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概要
この記事はSIMフリーのスマートフォン『Xperia 1 Ⅶ(XQ-FS44)』の実機レビューで、特にそのオーディオ性能に焦点を当てています。前モデルとの比較や、「Powered by WALKMAN」という特徴がどのように影響しているかを詳しく説明しつつ、試聴曲を通じた音質評価についても触れています。
要約
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モデル情報
Xperia 1 Ⅶ
のバリエーションと価格が紹介されている。- RAMやROMの選択肢、料金プランが詳細に説明されている。
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オーディオ性能
- 「Powered by WALKMAN」として、高品質な音響体験が期待される。
- ウォークマンに使われる部品がスマートフォンに採用され、音質が向上。
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試聴環境
- 使用したヘッドホンや比較機といった試聴環境が具体的に記載されている。
- 特定の試聴曲が紹介され、それぞれの音質チェックが行われている。
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試聴結果
- ウォークマンA300との比較で、音質的にはやや劣るものの、良い勝負が成立したという印象。
- 特に高音質な表現が評価され、日常使いとして十分な音質が確認された。
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スピーカー性能
- スマートフォンのスピーカーは、音質の改善がみられ、Bluetoothスピーカーに匹敵する音圧と音質を実現。
- さらなる性能向上が期待され、サウンドエンジニアとの協業も強調されている。
- まとめ
- Xperia 1 Ⅶは「Powered by WALKMAN」の名に恥じず、高音質が実現されていると評価。
- スマートフォンとしての利便性と、オーディオ機器としてのクオリティを両立している。
SIMフリー「Xperia 1 Ⅵ(XQ-FS44)」スレートブラック/モスグリーン/オーキッドパープル
・RAM16GB/ROM512GB 234,300円(税込)(SIMフリー限定)/分割払い手数料無料6,500円/月~
・RAM12GB/ROM512GB 218,900円(税込)(SIMフリー限定)/分割払い手数料無料6,000円/月~
・RAM12GB/ROM256GB 204,600円(税込)/分割払い手数料無料5,600円/月~
※Xperiaケアプラン(いざというときの保証)(年払い5,500円 or 月々550円)
5月20日(火)10時先行予約開始
5月23日(金)から、当店常設展示開始
最短6月5日(木)お届け
まだまだ続くであろう、Xperia 1 Ⅶ実機レビュー。早くも、2回目にして、オーディオ性能をチェックする。
これまでは、ウォークマンと比較するのは少々酷だったということもあり、実機レビューの順番としても、後半のほうになってしまっていた。が、、、なんということでしょう。ソニーさん、
「Powered by WALKMAN」
と、大風呂敷を広げちゃったじゃないかっ。無茶するわ。
どう考えても、専用機であるウォークマンに、太刀打ちできるはずがない。が、「Powered by WALKMAN」というからには、それなりの音は出してもらわないと。。。これまで、ウォークマンと比較するも、惨敗してきたため、結局ブログネタとしては、ボツにしてきた。Xperia 1 Ⅲ、Ⅳの頃は、勝負にならなかった。。。
では、その、「Powered by WALKMAN」のクオリティを、品定めしてみよう。
「Powered by WALKMAN」うんちく

最大のポイントは、ウォークマンでも使われている、高品質部品を、惜しげもなく、[スマートホン」に使ってしまった点。

伝送ロスを最小限に抑制し、音のディテールさがより繊細になった。
さらに、非磁性銅メッキ加工を施した「高品質抵抗」により、磁気干渉による音の歪みを軽減。なめらかで豊かな音を生みだすという。
さらに、オーディオ集積回路は、繊細で広がりのあるサウンドを実現するプレミアムグレードだ。いくらデジタル時代といっても、最終的にはアナログ回路が必須。徹底的にアナログ回路設計にもこだわった。
試聴環境
<使用ヘッドホン>

<比較機>

ウォークマンA300だ!発売から2年が過ぎたが、コンパクトながら、その高音質は、まだまだ、現役そのもの。
無謀とも言える、この勝負、1つだけ条件を。
A300は、GND分離接続はしない。
いやそりゃぁ、そこは統一しないと。スマートホンは、4極マイク対応ヘッドセットの接続を無視できないため、GND分離対応するのは不可能。
Xperia 1 Ⅶに合わせて、ウォークマンA300も、GND分離接続はしないのだ。
<試聴曲>

