日曜日, 5月 11, 2025
No menu items!

デイリーアーカイブ 5月 10, 2025

やさしい少女が電車で老人に2回席を譲った。しかし3回目は譲らなかった。その「深すぎる理由」とは? – STOIC人生の教科書ストイシズム

いまシリコンバレーをはじめ、世界で「ストイシズム」の教えが爆発的に広がっている。日本でも、ストイックな生き方が身につく『STOIC 人生の教科書ストイシズム』(ブリタニー・ポラット著、花塚恵訳)がついに刊行。佐藤優氏が「大きな理想を獲得するには禁欲が必要だ。この逆説の神髄をつかんだ者が勝利する」と評する一冊だ。同書の刊行に寄せて、ライターの小川晶子さんに寄稿いただいた。(ダイヤモンド社書籍編集局) Photo: Adobe Stock やさしい娘が抱える葛藤  あれは中学生のときだったか、教科書にとても印象的な詩があった。  満員電車の中でお年寄りに席を2度ゆずった娘が、3度目は席を立たず、うつむいて座ったまま電車に揺られていたという内容の詩だ。 googletag.cmd.push(function() { googletag.display('gpt-dol-article-middle'); });  その娘を思いやるような目線で描かれていて、なんとなく切ない気持ちになったのだった。  なぜ、3回目は席を譲らなかったのだろうか?  中学生の私たちは「『なんで私ばっかり席を立たなきゃいけないの?』と思ったから」「自分だけ立ったり座ったりしてはずかしかったから」というようなことを答えていたと思う。  この詩について気になって調べてみたら、吉野弘氏の「夕焼け」という詩だった。あらためて読んだところとてもいい詩だったので、ぜひ読んでみてほしい(吉野弘『幻・方法』〈日本図書センター〉所収)。  語り手は「やさしい心に責められながら/娘はどこまでゆけるだろう」と言い、あたたかい眼差しを向けている。  解釈はいろいろできると思うが、私の考えは次のようなものだ。  心やさしい娘は、美徳に沿った行動をした。  しかし周りの人は気づかないのか、それとも自分勝手なのか、何もしないで平気でいる。  それで3回目は、周りの人たちの反応に流されるようにして「今回は私も席を譲らない」と思ってしまった。でも、それによって自分を責め続けているのである。  社会全体がやさしく助け合えたらいい。しかし現実はそうではない。  いいことをしたときに「やさしい人がソンをする」というふうに思ってしまったりすることもある。 「このうえない善」を目標にしているのに……  実は私もこの娘のように、できたはずの善行をしなかったせいで落ち込むことがときどきある。 『STOIC 人生の教科書ストイシズム』を読んでから、「このうえない善」を目標にしている私(「【心が疲れたら】メンタルが一瞬で『無敵』になる毎日の習慣・ベスト1」参照)は、本当なら一切の遠慮なしに善行をしていいはずである。  お年寄りや妊婦さんを見かけたら席を譲る、落とし物を見つけたら届ける、道端のゴミを拾うなど、躊躇する必要はまったくない。  ところが、一瞬の迷いみたいなものが出たせいで、タイミングを逃し、「なぜやらなかったのか」と落ち込むのである。  そんな私に哲学者エピクテトスが喝を入れてくれた。 つかめなかったものを取り戻す 最初に志したことのうち、成し遂げたことと、成し遂げられなかったことについて考えよ。 また、思い出すと嬉しくなることと、思い出すと苦しくなることについても考え、できることなら、つかみ損ねたものを取り戻すようにせよ。 最大の勝負に挑む者は、ひるまず打撃も受けなくてはならない。(エピクテトス『語録』) ――『STOIC 人生の教科書ストイシズム』より  そうだった、そうだった。  ストイシズムは、理想を思いきり高くすることで迷いを吹き飛ばすパワーがあるんだった。 「最大の勝負に挑む者は、ひるまず打撃も受けなくてはならない」という、厳しさ。  厳しいけれど、だからこそ心を強くしてくれるところがある。  エピクテトスなら、「夕焼け」の娘にどう言うのだろう。  周りの人がどうとか、どう思われるかは関係ない。そのとき最善の行動をすればそれで十分である。いついかなるときも美徳に沿った行動をすることが、幸福で満ち足りた人生の条件なのだ。  そんな感じのことを言いそうな気がしている。  私も躊躇なく善い行動ができるようになりたいと思う。 (本原稿は、ブリタニー・ポラット著『STOIC 人生の教科書ストイシズム』〈花塚恵訳〉に関連した書き下ろし記事です) 『STOIC 人生の教科書ストイシズム』とは? いま、世界で爆発的に広がっている、鋼のメンタルをつくる教え「ストイシズム」! 2000年、語り継がれてきた生きていくうえでもっとも大切な知恵とは? ただ読むためでなく、ストイックな生き方を身につけるための実践哲学の至高の書、ついに日本上陸! 本書の内容 INTRODUCTION 「毎日1つずつ」成長する ■PART 1 ストイシズムとは何か? ■PART 2 ストイックに生きる 第1章 心の声に耳を傾ける ・1日目:心をひらく ・2日目:真実を求める ・3日目:静かな勇気を発揮する……など 第2章 受け入れる ・31日目:いまを手に入れる ・32日目:悩みを捨て去る ・33日目:反応をコントロールする……など 第3章 美徳とともに生きる ・61日目:美徳を実践する ・62日目:生きるための技術 ・63日目:よい人間になる……など Source link

