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概要
この記事は、SonyのSIMフリースマートフォン「Xperia 1 Ⅶ」の実機レビューで、外観やスペック、ベンチマーク結果、開梱に関する詳細を紹介しています。Xperia 1 Ⅶは、RAMやROMのバリエーションがあり、デザインの変更や性能の向上が見られる点が強調されています。
要約の箇条書き
- モデル情報: Xperia 1 Ⅶ(XQ-FS44)、RAM(12GB/16GB)、ROM(256GB/512GB)の複数バリエーション。
- 価格:
- 16GB/512GBモデルは234,300円(税込)
- 12GB/512GBモデルは218,900円(税込)
- 12GB/256GBモデルは204,600円(税込)
- 予約開始日: 2025年5月20日、常設展示は5月23日。
- デザイン:
- 突起が強化されたガラスの背面パネル。
- シャッターボタンが大型化し、操作性が向上。
- 互換性: Xperia 1 Ⅵ用のケースや保護フィルムは使用できない。
- ベンチマークテスト: 最新のCPUにより、前モデル比で性能が2倍向上。
- 熱対策: 連続ベンチマーク後の処理性能低下は16%で、他モデルよりも優れた耐熱性。
- 基本スペック: Snapdragon 8 Elite、6.5インチ有機ELディスプレイ、防水性能、5G対応、5,000mAhのバッテリー。
- カメラ性能: メインカメラは4800万画素で、高画質撮影が可能。
SIMフリー「Xperia 1 Ⅵ(XQ-FS44)」スレートブラック/モスグリーン/オーキッドパープル
・RAM16GB/ROM512GB 234,300円(税込)(SIMフリー限定)/分割払い手数料無料6,500円/月~
・RAM12GB/ROM512GB 218,900円(税込)(SIMフリー限定)/分割払い手数料無料6,000円/月~
・RAM12GB/ROM256GB 204,600円(税込)/分割払い手数料無料5,600円/月~
※Xperiaケアプラン(いざというときの保証)(年払い5,500円 or 月々550円)
5月20日(火)10時先行予約開始
5月23日(金)から、当店常設展示開始
最短6月5日(木)お届け
実機レビュー解禁!
ということで、毎度のことながら、複数回、複数日に分けて、ぼちぼちとアップしていくよー。
開梱




このタイプの開梱も、何度経験しても、本当に心躍る!
外観
全体を眺めてみよう

↑お借りしたのは、Xperia 久しぶりのパープル色「オーキッドパープル」だ。
一見、、、色以外は、先代Xperia 1 Ⅵと全く変わらないように見える。実際、5g増加だけで、3サイズは全く同じ。しかーし、、、細かい変更が盛り込まれており、、、そのことからも、純正ケースは、先代のものを流用できなかったりする。ということで、先代などとの比較も交えつつ、見ていってみよう!

先代から踏襲だが、突起が、すこーしだけ「ごっつく」なっている。
細かい突起がざらざら感を生み、そのため、ガラスではなく、金属と思ってしまうだろう。防指紋処理の効果か、皮脂汚れに気を遣う必要はない。

音量ボタン/ズームボタン(+/-)
↑操作ボタン類は、右側面に集中。

シャッターボタンについて。Xperia 1 Ⅴ、Xperia 1 Ⅳは同サイズ。Xperia 1 Ⅵで、大型化したが、、、Xperia 1 Ⅶでは、さわって実感できるくらいに、さらに大型化。横幅よりも、奥行き方向に大型化した。操作性向上。また、すこーしだけ、ボタン押下が軽くなった。
シャッターボタンは、やはり、一眼カメラが理想サイズだろうから、大型化することで、より操作しやすくなると思われる。まぁ、物理的限界はあるが。

↑ヘッドホンジャック位置は変わらず。小さい穴は、マイクだが、位置が変更になっている。性能、効果に影響はないと思われる。

↑ボトム部に、Type-C端子、マイク、SIMカードµSDカードトレイ

どうでもいいことなんだけど、、、防水パッキンが、、、青色になったね。過去モデルは黒だったけど、、、目立つ色にしたのは意味があるんだろうか?


