🧠 あらすじと概要:
この記事では、2025年上半期に観た映画のおすすめベスト5が紹介されています。各映画の簡単なあらすじや特徴が記されており、ネタバレを避けて感想が述べられています。
あらすじと要約
-
第5位 – ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング
- イーサンハントの最後のミッション。トム・クルーズのアクションが圧巻で、特に危険なシーンが印象的。しかし、長い上映時間が少し気になった様子。
-
第4位 – I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ
- 映画オタクの青春を描いたカナダ映画。主人公が人を見下している姿に共感を抱く一方、彼女の孤独な成長が描かれる。
-
第3位 – アノーラ
- アカデミー賞受賞作。娼婦アノーラが富豪の息子と結婚するが、急展開するストーリー。観客を驚かせる要素が満載で、刺激的な映像体験を提供。
-
第2位 – どうすればよかったか?
- 統合失調症を持つ姉を30年間追ったドキュメンタリー。淡々とした描写が逆に心に刺さり、観る者に深い考えを促す。
- 第1位 – ネムルバカ
- 阪元祐悟監督の作品で、バンド活動を希望する先輩と夢を持たない後輩の日常がテーマ。登場人物のセリフが共感を呼び、音楽も素晴らしい。
この記事は、映画の多様性や深いメッセージを楽しむことができる作品をまとめており、映画愛好家にとって参考になる内容になっています。下半期の映画にも期待を寄せる筆者の様子が伝わってきます。
気づけばもう6月。
今年もあっという間に半年過ぎました…
何をしたかと言われたら分からない。
でも、映画ライフは今年も充実!
そんな訳で2025年上半期に観た新作映画BEST5を発表します!
ネタバレありなのでご了承ください!
5位 ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング
第5位はMI最新作!
ついにイーサンハントのラストミッションになってしまった…
MIと言えば、トムクルーズの身体を張ったド級のアクションだけれども、今作もやってくれました!まさか本当に旋回するプロペラ機にしがみついてるとは思いもしなかった!風圧すごすぎて、途中おかっぱになってるトムクルーズは必見です笑笑あんな危険なアクションはスタントマンでも渋りそう。
トムクルーズのMIに対する情熱に圧倒されたけど、上映時間3時間で長過ぎたので、この順位です。
4位 I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ
第4位は「I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ」!映画オタクの痛々しい青春を描いたカナダの作品。何も成し遂げていないのに人を見下している主人公の姿に心当たりがありすぎて、観ていて辛い…!主人公は徐々に友人が離れていき孤独になるけど、若いうちにそんな体験ができてよかったねと思う。タイトルが「I Like Movies」ってところもいい。
「I Like Movies 」と自分のことばかり主張している主人公の特徴を端的に伝える名タイトルだと思う!
あと、登場人物の着ている服がみんなお洒落!
憎たらしい主人公だけどフォルムや服が可愛いから、なんだかんだ観れてしまう作品です笑笑
3位 アノーラ
第3位は今年のアカデミー賞作品賞を受賞した「アノーラ」!
娼婦のアノーラが大富豪の息子に見初められて結婚するシンデレラストーリーかと思いきや、一夜で急降下する様を描いた怪作。
映画館で観た時はまさしく開いた口が塞がらなかった!賛否両論はあるだろうけど、間違いなく“新しい”映画だった。途中の大富豪の息子と結婚するまでは過激だけどよくあるシンデレラストーリーなんだけど、いきなりテイストが変わってめちゃくちゃ戸惑った笑笑「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のギネス記録を抜くんじゃないかと思えるほど、「fuck!」って叫んでる。
ずっと何を観てるんだって振り回されるんだけど、最後のシーンであんなに静かにお洒落に終わるんだから、もう情緒はぐっちゃぐちゃ笑笑
好き嫌いは激しいだろうけど、刺激を求めてる方には新たな映像体験ができる作品として一押しします!
2位 どうすればよかったか?
第2位は話題になったドキュメンタリー映画「どうすればよかったか?」!
統合失調症になった監督の姉の姿を30年間カメラに収め続けた力作です!
お姉さんがなんで統合失調症になってしまったかについては重きは置かず、淡々とお姉さんと彼女を囲う家族を撮り続ける。
今作を観た精神科の先生に聞いてみたら、お手本のような症状がたくさん出てると言ってた笑笑
一番ショックだったのは、お姉さんが入院したらすぐに症状が改善したこと。確か3ヶ月程度の入院期間だったけど、目も合わせられなかったお姉さんが会話できるようになっていて驚いた。でも、入院するまで20年くらいかかっていて、もっと早く入院していれば…と虚無心が残る。
こんなに治って絶望することはないだろう。
あと、タイトルの「どうすればよかったか?」も素晴らしい!最後に父親にお姉さんの一生について監督が問う言葉が「どうすればよかったか?」監督が観客に投げかけた疑問ではなく、もっと私的な問いかけのことだった。お姉さんの一生って一体何だったんだろう?もっと自分にできたことはあっただろうか?
という監督の内省が聞こえてくるようだった。
1位 ネムルバカ
2025年上半期第1位は阪元祐悟監督作「ネムルバカ」!
原作が「天国大魔境」の石黒正数先生で、もともと大好きな作品だったから、期待値マックスだったけど余裕で超えていった!
バンドで売れたい先輩と何も夢がない後輩ののんびりした日常がメイン(阪元監督好きそう)なんだけど、時折クリティカルに刺さるセリフが多い。
ネット上でも有名な「駄サイクル」や「やりたいことがある人とやりたいことがない人の間に何がしたいか分からない人間が8割いる」などモラトリアム人間の僕にはグサグサ刺さってくる。
タイトルにもある「ネムルバカ」はめちゃくちゃ良い曲!ネクライトーキーの人が作曲したらしいけど、個性残しながら作風に合った曲作れるなんて天才過ぎる。作詞は石黒先生本人!原作では「ネムルバカ 僕は大丈夫 〜」のところだけなんだけど、上手い具合に組み込まれてて素晴らしい。あと、ライブシーンでタイトルバックが出てくるところ、カッコ良すぎた!
あのユルい日常パートを丁寧に描いたからこそ、ライブシーンは最高潮に盛り上がったと思う。
PVもメイキングの写真がたくさん見れておすすめです!
総評
2025年上半期第一位は「ネムルバカ」でした!下半期も面白そうな作品がたくさんあって楽しみ!
今は「国宝」を観に行きたい…
最後に前に書いた「アノーラ」と「ネムルバカ」の記事を置いておくので、是非読んでね!
Views: 0