浜田 長男と初めてステージに立つ

浜田 長男と初めてステージに立つ Source link

『俺自販機2nd season』EDテーマ曲が相羽あいな「僕だけの地平線」に決定! | アニメイトタイムズ

2025年7月より、TOKYO MX・BS日テレほかにて放送開始となるTVアニメ『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う2nd season』。 本作のEDテーマ曲が、相羽あいなさんの「僕だけの地平線」に決定しました! 2025年5月10日(土)徳島県にて開催されたマチ★アソビにて初解禁。あたたかさと疾走感のある、本作にぴったりな楽曲となっています。そして、相羽さんよりオフィシャルコメントも到着しました。 アーティスト:相羽あいな 作詞:カシラテ 作曲編曲:先田貴裕 ギター:凪沙かにも ベース:カシラテ Source link

「狼と香辛料」本編完結後描く「Spring Log編」マンガ版、ロレンスとホロが湯屋営む

支倉凍砂原作、くがふたつ作画、UNO STUDIO制作による「狼と香辛料Spring Log」1巻が、本日5月10日に発売された。同作は支倉の小説「狼と香辛料」の本編完結後を描いた「Spring Log編」をコミカライズした作品だ。 Source link

踊ってばかりの国、今年もリキッドでワンマン

踊ってばかりの国が9月5日に東京・LIQUIDROOMでワンマンライブを行う。 Source link

デスゲームの元祖『死のロングウォーク』映画化、予告編公開 ホラーの帝王キングの処女作 – KAI-YOU

デスゲームものは、今では当たり前になった。登場人物たちが自分の命を賭け金に、文字通り生き残りをかけて争い合う様は、幾度となくフィクションとして描かれてきた。『イカゲーム』に『今際の国のアリス』、古くは『バトル・ロワイアル』などが有名だ。そして、その『バトル・ロワイアル』の原作を執筆する際に、著者の高見広春が影響を受けたとされている、いわばデスゲームの元祖となる作品の一つがある。それが、ホラーの帝王とも呼ばれるスティーヴン・キングによる『死のロングウォーク』(The Long Walk)だ。過去、幾度も映像化が企画されては頓挫してきたこの作品がいよいよ2025年に映画として公開されることが決まり、その予告編が披露された。舞台は近未来のアメリカ。毎年恒例の「ロングウォーク」という競技が開催される。100人の少年が、ただ歩き続ける。ゴールは決められていない。この競技は、最後の1人になるまで続くからだ。脱落者には死が、優勝者には望むものすべてが与えられる。現代ホラーの巨匠であるスティーヴン・キングスティーヴン・キング/画像はWikipediaよりアメリカ人作家であるスティーヴン・キングは、1974年の長編デビュー作『キャリー』が大ヒットし、一躍人気作家の仲間入りを果たす。多作で知られ、これまでに発表した作品は長編・短編集を含め60作以上、総発行部数は全世界で4億部を超えると言われている。スティーヴン・キングの作家としてのすごみは作品の数でも部数でもなく、その作風の幅広さにある。青春小説の金字塔『スタンド・バイ・ミー』、『グリーンマイル』や『ショーシャンクの空に』といった人間ドラマ、一方で『シャイニング』や『IT』、『ミスト』などのホラー作品を生み出してきた。ホラーにしてもSFホラーやダークファンタジーなど、ジャンルで一括りにできない多様な作品があり、残酷さと慈愛が同居する作品もあれば、人間への極めて容赦のない哲学が覗く作品もある。『死のロングウォーク』は、そんなスティーヴン・キングが作家としてデビューする以前、大学生だった頃に初めて執筆した小説だ。ベトナム戦争真っ只中の、1967年のことだった。小説家としてデビューしたスティーヴン・キングは、この処女作を世に出そうと考え、後にその正体が露見するまでは「リチャード・バックマン」という名義で出版された。幾度も頓挫した『死のロングウォーク』映像化『The Long Walk』/画像はAmazonより作品の多くが映像化されているスティーヴン・キング、この『死のロングウォーク』も幾度となく映像化の計画が持ち上がった。