パブリッシャーのKepler Interactiveは4月24日、Sandfall Interactiveが手がける『Clair Obscur: Expedition 33』を発売。5月1日には、本作の攻略に関するアドバイスが公式Xアカウントからポストされた。ところが、攻略情報自体は至極真っ当なものである本ポストに対し一部ユーザーからの“逆アドバイス”が集まり、公式もそれを認めるという奇妙な現象が起き、注目を集めている。
『Clair Obscur: Expedition 33』は、アクション要素を取り入れたターン制RPGだ。本作の世界では、ペイントレスと呼ばれる存在が人々を脅かしていた。ペイントレスは年に1度目を覚まし呪いの数字をモノリスに刻み、描かれた年齢の人々は煙となって消えてしまう。ペイントレスの描く呪いの数字は年々ひとつずつ小さくなるため、人類は滅びを待つ状況にあった。「33」の数字が描かれる年、主人公たち第33遠征隊は死のサイクルを止めるため、ペイントレスを倒す旅に向かう。
https://www.youtube.com/watch?v=u3RyV4Nt8FQ
本作はまたたく間に売上が100万本を突破するなど大きな話題となり(関連記事)、日本国内でも注目を浴びている。ベル・エポックのフランスをモチーフとする残酷ながらも幻想的な世界観やグラフィックもさることながら、ターン制のバトルにリアルタイムのアクション要素を加えたバトルシステムも本作の特徴だ。たとえば、相手の攻撃にあわせて回避やパリィを成功させればダメージを受けずに済むほか、反撃のきっかけにすることも可能となる。
特にパリィは、回避よりも難易度が高い代わりに得られるリターンも大きい。回避が基本的にただ相手の攻撃を無効化するだけなのに対し、パリィに成功すれば反撃のダメージに加えてスキルの使用に必要なAPを増加させることができるためだ。その分回避よりも入力のタイミングがシビアとなっている。防御手段として、よりハイリスクハイリターンなシステムという位置づけになっている。
Remember, you can always practice your parries by dodging first, and learning the enemy moves....