水曜日, 12月 17, 2025
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マンスリーアーカイブ 5月, 2025

BE:FIRST「GRIT」先行レビュー|深化した“ヒップホップ的思考”で00年代サウンドを再解釈 – 音楽ナタリー 特集・インタビュー

BE:FIRSTのニューシングル「GRIT」が5月28日にリリースされる。 2021年のデビュー以来、勢いに乗り続けているBE:FIRST。4月には初のワールドツアーを開幕させ、新たな局面を迎えている。そんなBE:FIRSTから放たれる新曲「GRIT」は、2000年代のヒップホップサウンドを現代的に昇華したアグレッシブなナンバーだ。 音楽ナタリーでは新曲「GRIT」について、音楽ライター・高木“JET”晋一郎による先行レビューを掲載。単なるオマージュで終わらない、“ヒップホップ的な思考法”の宿るこの曲の魅力を紐解く。 文 / 高木“JET”晋一郎 BE:FIRSTのニューシングルとなる「GRIT」。この曲の冒頭のトライバルとも言えるドラムパターンと、“間”の意識されたビート、それに被る「Got The GRIT」という囁きのようなフレーズ、ミニマルなシンセの上モノ──そのシンプルな構成は、The Neptunes、ならびに2000年代初頭のヒップホップからの影響を強く感じさせるサウンドとなっている。1990年代末から2000年代前半にかけて──奇しくも、BE:FIRSTのメンバーが生まれた時代、ヒップホップには大きな地殻変動が起きていた。サンプリングを基調にし、ザラつきが加わったファットなビートによる、現在ではいわゆる「ブーンバップ」と呼ばれるサウンドがメインになっていた90年代中盤。しかし、サンプリングに対する権利意識の高まりや、機材の進化によって、新たなダンスビートが模索され、数々のチャレンジが並行して行われるようになった。とりわけ、アリーヤ「One in a Million」に代表される、プロデューサーのティンバランドが開発した細かいリズムを刻む、いわゆる「チキチキ系」と呼ばれるビートや、DMX「Ruff Ryders' Anthem」でスウィズ・ビーツが提示した、KORG社のシンセ「TRITON」の音を強調したプロダクション、またリル・ウェインらを擁するCash Money Records勢に代表されるサザンヒップホップなど、ラップとビートとの関係性、ビート自体の方向性が大きく変化し、サウンドのバラエティは飛躍的に広がっていった。 単なる00年代オマージュで終わらない「GRIT」のオリジナリティそういった変化の中で、現在のポップシーンを含めた他ジャンルに影響を与えたのが、ファレル・ウィリアムスとチャド・ヒューゴによるプロデュースチーム・The Neptunesが手がけたサウンドだ。もちろん、そのサウンド性は多岐に渡るため、一概にまとめるのは乱暴だが、そのオリジナリティを知らしめたN.O.R.E.「Superthug」や、現在でもフロア人気の高いジェイ・Z「I Just...