しかし、その度に頓挫してきた。ハリウッドでは企画が頓挫することはよくある話だが、報道されているだけで3度、『死のロングウォーク』の映像化は企画されては中止に終わった。中には、『ショーシャンクの空に』をはじめキング原作作品をいくつも手掛けてきたフランク・ダラボンもいた。スティーヴン・キング本人は、その理由について「映像化された他の作品と比べて、この作品の映像化の足を引っ張ったのは、容赦のないクオリティだったのかもしれない」と述べている。「あまりに辛い作品だ」と出資者に判断されたのではないかと(外部リンク)。しかしついに、映画やテレビ事業を行うライオンズゲートが、同じく近未来のアメリカでのデスゲームを描いた「ハンガー・ゲーム」シリーズの映像化を手がけたフランシス・ローレンスを監督に据えて動き出した。公開された予告編には、少年たちが交流し、支え合いながらも、順番に脱落し殺されていく、むごい状況が描かれている。今では当たり前となったデスゲーム作品の源流の一つが、現代に映像という形で蘇る。 ...

だるさ疲れを感じたらサッと手に取れる。イタ気持ち良いマッサージスティック【今日のライフハックツール】

最近、あらゆる場所で見かけるようになったフォームローラー。マッサージのお供に、と思いつつもしっかりと寝転んでストレッチやマッサージをすることはなさそう。そこで購入したのが細長いタイプのマッサージスティック、イメーナの「Massage Stick(マッサージスティック) ドットカット」。日頃疲れた浮腫にゴリゴリと効きそうだと期待。実際に日常使いしてみた感想と使い勝手の良さをご紹介したいと思います。 【イナーメ・リカバリーツール】マッサージスティック ドットカット 運動前 運動後 トリガーポイント 筋膜リリース【正規品】フォームローラー グリーン ...

[EVO Japan]「GUILTY GEAR ‐STRIVE‐」部門優勝は韓国のDaru_I-No選手。イノ使いの第一人者が悲願の初優勝を決める

 東京ビッグサイトで開催中のEVO Japan 2025の2日目(2025年5月10日),「GUILTY GEAR ‐STRIVE‐」部門の決勝トーナメントが終了した。優勝は韓国のDaru_I-No選手。古くからイノを使い続ける韓国の強豪が,EVOを冠する大会で悲願の初優勝を決めた。 GUILTY GEAR ‐STRIVE‐部門リザルト ...

Next.js 14.2.28 -> 15.3.1 のバージョンアップ対応

CVE-2025-29927によるNext.jsのMiddlewareでパッチバージョンの脆弱性対応してたのもあり、14 -> 15にあげようとする対応は並行して検討してた 脆弱性対応前から npx @next/codemod@canary upgrade latest によるマイグレーションですんなり15にアップできないか気になっていたのもある 数ヶ月に1回はcodemod実行してみるぐらいは気になってた 手作業的に変更しないといけない箇所が多くすぐには対応できんとなりだいぶ見送ってたがcodemodが改善されていき、自動で更新できるようになってきてたので思い切りがついた codemod、フレームワークのアップグレードについては@manabuyasudaさんのフレームワークのアップグレード作業を計画的に進めるための手順をみると良さそう https://zenn.dev/chot/articles/3d034e077a1698 Next.js 15.3 からのTurbopack Builds (alpha) デプロイ速くしたかった ついでにReactのバージョンアップしたかった npx @next/codemod@canary upgrade latest 実行 この時のcodemodのバージョンとして 15.4.0-canary.20 だった 以下、ウィザードで実行した内容 ? Please manually add "--turbopack"...
- Advertisment -

Most Read

Views: 0