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G7初のSMR建設、カナダの州政府が計画承認-AIで電力需要拡大 – Bloomberg



カナダのオンタリオ州政府は8日、次世代の原子力発電技術とされる小型モジュール炉(SMR)の建設計画を承認したと明らかにした。SMRは特に人工知能(AI)で拡大する電力需要への対応策として期待されている。

  オンタリオ州営の電力公社オンタリオ・パワー・ジェネレーション(OPG)が、トロント郊外のダーリントンにGEベルノバ設計のSMR4基のうち1基目を建設する認可を州政府から得た。主要7カ国(G7)では初となる見通しだ。

  州政府の発表によると、1基目の建設費は推定約61億カナダ・ドル(約6400億円)で、その後に建設される原子炉は同社の経験蓄積によりコストが下がる見通しとしている。4基の総事業費は209億カナダ・ドル。

  OPGは2023年、GEベルノバの原子力事業会社であるGE日立ニュークリア・エナジーと、ダーリントンにGE日立のSMR「BWRX-300」を導入する契約を締結した。同原子炉の出力は約300メガワット(MW)で、従来型の約3分の1の規模だ。

  ブルームバーグNEFの主任原子力アナリスト、クリス・ガドムスキ氏は、OPGは4基のSMRを建設する今回の計画を通じて経験を積むことで、2基目以降のコスト削減が期待されると指摘。今回の承認は「非常に重要だ」とし、「米国やカナダなど西側諸国は、これまで中国やロシアに後れを取ってきた」と述べた。

 

原題:First Small Nuclear Reactor in G-7 Wins Approval as AI Use Soars(抜粋)

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