ゲーム理論に基づいてどのように相手を「信頼」すべきかがわかる「The Evolution of Trust」 – GIGAZINE

SNSの発展で、現代では複数の人が容易にコミュニケーションを取ることが可能になりましたが、コミュニケーションの食い違いでお互いに反発しあい、互いを信頼するどころかかえって信頼関係が損なわれてしまうことも珍しくありません。相手を信じるべきか否かを、単純なシミュレーションで学べる「The Evolution of Trust」というサイトが公開されていたので、実際にアクセスして遊んでみました。The Evolution of Trusthttps://ncase.me/trust/サイトにアクセスしたらまずは「PLAY」をクリック。 「第一次世界大戦中、平和が訪れた。1914年の西部戦線のクリスマスだった。敵国と仲良くなるなという厳命にもかかわらず、イギリスとドイツの兵士たちは塹壕(ざんごう)を出て互いに休戦し、死者を埋葬し、贈り物を交換し、ゲームをするために集まった。現代では西側諸国は何十年も平和を保っているが、私たちは信頼関係が苦手なのだ。調査によれば、過去40年間で、お互いを信頼すると答える人はますます少なくなっている。そこでパズルだ。なぜ平時でさえも、友が敵になるのか?そしてなぜ戦時下でも敵が友になるのか?私はゲーム理論が、現代にはびこる不信感を説明するのに役立つと思う。そしてどうすればそれを解決できるのか」と、1914年に実際に発生したクリスマス休戦の事例を交えてゲームのコンセプトが説明されています。続いて「let's play a game」をクリックします。 このサイトでは「信頼のゲーム」と名付けられたゲームを中心に話が進みます。ゲームの内容は2人のプレイヤーが1つの機械にコインを入れるというもので、プレイヤーはコインを1枚入れるか、ズルをして1枚も入れないかを選択できます。仮にコインを1枚入れて、相手も1枚入れた場合、お互いが3枚のコインを獲得します。一方でこちらがズルをして相手が1枚入れた場合、相手はコインを1枚失ってこちらは3枚コインを獲得。お互いにズルをした場合、どちらのコインも減りませんが、増えもしません。 お互いが1枚ずつ入れ続ければ両者とも得をしますが、自分だけズルをし続ければ自分が最終的に獲得するコインは多くなります。お互いにコミュニケーションは取れないため、相手と協力してお互いが得をするか、協力せずに自分だけが得をするか、あるいはお互いに損も得もしないかというのが選択によって別れます。さて、ここで相手がズルをすることがわかっているとします。自分はズル(CHEAT)をすべきか、協力(COOPERATE)すべきかを選択しなければなりません。今回は損をしたくないので「CHEAT」をクリックしてみます。 ルールに基づき、お互い損も得もしません。次に相手がコインを入れることがわかっているとして、ズルか協力かを選択します。今回は協力してみました。 結果的にはお互いが得をしましたが、これは相手の意思が自分に正しく伝わっていたからこそ実現できたものです。次は相手の意思がわからない状態で選択することになります。 続いて、独自の戦略を遂行する5つの異なるNPCと対戦することになります。 最初のNPCは、こちらが協力し続ければそれに乗ってくれる優しいNPCでした。 次のNPCにはズルをし続けてみましたが、うたぐり深いのか相手もズルをし続けました。 次のNPCは、こちらが何をしても必ずコインを1枚入れてくれるNPCでした。 登場するNPCは全部で5種類でした。青色の帽子:コピーキャット。まずは協力から始めて、その後はプレイヤーの行動を模倣する。紺色の帽子:常にズルをする。桃色の帽子:常に協力する。黄色の帽子:復讐者。協力から始めるが、プレイヤーが一度でもズルをするとズルし続ける。茶色の帽子:探偵。協力、ズル、協力、協力とプレイし、もしプレイヤーが2ラウンド目でズルをやり返したらコピーキャットのように行動する。プレイヤーがズルを返さないなら常にズルをする。 5つのNPCの素性が明らかになったところで、次はNPC同士が対戦するとどうなるかをシミュレートします。NPCは他のNPCと1人ずつ、10ラウンドプレイするので、最終的に誰が一番多くのコインを獲得するのかを推測してクリックします。常にズルをするNPCが強そうだったので今回は常にズルをするNPCを選んでみました。 最初のマッチはコピーキャットVS常にズル。最初のラウンドは常にズルが勝利し、その後はコピーキャットにマネされたためお互いが0コインのまま続いて最終的に常にズルが勝利です。 最終的に勝利したのはコピーキャットでした。「コピーキャットには、黄金律、互恵的利他主義などいろいろな呼び方があります。第一次世界大戦の塹壕で『平和』が生まれたのはそのためだ。同じ特定の人々と同じゲームを何度も何度もやらされるとき、コピーキャットは戦いに勝つだけでなく、戦争にも勝つのです」と表示されます。 ここまでは1つの戦略につき1人のNPCが対戦しましたが、次は1つの戦略を遂行するNPCが複数人いると考えます。