金曜日, 12月 19, 2025
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マンスリーアーカイブ 5月, 2025

「秋が来るとき」フランソワ・オゾンが“不穏な祖母”の誕生経緯語る

映画「秋が来るとき」より、監督を務めたフランソワ・オゾンのインタビューコメントが到着。メイキング写真も公開された。 本作はフランス・ブルゴーニュの田舎で一人暮らしをする80歳のミシェルを主人公とする“人生ドラマ”。彼女が秋の休暇を利用して訪れた娘と孫に振る舞ったキノコ料理が引き金となり、それぞれの過去が浮き彫りになっていく。“ある秘密”を守り抜くことを決意するミシェルをエレーヌ・ヴァンサンが演じ、ミシェルの親友マリー=クロードにジョジアーヌ・バラスコ、マリー=クロードの息子にピエール・ロタンが扮した。 解禁されたメイキング写真には、オゾン、ヴァンサン、バラスコがキノコを囲んで話し合う姿が。物語の鍵となるこのキノコは、オゾンが幼少期の思い出から着想を得たそう。「子供の頃、叔母が自ら摘んできたキノコを料理して振る舞ったのですが、その晩、彼女以外の家族全員がひどく体調を崩しました。叔母だけが無事だったのは、彼女がその料理を口にしていなかったからです。この出来事に私は強く惹かれました。そして、あれほど優しくて思いやりのある叔母が、もしかしたら家族全員を毒殺しようとしていたのではないかと疑いました」と回想する。そして「野生のキノコを料理するとき、私たちは多かれ少なかれ無意識のうちに、誰かを排除しようとしているのではないか? その問いから出発し、一見すると理想的な優しい祖母に見えながら、実は見た目以上に不穏な一面を持つ人物を生み出しました」と語った。 ミシェルとマリー=クロードの話題になるとオゾンは「この“友情”と“姉妹のような絆”というテーマは『私がやりました』にも見られました。あちらは若い女性2人が互いに助け合う物語でしたが、今回はかつて同じ仕事、過去を共有してきた年齢を重ねた2人の女性です。私は、彼女たちがシンプルな時間をともに過ごすことの喜びを映し出したかったのです」と述懐。そして「ミシェルとマリー=クロードはまるで姉妹のようですが、明らかにどちらかがより多くの苦しみを背負っています。マリー=クロードはミシェルのような強さも、罪悪感の欠如も持ち合わせていません。彼女は現実をどう受け止めればいいのかわからず、それがまるで胃に重くのしかかるようです。彼女は息子の苦境を自分の責任だと感じ、母親としてどこで間違えたのかと自問します。一方でミシェルは『私たちはできる限りのことをしたわ』とあっさりとした口調で語ります」と伝えた。 本作でオゾンが目指したのはシンプルで穏やかな演出だという。「しかしその中に、登場人物たちが『正しさ』と『過ち』のはざまで抱える複雑な道徳的ジレンマ、そこから生まれる緊張感とサスペンスを織り交ぜました」と明かし、「何よりも、私はある年齢を超えた女優たちを映し出したいと考えていました。彼女たちの皺にこそ、人生経験と時の流れの美しさが宿っているからです。私は、高齢者が社会やスクリーンからあまりにも早く姿を消していく現状にがくぜんとしています。だからこそ本作では70代、80代の女優たちを起用しました。彼女たちは自らの年齢を誇りに思い、飾ることなく受け入れています。本作の撮影中は、よく『まぼろし』の撮影前を思い出しました。当時、主演のシャーロット・ランプリングはまだ50歳だったにもかかわらず、誰もが口をそろえて『彼女はもう歳を取りすぎている、誰も興味を持たない』と言っていたのです」と振り返った。 さらにオゾンは「私は、高齢化に伴う課題とスリラー要素を組み合わせたかったのです。作中では多くのことが明言されず、あるいは意図的に観客の想像に委ねられています。そうすることで、観る人それぞれが自分なりの物語を作り、登場人物の行動を独自に解釈できるようになっています。特にミシェルと、マリー=クロードの息子であるヴァンサンについてはそうです。ヴァンサンは刑務所を出たばかりで、『若い頃ちょっとしたトラブルを起こした』ことしかわかっていません。時として人生は意図せずに私たちのもっとも暗く深い願望を叶えてしまうことがあります。私たちは高齢者を聖人化し、理想化しがちですが、彼らもまた複雑な人生を生きてきた存在なのです」とコメント。「この映画を通じて観客に問いかけたいのは、もし身近な人が許せない行為をした疑いをかけられたとして、それを証明する確固たる証拠がなかったとしたら自分はどう振る舞うのか?その人を守るためにどこまで行動するのか?ということです。こうした問いは現在の政治的・社会的混乱を踏まえると、特に現代において切実な意味を持つように感じられます」と口にした。「秋が来るとき」は5月30日より東京・新宿ピカデリー、TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。 この記事の画像・動画(全12件) ...

