Acerは、5月20日より開催されるCOMPUTEX TAIPEI 2025に先駆け、報道関係者向けのメディアラウンジを開設。モニター関連では、6K対応のクリエイター向け31.5型や、23.8型2枚構成のデュアルモニターなどを展示していた。なお、ゲーミングブランドのモニターについては別記事で紹介しているので、あわせてご覧いただきたい。
クリエイター向けのProCreatorブランドからは、31.5型6K「PE320QXT」が展示。6,016×3,384ドットと非常に高解像度なIPSパネルを採用し、色域はAdobe RGB 99%、DCI-P3 99%をカバーする。
また、ペン入力にも対応するほか、手書き入力がしやすいよう、画面を寝かせるように角度調整できる点も特徴。画面上部には800万画素Webカメラやマイクアレイも装備している。
主な仕様は、表示色数が10億7,000万色、中間色応答速度が4ms、輝度が400cd/平方m、コントラスト比が最大1億:1、視野角が上下/左右ともに178度。
インターフェイスは、HDMI 2.1 2基、DisplayPort 1.4、USB Type-C(映像入力/90W給電対応)、音声出力などを装備。2基のUSBハブも備える。
同じくProCreatorでは、有機ELパネル採用製品として、31.5型4K(3,840×2,160ドット)有機EL搭載の「PE320QK X」や16型2,880×1,800ドットモバイルモニター「PE160WU」も展示していた。
またモバイルモニター製品では、折りたためる2画面タイプの製品として、23.8型フルHD(1,920×1,080ドット)が2枚の「PD243Y E」や、15.6型フルHDが2枚の「PD163QT」を展示。
どちらも画面を内側にして折りたたむことができる設計で、背面にはキックスタンドを装備。VESAマウントも設けており、モニタースタンドを使った設置にも対応している。
🧠 編集部の感想:
Acerの新型モニターは、非常に高解像度でクリエイターに特化しており、特に色域の広さが魅力的です。折りたたみ式のデュアルモニターも実用的で、モバイル用途に最適です。これらの進化した技術は、今後の制作環境に新たな可能性をもたらしそうです。
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