まずは複数人で対戦し、最も成績の悪い5人を排除し、最も成績の良かったNPCのクローンを5人生成します。 常に協力するNPCが15人、常にズルをするNPCが5人、コピーキャットが5人だとして、最終的にどの戦略を遂行するNPCが残るのかを推理します。今回は「コピーキャット」を選択。 実際にシミュレート。常に協力するNPCは常にズルをするNPCに負け続けるので、当然ながら減っていきます。 常に協力するNPCは消滅し、コピーキャットVS常にズルをするNPCの構図になりましたが、コピーキャットは圧倒的に人数不利です。 ところが、最終的にはコピーキャットが残りました。これは、コピーキャット同士で対戦するときにコピーキャットが得点を稼ぎ続けるのに対し、常にズルをするNPCは常にズルをするNPCとの対戦で一銭も得をしないために起こります。 次は復讐者と探偵も入れた5人ずつの対戦です。 ここでも、コピーキャットが残ります。 次はコピーキャット1人VS常にズルをするNPC24人VS常に協力するNPC1人で、ラウンド数を好きに調整できます。10ラウンドだと依然としてコピーキャットが勝ち続けますが、5ラウンド以下だと常にズルをするNPCが勝ちます。 続いて報酬を好きに調整してシミュレート。ここでお互いにコインを入れたときの報酬を減らすと、コピーキャットは常にズルをするNPCに負けてしまいました。 コピーキャットは優秀ですが、致命的な欠陥があります。それは、コピーキャット同士が対戦したとき、一度でも何らかの「ミス」でコインを入れ損なった場合、終わりのない復讐の連鎖に巻き込まれることになるということです。仮に信頼のゲームではなく実生活でコピーキャットを演じた場合、このようなミスが起こり得ます。 では、コピーキャットを複数の戦略に分割したらどうなるのかを考えてみます。水色の帽子:コピーキャットのように振る舞うが、相手が2回連続でズルをした後にのみズルをし返す。緑色の帽子:協力から始め、相手が協力するなら同じことを繰り返す。ズルをするなら、前にやった行動と反対のことをする。赤色の帽子:協力とズルを半々の確率でランダムに実行する 最初は必ず協力するコピーキャットたちと、常に協力するNPC、ランダムに行動するNPCを交えて対戦。ただし、最初の行動は5%の確率で「ミス(ズル)」になります。 結果は、緑色が勝利。緑色は協力し合いますが、もし緑色がミスでズルをすればズルし続けることになり、相手をだまし続けるからです。 今度は、常に協力するNPCの代わりに常にズルをするNPCが参戦します。 結果は水色が勝利。ただし、青色のコピーキャットが完全に消滅することはありません。水色はズルに寛容で、たとえ青色がズルをしたとしても1回までは許すからです。 しかし、仮にミスの確率を好きに調整したらどうなるのかというと、0%ではコピーキャットが勝ち、1%から9%では水色が勝ち、10%から49%では常にズルをするNPCが勝つことになります。50%では誰も勝てません。「これが、ミスコミュニケーションが信頼に対する障壁となる理由です。少々のミスコミュニケーションは許しにつながりますが、度が過ぎると不信感が広まります。現代のメディア・テクノロジーは、私たちのコミュニケーションを増やすのに役立っていると同時に、私たちのミスコミュニケーションをもっと増やしていると思います」と制作者の思いがつづられています。 このゲームを通じて制作者は「ゲーム理論は、信頼の進化に必要な3つの要素を示しています。1つは相互作用の繰り返しで、信頼は関係を継続させるが、どのように信頼が築かれるのかについての知識が必要であること。1つはノンゼロサムゲーム、つまり少なくとも双方のプレーヤーが得をする可能性のあるゲーム、ウィン・ウィンになるゲームをしなければならないこと。1つはミスコミュニケーションの少なさで、ミスコミュニケーションのレベルが高すぎると信頼関係は崩壊するが、ミスコミュニケーションが少なければ、寛容になれるということです。もちろん、現実の信頼はこれ以外にも多くの影響を受けます。評判、価値観の共有、契約、文化などです。現代の私たちの問題は、人々が信頼を失っていることだけではありません、私たちの環境が信頼を築く障壁になっていることなのです。だから、信頼を進化させるために、人間関係を築き、ウィン・ウィンを見つけ、明確にコミュニケーションを取りましょう。そうすれば、私たちは互いに撃ち合うのをやめ、それぞれの塹壕から抜け出して一緒になることができるかもしれません」とのメッセージを伝えています。 この記事のタイトルとURLをコピーする 続きを見る 🧠 編集部の感想: この「The Evolution of Trust」は、信頼の重要性をゲーム理論を通じて示し、現代社会のコミュニケーションの難しさを映し出しています。協力の価値やミスコミュニケーションの影響について考えさせられ、実生活にも応用できる教訓が詰まっています。信頼を築くためには明確なコミュニケーションと共感が欠かせないことを再認識しました。