「呪術廻戦 ファントムパレード」,配信1.5周年を記念したキービジュアルや特設サイトが公開に。イベントやガチャ情報も掲載

 サムザップは本日(2025年5月18日),ゲーム「呪術廻戦 ファントムパレード」の配信1.5周年を記念したキービジュアルならびに,特設サイトを公開した。 「呪術廻戦 ファントムパレード」1.5周年特設サイト  今回のキービジュアルは,呪術高専時代の五条 悟,夏油 傑,家入硝子,七海建人,灰原 雄が花火をしている様子を描いたものとなっている。なお,本イラストは,5月21日にスタートする「1.5th アニバーサリーキャンペーン」にて,SSR廻想残滓「青い春、灯る花火」としてプレゼントされるとのこと。 さらに,新たなストーリーイベント「青と百の怪異」が5月21日15:00から6月19日14:59まで開催される。 また,「呪術廻戦 懐玉・玉折」ガチャの開催も決定した。5月21日15:00にスタートする第1弾ではSSRキャラクター「五条悟」とSSR廻想残滓「終わりたくない夏の日」が,5月30日15:00にスタートする第2弾ではSSRキャラクター「家入硝子」とSSR廻想残滓「恒例のゲームセンター」が,それぞれピックアップされる。終了日時はいずれも7月3日14:59だ。 SSRキャラクター「五条悟」 SSRキャラクター 「家入硝子」 SSR廻想残滓「終わりたくない夏の日」 ...

『Alternative Alliance Alpha』“生きる強化服”と終末世界を探索するゆるふわSFアドベンチャー。2025年にSteamで発売

 Dear Done Deadは、PC(Steam)向けゲーム『Alternative Alliance Alpha』を2025年に発売する。体験版が近日公開予定。広告※Steamストアページは5月23日に公開。 同作は、遠未来を舞台にした短編・ゆるふわSFポストアポカリプス系短編アドベンチャーゲーム。プレイヤーは生きる強化服アーマリオンとともに、砂嵐や混成獣と呼ばれる化け物が存在するコロニーの外を探索する。 探索では危険と引き換えに貴重な資源を収集可能。また、資源を収集する中で、ほかのコロニーの人々との出会いや新たな発見もあるのだという。.css-vubbuv{-webkit-user-select:none;-moz-user-select:none;-ms-user-select:none;user-select:none;width:1em;height:1em;display:inline-block;fill:currentColor;-webkit-flex-shrink:0;-ms-flex-negative:0;flex-shrink:0;-webkit-transition:fill 200ms cubic-bezier(0.4, 0, 0.2, 1) 0ms;transition:fill 200ms cubic-bezier(0.4, 0, 0.2, 1) 0ms;font-size:1.5rem;}マウスコンピューターでゲーミングPCを購入.css-vubbuv{-webkit-user-select:none;-moz-user-select:none;-ms-user-select:none;user-select:none;width:1em;height:1em;display:inline-block;fill:currentColor;-webkit-flex-shrink:0;-ms-flex-negative:0;flex-shrink:0;-webkit-transition:fill 200ms cubic-bezier(0.4, 0, 0.2, 1) 0ms;transition:fill 200ms...