・ホワイトノイズ・・・曲名通り、ホワイトノイズをイメージした曲調で、解像度の低い環境で聞くと、べちゃっとした印象に。解像度チェック曲。
・I need your love・・・女性ボーカルの超ハイトーンボイス。
・Mine or Yours・・・最近リリースの新曲。基本、この方の曲は、チェック用に抜群。再生環境のいろーんなことが見えてしまう。
・Drum Improvisation 1・・・ドラムソロ。低音の苦手な環境にとっては、恐怖以外のなにものでもない楽曲。
いざ、試聴
いきなり結論。
ウォークマンA300に軍配!!!でも、ちゃんと勝負として成立したんだよ!!
いやしかし、本当に、A300と比較したのが、スマートホンなのかと。実は、ポータブルオーディオ専用機なんじゃないかと思ったほど。
「Powered by WALKMAN」
うん。納得した。
では、その各試聴曲での、インプレッションを見てみよう。

正直、これは、覚悟していた。表現できないだろうと。
A300は、、、さすがに、べちゃっとなるような聞き苦しさは微塵もなく。ホワイトノイズが上手に表現されているし、ボーカルもしっかりとした輪郭で、聞きやすい。Xperia 1 Ⅶも、ほんとかと思うほど、しっかりと解像しており、気持ちよく聴かせてくれた。ホワイトノイズを表現しているだけに、音数がすごく多く感じるが、つぶれることなく、一音一音聞き取れる。欲を言えば、もう少し、低音にキレが欲しいかな。

意外や意外。かなり、ハイトーンボイスの伸びが、両機種ともうまく表現されている。A300には劣るものの、Xperia 1 Ⅶの伸びもすばらしい。意外にもXperia 1 Ⅶでも、ボーカルの輪郭がしっかりとしていて、パンチがあって楽しい。
ほんと、スマホもここまで来たかと。高域の輪郭もとげとげしくなく、耳触りがきつくない。さしすせそが刺さることも無し。

ほんと、この方の曲って、どれとっても、クオリティ高いよなぁ。つい先日、ファーストテイクにまさかの登場(しかも、間髪入れず、2回目の登場もあってびっくりした)で、界隈ざわついてた。うっとりしつつ、何度も視聴してしまった。まさに、その楽曲を試聴曲としてチョイス。
広がるねえ。ぶわぁっと立体感のある音場が。(このヘッドホンがすごいっていうのもあるが^^;)スマホでよくここまで表現できるなぁ。
しかーし、、、全域にわたっての透明な空気感、厚みのある低音にささえられた安定感、、、A300に拍手。

いやぁ、これは、4極の試聴曲の中で、最も、明確に差が出てしまった。
ドラムソロ。曲中、ドラムしか出てこない。(余談だが、配信でなく、CDでしかリリースされてないので、ちょっと入手がめんどくさいけど、1枚持っておくと、試聴曲としては、わかりやすいし、純粋にドラムソロという珍しさもあって楽しい。当ブログでは、よく登場する楽曲)
バスドラ、スネア、シンバル、、、特に、バスドラ。ウォークマンA300では、ドスッと鳴るが、Xperia 1 Ⅶでは、ポスッという印象。スネアの、スパンとキレのある打撃音が、少し立ち上がりがモノ足りない。シンバルは、上手く表現できているかな。
全体的に、キレと、パワーが不足している感じる。
はい。ということで、4曲を試聴してのインプレッションでした。
さすがに、ウォークマンA300との勝負には負けたものの、普段使い、肌身離さず、なんなら、お風呂の中まで、、、そんなスマートホンが、ここまでいい勝負するとは。
「Powered by WALKMAN」と銘打つだけに、見事に、ウォークマンに寄せてきたなぁ。ウォークマンの音色が好きな人なら、まちがいなく、なんの抵抗もなく、受け入れられる仕上り。ウォークマンの力を借りて、スマホの音を超越した高みに上り詰めたXperia 1 Ⅶ。ウォークマンのロゴを入れてもいいんじゃないだろうか?
スピーカー

Xperia 1 Ⅵでも、スマホのスピーカーとしては、十二分な音圧と音質が出ていた。下手な、Bluetoothスピーカーなら、いらない。
Xperia 1 Ⅶでは、さらに、磨きがかかった。高域、低域ともに、わかりやすく帯域が広がり、より低音が効いた厚みと、伸びのある高音がクリア感を演出。恐らく、設計上は音圧は変わってないと思われるが、音に厚みが増したことで、音圧も増したように感じられる。

先日発表されたばかりの、ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンフラッグシップモデル「WH-1000XM6」同様、サウンドエンジニアとの協業の効果は大きいはずだ。
はい、ということで、実機レビューその2、おしまい。
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