Baldur’s Gate3PSA:Orin Fightの間は見えないでください

あなたが自分自身をbeatられ、途中で傷ついたことに気づいたら バルドゥールのゲート3、それはまともな戦略のように思えるかもしれません 目に見えない、逃げて回復します。ベアリングをキャッチし、パーティーを癒し、別のラウンドに戻ることができます。これは、本当に逃げることなく戦いから逃れるための賢い方法です。少なくとも、理論的には。 続きを見る 🧠 編集部の感想: バルドゥールのゲート3のOrin Fightに関する戦略は、見えない状態で回復するという斬新なアイデアですね。戦術的に逃げることでパーティーを再生させられるのは、ゲームの深みを感じさせます。しかし、実際にはどれだけ効果的かは実践してみないとわからなそうです。

【HIGH END】マーテンからも「億超え」スピーカー登場&エステロン初のブックシェルフ「AURALIA」

世界中のオーディオメディアが集結するミュンヘン・ハイエンドは、ハイエンドオーディオメーカーにとって貴重な新製品発表の場でもある。先般、YGアコースティクス「GEMINI」の発表会の模様もレポートしたが、もう1台注目を集めていたスーパーハイエンドスピーカーが、マーテンの「Coltrane Supreme Extreme」である。 続きを見る 🧠 編集部の感想: 高級オーディオのイベントで新たに登場したスピーカーたちは、技術革新とデザインの両面で期待が高まります。マーテンの「Coltrane Supreme Extreme」は、その名にふさわしい迫力を持つことが予想されます。音楽を愛する人々にとって、これらの製品がもたらす体験は一層贅沢なものになるでしょう。