「崩壊:スターレイル」LIVE2025プレミアム上映会レポート。シネマスクリーンと音響設備で2度目も楽しめる上映会に

 HoYoverseは、5月17日に「崩壊:スターレイル」の2周年記念コンサートを映画館で特別上映する「2025スターレイルLIVE上映会」を実施した。本上映会は5月3日に中国・上海で開催されたライブコンサート「2025スターレイルLIVE」の映像を、映画館で楽しむことができる上映会だ。この上映会の映像は「崩壊:スターレイル」公式YouTubeチャンネルで既に配信されている内容と同じものになっている。  また、「プレミアム上映会場」とされている池袋HUMAXシネマズ(東京)、なんばパークスシネマ(大阪)の2拠点では、入場者特典として記念ポスターと記念チケットのほかに、ペンライトやアクリルスタンドなどのイベントグッズがプレゼントとして配布されていた。  取材にあたって映画館ということもあり録音や撮影はできず、上映会の最後のみ撮影可能なタイミングの写真とグッズ写真、これに加えてコンサート映像のスクショを交えながら会場の様子を感想ベースでお届けしていきたい。 【「スターレイルLIVE2025」公式録画完全版】https://www.youtube.com/watch?v=whN8pnhIFuI映画館で記念ライブの2周目を楽しめるという贅沢!  プレミアム上映会場では最初に触れた通り、入場者特典として特製のペンライトがプレゼントされる。上映中は来場者が映像に合わせて、プレゼントされたペンライトを自由に振ることができた。形式としては“応援上映”に近いというわけなのだが、訓練された会場のナナシビトたちは、基本的に声を上げることもなく、スクリーンのライブ映像に集中している様子だった。  会場には上映30分前から入場できるが、筆者が取材に訪れたおよそ1時間近く前から既に人だかりができていた。お目当ての特典を受け取り、ロビーの付近で友人同士グッズを確認していたり、持参してきた推しぬいと写真を撮影していたり、2周年を迎えた「崩壊:スターレイル」の盛況ぶりが感じられた。  上映会が始まると、パムの車掌アナウンスが場内に鳴り響く。短いながら、今回のオフライン上映会のために録り下ろしたと思われるボイスになっていた。最初の楽曲「スターレイル」が始まると、楽曲に合わせてペンライトの光が次々と揺れ始める。既に場内の空気は出来上がっていて、ナナシビトたちの一体感を感じ取れる。  楽曲はそのままヘルタをモチーフとした「宇宙天才伝説」へ。楽団の指揮者が途中で、ライブスクリーンに映ったマダム・ヘルタから指揮者のクビ宣告を受けて、その後の指揮をマダム・ヘルタがそのまま引き継ぐユニークな演出だ。映画館の音響効果もあり、強制連行されていく指揮者の悲鳴も余計に響く。ちょっと面白い。  次の楽曲は乱破のキャラクターPVで採用されていたReolさんによる「不乱不和」だ。ペンライトの色が赤に染まっていく。やはり映画館の音響だとかなり迫力がある。ただ、演出効果の関係で場内スクリーンが激しく点滅していたため、人によっては少々刺激が強かったかもしれない。その後はアルジェンティ、ブートヒル楽曲へ続き、カフカの「ドラマティック・アイロニー」だ。ペンライトには紫と赤を同時点灯するモードがあり、これを使う来場者が多かった。  「ドラマティック・アイロニー」は、パッヘルベルの「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」(カノン)から始まり、ヴィヴァルディの「四季」より「冬」へと繋がるクラシック音楽アレンジ。カフカのトレードマークになっている蜘蛛をイメージするかのように、ライブ会場はレーザー光で蜘蛛の巣が演出されるというものだが、こちらも中々に見応えがある。  その後はピノコニー編を中心とした楽曲が続き、「WHITE NIGHT」、「翼の生えた希望」では、まるでミュージシャンのコンサートをライブビューイングしているかのような臨場感があった。「不乱不和」もそうだが、ボーカル楽曲を映画館の設備越しで見聞していると、プレーヤーとしては「いつかは生で聴きたいなぁ……」と、思っていたり。いつか日本でも「スターレイルLIVE」のコンサートを実施してくれたりはしないだろうか。 ...

デル・テクノロジーズ、「Dell PowerFlex」とNutanixの統合ソリューションを提供 – クラウド Watch

 米Dell Technologies(以下、デル・テクノロジーズ)と米Nutanixは現地時間4月30日、「Dell PowerFlex」とNutanixの統合ソリューション「Dell PowerFlex with Nutanix Cloud Platform」の一般提供を開始したと発表した。Dell PowerFlexは、Nutanix Cloud Platformと統合された初の外付けストレージになるという。  デル・テクノロジーズとNutanixでは、このパワフルな組み合わせは、デル・テクノロジーズの拡張性に優れたハイパフォーマンスなストレージシステムと、Nutanixのソフトウェアデファインドアーキテクチャーのインテリジェントでシンプルな環境を統合したものだと説明。これにより、ITのモダナイゼーションを促進し、運用効率を高め、ストレージとインフラ管理を簡素化するように設計・構築された堅牢なソリューションを提供するとしている。  PowerFlex with Nutanix Cloud Platformは、PowerFlexの拡張性とパフォーマンスを、Nutanixの実証済みのハイパーバイザー、ディザスターリカバリー(DR)、ネットワークセキュリティと統合して提供する。Nutanix Cloud Platformとの緊密な統合に伴い、PowerFlexによるNutanix AHVのサポートも拡張され、エンタープライズ企業の多様なニーズを満たす柔軟なハイパーバイザーオプションを提供する。...

