の誰それがまた本を出版したとか、誰それがオンライン講義をしたとか、誰それが今週何冊本を読んだとか、誰それが自己を高める勉強をしたとかいう投稿が目に飛び込んでくる。

 一方、私ときたら、だらしない格好で家にこもり、未読のメールと格闘している。こんなので彼らに勝てるわけがない。

 また、SNSはセルフプロモーションに重点を置いている。ユーザーは一定のイメージを守らなければというプレッシャーを感じ、イメージと実際の生活との落差に、自己評価を低下させてしまう。

 ティックトックで10万人以上のフォロワーを持つアメリカのインフルエンサー、ベラ・ジェラルドは、自分の写真をネットにアップする際には、少なくとも3つのアプリで加工していることを打ち明けている。「リアルな私は、写真のなかの私に一生勝てない」と。

(本記事は、ジル・チャン著『「謙虚な人」の作戦帳』からの抜粋です)

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