ObsidianをCMSにしたら、思ったより本格的だった話 #cloudflare – Qiita

あらすじ はじめまして、なすび(@nasubi_dev)です。 最近、Obsidian + Cursorの組み合わせが流行していますよね。 AIによる活用も斬新で面白いとは思っているのですが、Obsidianが本来とは異なった使い方がされている現状は、応援していたアーティストがネタ曲で売れてそのパターンの曲しか出さなくなったときみたいな気持ちになっています。 なので今回は個人的に最高の使い方であるAI活用ではないObsidianの使い方を共有しようと思います。 この記事では、私のポートフォリオサイト「nasubi.dev」で実装したObsidian + Cloudflare R2による本格的なCMSの仕組みについて解説します。一般的なヘッドレスCMSとは異なる構成で、高いパフォーマンスと優れた執筆体験を両立させました。この記事で解説するコードは以下のリポジトリで公開しています。 GitHub - nasubi-dev/portfoilo-v2 最終的にこのようなサイトを作成することができます。 この記事を読むと得られるもの Obsidianの新たな可能性 限度はあるが0円で使えるCMSの構築方法 効率的な執筆ワークフローの構築方法 オールインワンの執筆環境の設計思想 逆に得られないもの Obsidianのインストール方法 拡張機能のインストール方法 大規模チーム向けのCMS設計 予約投稿などの高度な機能の実装方法 参考になるサイト:Obsidianを使って生産性を高める #新人プログラマ応援 - Qiita 採用するメリット コストがかからない(R2の無料枠で十分運用可能) 管理が容易(一元化されたインターフェースですべて完結) 自動でコンテンツ管理、デプロイまで可能 執筆だけにフォーカスできる環境 AstroやCloudflareなどのエコシステムの恩恵を受けられる オフライン環境でも執筆作業が可能 メディア(画像・動画)のシームレスな管理 学習コストが低い(特にmarkdownに慣れた開発者にとって) 独自の拡張性(プラグインやスクリプトで機能追加可能) 構成図 比較としてmicroCMSを挙げてみました。 Astroのcontent/フォルダをObsidianのVaultに指定することでmicroCMSの管理画面をObsidianで代用しています。 microCMSの技術構成 引用: https://qiita.com/official-columns/topics/microcms/#CMS 私のポートフォリオ(nasubi.dev) Obsidian + R2をCMSとして選んだ理由 そもそも、なぜObsidian + R2をCMSとして選定した背景には、開発者として直面する悩みに「効率的なコンテンツ管理システムの選択」があると思います。特にブログやポートフォリオサイトを運営する際、markdown形式でコンテンツを作成しながらも、メディアファイルの管理や公開プロセスを効率化したいというニーズがあります。 markdown内に画像を挿入したい場合、リポジトリのpublic/に大量の画像や動画を置くのもナンセンスですよね(GitHubが可哀想)。だからといってmicroCMSなどのヘッドレスCMSを使おうにも有料プランでないと動画が置けなかったりと不便です。リッチテキストエディタはエンジニアとって不要ですし。 1. スケーラビリティとコスト効率 無制限のコンテンツ管理: ストレージの容量が許す限り、膨大な量のコンテンツを管理できます。 Cloudflare R2の無料枠: 10GBの保存容量と、個人ブログ執筆程度なら事実上無制限の書き込み操作が可能。 エグレス料金なし: R2はエグレス料金が無料であるため、画像が多いブログでも追加コストを気にせず運用できます。 2. 直感的な執筆体験 リアルタイムプレビュー: Hugoのようにローカルホストを立てることなく、オフラインでも編集しながらレンダリング結果とほぼ同一の内容をObsidian上で確認できるため、執筆の効率が大幅に向上します。 WikiLink記法でのメディア管理:...

React Tokyo ミートアップ #5 イベントレポート

こんにちは、東京を中心に活動するReact開発者のコミュニティ、React Tokyo 運営サポーターのジャックです!2025年5月16日(金)に開催された「React Tokyo ミートアップ #5」にスタッフとして参加してきましたので、そのレポートをお届けします。 https://react-tokyo.connpass.com/event/351942/ イベントの概要 React Tokyo ミートアップは、React Tokyoコミュニティにご参加いただいている方々の親交を深め、Discord(オンライン)上でも活発な交流ができるような土壌作りを目的としたオフラインイベントです。 メンバー同士の交流がメインのイベントとなっており、毎回決まるテーマに沿って行うグループワークや、交流会を行います。Reactに関するLTも行われます! 今回は5度目の開催で、参加者は約40名でした。 今回は4社のスポンサー様からのさまざまなノベルティも配布されました。 株式会社キッカケクリエイション様 株式会社Rebase様 Dress Code 株式会社様 株式会社カケハシ様 イベントの様子 スポンサートーク まずはじめに、会場スポンサーである株式会社マイベスト様より会社紹介がありました。 AIやReactのモダンな技術への移行も積極的に行なっておりエンジニアも採用中とのことなので、興味ある方は株式会社マイベストのHPをチェックしてみてください。 メイントーク: ふるしょうさん DRESS CODE 株式会社で働くふるしょうさんから、複数の国に対応するためさまざまな多言語の対応の方法や複雑な状態管理をどのように行なっているのかをテーマにお話しいただきました。多言語対応について、ただテキストの変更を行うだけではなく、日付や通貨、各国の状況に応じて必須・任意の項目を出し分けているのには驚きました。 グループワーク 参加者がグループに分かれてディスカッションを行う時間も設けられました。今回のテーマは「好きなReactの機能、最近気になっている機能はなに?」でした。React...

