Microsoftは、12型に小型化した2in1「Surface Pro, 12インチ」を発表した。米国では5月20日に発売され、価格は799ドル(約11万5,000円)からとなっている。日本でも6月出荷としているが、価格は公開されていない。
13型のSurface Proの小型廉価版として位置づけられるモデルで、プロセッサは従来の12コアのSnapdragon X Eliteや10コアのSnapdragon X Plusに代わり、8コアのSnapdragon X Plusを採用。ただ、NPUは45TOPSのHexagonで共通となっており、Copilot+ PC準拠は踏襲する。
また、ディスプレイは2,196×1,464ドット表示対応の液晶のみとなった(13型はオプションでOLED選択可能)。この液晶はアスペクト比3:2、コントラスト比1,200:1、最大90Hzのリフレッシュレート、輝度が最大400cd/平方mとなっている。
このほか、付属のOfficeが従来のOffice Home & Business 2024(永久版)からMicrosoft 365 Personal(24カ月間サブスクリプション付き)に変更された。
スペックが抑えられた一方で、重量が896gから680gへと大幅に軽量化された。バッテリが48Whから38Whに減ったが、ビデオ再生時のバッテリ駆動時間は14時間から16時間へ向上した。
メモリは16GBで、ストレージは256GBまたは512GBのUFS。OSはWindows 11 Home。インターフェイスはUSB 3.2 Type-C(Genは不明、DisplayPort Alt Mode対応) 2基、Surface Connect、Surface Keyboardコネクター、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、1080p/Windows Hello対応前面カメラと1,000万画素背面カメラなどを備える。
このほか、165度のフルフリクションヒンジ搭載キックスタンド、環境光/加速度/ジャイロ/磁気センサーを搭載。なお、USB Type-C充電用ケーブルは付属しているが、ACアダプタは付属しておらず、別途45W以上の給電が可能なUSB Type-C対応ACアダプタが必要。
本体サイズは274×190×7.9mm、重量は686g。本体色はバイオレット、オーシャン、スレートの3種類が用意される。
キーボードは「Surface Pro 12インチ キーボード」(6月10日出荷、2万7,280円)、ペンは「Surface スリムペン(2ndエディション)」をサポートし、Microsoft Pen Protocolに対応する。
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