Forté Ears、BA×静電×骨伝導ドライバの最上級イヤフォン「MACBETH」 – AV Watch

オリオラスジャパンは、シンガポール発のイヤフォンブランド「Forté Ears(フォルテ・イヤーズ)」の取り扱いを開始。第一弾製品として、11マルチドライバー構成のフラッグシップモデル「MACBETH」を16日より発売する。価格は629,200円。 独自音響技術「ARC」、独自回路「FCR」、専用超低域ドライバー「Diablo」を含む3種11基のドライバーを搭載。さらに、希少なヴィンテージ部品を融合し、音楽が持つドラマティックで感情豊かな響きを実現するというイヤフォン。 パッケージやデザイン、サウンドチューニングには、王座を巡る陰謀と運命のうねりが交錯するヴェルディ『マクベス』の劇的な舞台美と深い陰影を想起させる世界観を表現した。 BA×5、静電型(EST)×4、骨伝導(BC)×2という全11ドライバー構成。デュアル骨伝導をベースに、荘厳で調和のとれた没入感のあるステージングを目指した。 音響工学の原理を駆使した独自設計の音響共鳴技術「Acoustic Resonance Chamber(ARC)」を搭載。 コアドライバーがチャンバーと相互作用することで、音響ポテンシャルを引き出し、倍音振動のための空間を作り出すよう設計。これにより、没入感がありながらも音源に忠実なサウンドを実現。各ドライバーが生み出す振動を適切に共鳴させることで、音に豊かな倍音や自然な響きを付加し、音楽の表現力を飛躍的に向上させるという。 すべてのドライバーを高精度に制御する独自開発のクロスオーバー回路「Forte Circuitry Relay(FCR)」を搭載。各ドライバーの特性を最適化し、弱点を補い、長所を増幅することで、全周波数帯域にわたって調和のとれたサウンドプロファイルを生成。 また全体を統合するFCRは抵抗器やインダクタなどのコンポーネントを緻密に配置し、各ドライバーの動作を刺激、または抑制する回路を綿密に構成。このアプローチにより、当社のIEMに搭載されたすべてのドライバーが正確な目的を果たし、全体的なサウンドプロファイルに貢献。ヴィンテージ部品とコアドライバーを組み合わせることでも、中音域と音色の再現性において有機的でリアルな音像に寄与しているという。 Forté...

【人生初の電動シェーバー】Amazonベストセラー1位「ブラウンの電動シェーバー」を使ってみた / レビュー数約3500件で評価は驚異の4.0!

通勤途中のサラリーマンに声をかけて、新しい電動シェーバーを試してもらうCM「ブラウン モーニングレポート」を子供の頃に見ていた私は、大人になったら電動シェーバーを使うものだと思っていた。 CMではサラリーマンが「朝剃って 続きを見る 🧠 編集部の感想: ブラウンの電動シェーバーがAmazonで人気を集めているのは納得です。実際に使ってみると、その使いやすさと効果に感心しました。CMの印象が強く、サラリーマンたちの日常に寄り添った商品だと感じます。

『青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない』7/5放送決定、第2弾PVでEDテーマの一部解禁 |

2025-05-18 21:30 累計発行部数300万部突破の鴨志田一の人気小説“青春ブタ野郎”シリーズ。本日実施された、『アニメ「青ブタ」大学生編開幕特番』にて、数々の最新情報が発表となりました。 TVアニメ『青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない』は、2025年7月5日(土)23時30分よりTOKYO MX、BS11ほかにて放送決定! 第2弾PVも解禁。EDテーマは広川卯月、赤城郁実、姫路紗良、霧島透子が歌う「水平線は僕の古傷」に決定しました。第2弾キービジュアルも公開されています。 ▲第2弾キービジュアル解禁! 配られたのは、思春期症候群(プレゼント) 大学生となった桜島麻衣、その背後にはミニスカサンタが…? 【放送情報】 TOKYO MX・群馬テレビ・とちぎテレビ・BS11:7月5日より毎週土曜23:30~...
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