オマキザルによる「赤ちゃんザルの誘拐」が流行中!目的は何?

中米パナマの離島で「誘拐」が流行し始めているようです。 独マックス・プランク動物行動研究所(MPI-AB)はこのほど、パナマ領のヒカロン島に暮らすノドジロオマキザルのオスの間で、ホエザルという他種の赤ちゃんを誘拐する謎の行動が広まっていることを発見しました。 ノドジロオマキザルのオスたちは、赤ちゃんを傷つけたり、弄んだりすることはなく、ただ背中の上に乗せて運び続けるだけだという。 しかしホエザルの赤ちゃんの方は、母親の母乳が飲めないために、ほぼ必ず死んでしまっていました。 さらに調査を進めると、赤ちゃんザルの誘拐を最初に始めたオスザルが特定され、チームは彼を「ジョーカー」と呼んでいます。 なぜノドジロオマキザルは「誘拐」を始めたのでしょうか? 研究の詳細は2025年5月19日付で科学雑誌『Current Biology』に掲載されました。 目次 赤ちゃんザルの「誘拐」が流行と化すオマキザルたちが「誘拐」を始めた理由とは? 赤ちゃんザルの「誘拐」が流行と化す ヒカロン島に生息する「ノドジロオマキザル(学名:Cebus imitator)」(以下、オマキザルと表記)は、石器を使う独自の文化で知られており、研究者たちは2017年から島内に設置したカメラを通じてこのユニークな行動を観察してきました。 そんな中、研究主任で博士課程のゾーイ・ゴールドスボロウ(Zoë Goldsborough)氏は2022年に、過去5年間の映像データを調べていたところ、異様な光景を発見したのです。 それはオマキザルのオスが「ホエザル(学名:Alouatta)」という別種のサルの赤ちゃんを背中に乗せて運んでいる場面でした。 「あまりにも奇妙だったので、すぐに指導教員のオフィスに駆け込んで『これは何ですか?』と尋ねました」と、同氏は話しています。 指導教員も「これは極めてまれな行動だ」と考えて、本格的な調査に乗り出しました。 チームは同時期に島中のカメラで収集された大量の画像および映像データを精査。 すると、オマキザルがホエザルの赤ちゃんを運んでいるケースが他に4件特定されました。 そして驚くべきことに、赤ちゃんを運んでいたオマキザルはすべて同一の若いオスだったのです。 そこでチームはそのオス個体を「ジョーカー(Joker)」と名付けました。 ゴールドスボロウ氏は「最初は“養子縁組”かと思いました」と話します。 他種の赤ちゃんを育てる例は、動物界にもいくつか前例があり、2006年には、オマキザルのペアがマーモセットの赤ちゃんを育て上げた事例がありました。 しかし、この解釈には問題があります。 動物の養子縁組は基本的にメスによって行われるものであり、これは赤ちゃんの世話を学ぶためだと考えられているのです。 ところがジョーカーはオスであるにも関わらず、ホエザルの赤ちゃんを頻繁に誘拐する奇妙な行動を見せました。 その後、謎の誘拐行動は一時的に途絶えたかに見えました。 ところがある日、驚くべき光景をチームは目の当たりにすることになります。 ジョーカーの件から約5カ月後に、ホエザルの赤ちゃんを背中に乗せて運んでいるオマキザルが4頭も見つかったのです。 彼らは別々の個体であり、ジョーカーの行動が他の仲間たちにも広まっていることが明らかになりました。 それから15カ月間にわたり、ジョーカーを含む5頭のオスザルたちは、合計11頭のホエザルの赤ちゃんを、それぞれ最長9日間にわたって運んでいる様子が確認されています。 ジョーカーが始めた誘拐が一種の”流行”となっていたのです。 ただ彼らは赤ちゃんを手荒く弄んだり、傷つけたり、食べたりすることはなく、ただ背中に乗せて運ぶだけでした。 しかし赤ちゃんザルの方は、母親から引き離されて母乳が飲めないので、数日後にはほぼ必ず命を落としていたようです。 なぜジョーカーたちは特に利益もなさそうな「誘拐」をしていたのでしょうか? オマキザルたちが「誘拐」を始めた理由とは? 