🧠 あらすじと概要:
映画『サブスタンス』のあらすじは、悩みを抱える主人公が特定の薬を使用することで問題を解決しようとする物語です。ただし、その薬には厳格なルールがあり、それを破ると恐ろしい結果が待っています。頭の中には多様な影響を受けた作品が浮かび、リアリティを一時的に放り出して進む展開が特徴です。
この記事の要約としては、レビューは映画を観た後の感想として、アニメや他の映画からの影響を考察しながら、特にキャスティングに注目しています。デミ・ムーアとマーガレット・クアリーの存在感が際立ち、ストーリーのディテールを楽しむ余裕があることが語られています。一方で、作品が放つ価値観や、世代による解釈の違いについても触れており、ブラックユーモアを交えた寓話として楽しめたと結論づけています。
映画『サブスタンス』観ました
頭によぎったのはアキラの鉄男、キャリー、クローネンバーグ、富江など。
話の構造としては笑うセールスマン。
悩みを抱えた主人公が、ある薬を使えば解決。ただしルールあり。破ると地獄。
ドラえもん的とも言えるかも。
「こんなこといいなできたらいいな」なので、リアリティーは最初から置いてきてる。
藤子不二雄っぽい構造。
オチの予想は割と早めに立つので、あとはディテールを楽しむ映画。
デミ・ムーアのキャスティングは絶妙だった。
マーガレット・クアリーも。
この二人で、すでにけっこう勝ち。
だからその後のクローネンバーグや塚本晋也ばりのエクストリームな人体変形は、ちょっともたれた。歳のせいかも。
「女は若くて美しくなくちゃ価値がない」
みたいな価値観を強調しているけど、自分はそこまでそれに乗っかっていない。
男だったら「稼いでなんぼ」とか、「肩書き」とか、
自分のポートフォリオをそこに全振りしてる人、普通にいる。
つまり、価値観の一点集中型が引き起こす悲劇。
性別はトリガーになってるけど、根っこはもっと普遍的。
この手の話、無限にできそう。笑うセールスマン構造ならなおさら。
ブラックな寓話として、まあまあ楽しめた。
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