今回の発見は、オマキザルが他種の赤ちゃんを繰り返し誘拐・運搬するという「社会的流行」を記録した世界初のケースだといいます。 ただ詳細に観察を進めても、オマキザルのオスたちに誘拐するメリットは何もないように見えました。 しかしゴールドスボロウ氏らは、ある一つの感情から誘拐が始まったのではないかと推測しています。 それは「退屈」です。 最初に言いましたように、ヒカロン島のオマキザルは、ナッツや貝などの硬い食べ物を割るために石器を使うという独自の文化を発達させています。 ただ興味深いのは、ヒカロン島で道具を使うオマキザルはオスだけであるという点です。 実はオマキザルのオスたちが道具の使用を発明したのも「退屈な島暮らしが要因である可能性」が指摘されていました。 同チームのマーガレット・クルーフット(Margaret Crofoot)氏はこう指摘します。 「ヒカロン島は、オマキザルのオスにとって生きることが非常に容易な環境です。 天敵もおらず、競争相手も少ない。だから彼らには時間があり、やることがないのです。 この贅沢な環境が、社会性の高い彼らにとって新しい行動を生み出す舞台となったのでしょう」 つまり、退屈な生活環境の中で暇つぶしのために石を弄んでいたら、それが道具として使えることに気付いたというわけです。 そして今回の誘拐も同じく、退屈しのぎの遊びとしてホエザルの赤ちゃんを誘拐し始めた可能性があるといいます。 本研究での固定カメラでの調査期間は2022年1月から2023年7月までであり、それ以降もこの“流行”が続いているかどうかはわかりません。 しかし、もしこの行動が他のオマキザルの群れにも拡がり、ホエザルの赤ちゃんの誘拐が増加すれば、ヒカロン島のホエザルを絶滅に追いやる危険性もあります。 チームは誘拐行動が一時の流行として早くなくなることを願いつつ、オマキザルとホエザルの生態調査を継続していく予定です。 全ての画像を見る参考文献Capuchin monkeys caught abducting baby howlershttps://www.ab.mpg.de/677569/news_publication_24686977_transferredBored Capuchin Monkeys Are Kidnapping Howler Babies in Weird New ‘Trend’https://www.sciencealert.com/bizarre-fad-of-monkeys-stealing-infants-witnessed-for-first-time元論文Rise and spread of...
00:01:11

日産が神奈川県の二つの工場閉鎖案検討へ… 「憶測に基づくもので当社から発表した情報ではありません」

日産自動車が神奈川県にある二つの工場を含めた閉鎖案を検討していることが分かりました。 関係者によりますと、日産が閉鎖する計画案として日本の国内の工場で検討しているのは神奈川県横須賀市にある追浜工場と平塚市にある子会社の日産車体の湘南工場です。 日産は今週行われた決算会見で2027年度までに、グループ全体で従業員の2万人の削減に加え、国内外の車両の生産工場を、2027年度までに17から10に減らすことを明らかにしていました。 日産は「一部の工場の閉鎖に関する報道がありましたが、憶測に基づくもので当社から発表した情報ではありません」とコメントしています。 FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/

万博で「虫が大量発生」、新たな騒動が波紋「これは嫌すぎる」…目撃者嘆き「対策してほしい」

【動画】【写真】●●キャプション●● 続きをみる 編集部の感想: 万博での虫の大量発生は、来場者にとって非常に不快な経験ですね。特に家族連れや子供たちにとっては、快適な環境が損なわれかねません。早急な対策が求められる中で、主催者の対応が注目されます。
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