↑外周サイズが気持ち大きくなったことと、なにより、スマホのカメラの飛び出しを嫌う人が多い中、、、先代より0.7mmほど飛び出した。1mm未満とあなどるなかれ。さらに、側面が斜めから、垂直になったことで、飛び出し感は強く感じる。
純正ケース装着で、その段差は吸収されて、平らなところに置いたときでも、カタカタはしなくなる。
世の中、もっと出っ張ってるスマホは多々あるから、気にするレベルではないけど。。。業界の流れでは、今後もフラットにはならないんだろうねぇ。

外装ケース周囲ぐるり、操作ボタン類は、アルマイト処理を施した、アルミニウム合金製。
アンテナスリット、Type-C、ヘッドセット端子は、PBT樹脂。プラスチックの一種で、耐熱、絶縁に優れてるそうな。
ディスプレイは、AFP処理=防指紋処理された強化ガラス。
背面パネルは、同じくAFP処理と、さらに、フロスト処理された強化ガラス。(↑掲載済みの接写撮影を見てもらえれば)
カメラ前の保護ガラスは、AFP処理(防指紋処理)、反射低減処理された強化ガラスを採用している。
詳細は以下のとおり。
メインカメラ(リアカメラ)は、AFP処理と、AR処理(光の反射を防ぐ加工)された、強化ガラス。
細かいデザイン変更で、保護フィルムや、ケースの互換性は?

↑些細なことのようで、結構、いろいろ影響がある点。先代Xperia 1 Ⅵでは、周辺ぐるっと、ディスプレイ側、背面側に段差がある。一方、Xperia 1 Ⅶは、エッジ部は多少斜めにカットされているものの、ほぼフラット。
これにより、Xperia 1 Ⅶのほうが、持ったときに、ほんの気持ち分厚く感じる。一方、Xperia 1 Ⅵは、段差がある箇所が、気持ち、肌にちくっと刺激的。
なにより、、、先代Xperia 1 Ⅵ用純正ケースが、Xperia 1 Ⅶに「装着でできない」のだ。

さらに、カメラレンズが少し大きくなっていることもあり、装着は、物理的に不可能。

Xperia体験イベント報告ブログでは、Xperia 1 Ⅶに、先代Xperia 1 Ⅵの他社製シリコンケースが装着できたとお伝えしたが。段差の関係で、ジャストフィットとはならず、ボタン位置が微妙にずれていたんだなぁと、今さらながら気づいた。が、、、やはり、実用上は全く問題ないと思われるため、、、しばらくは、Xperia 1 Ⅶに使ってみようとは思ってる。

↑見ての通り、問題なく、貼り付けできた。が、、、あくまで、自己責任でお願いしますm(_ _)m
<追記>
店長野田愛用のシュピゲンさんの保護ガラスフィルムが、、、すでに、Xperia 1 Ⅵ用を、Xperia 1 Ⅶにも対応として販売開始してた。早速、ブログにしたので、ご参考に。。。
フラッシュライト

Xperia 1 Ⅵから、一気に明るくなったフラッシュ。Xperia 1 Ⅶは、Xperia 1 Ⅵと、同等の明るさだ。

↑Xperia 1 Ⅴと、Xperia 1 Ⅶでの、比較撮影。※同一カメラ設定にて撮影
Xperia 1 Ⅶのフラッシュライトも、かなり明るいぞ!
ベンチマーク

4世代にわたって、ベンチマーク比較してみる。
Xperia 1 Ⅳ比では、2倍以上のスコアをたたき出した、今回のXperia 1 Ⅶ。さすがの最新「SOC(CPU)」だね

続いて、Xperia 1 Ⅶでの、熱対策チェックを。ベンチマーク測定という高負荷作業を、5回連続で行って、どれくらい処理が落ちていくか。
5回目終了時点で、1回目より、約16%の処理能力低下、SOC温度上昇合計25.7度
ちなみに、他も、同条件で、測定したのが↓これ。
Xperia 1 Ⅳ:約21%低下 SOC温度上昇合計13.1度
Xperia 1 Ⅴ:約27%低下 SOC温度上昇合計16.3度
Xperia 1 Ⅵ:約18%低下 SOC温度上昇合計18.9度
処理速度が最も落ちにくく、最も、SOC温度上昇が大きいのが、Xperia 1 Ⅶ。背面パネルは、約45度だった。
高温耐性が高いとも言えるが、、、手に持つのは少々ストレス。。。
基本スペック
CPU
Snapdragon 8 Elite Mobile Platform
メモリ(RAM/ROM)
12GB/256GB、12GB/512GB(SIMフリーモデルのみ)、16GB/512GB(SIMフリーモデルのみ)
ディスプレイ
約6.5インチ有機EL Full HD +(2340×1080/19.5:9)/HDR対応/1-120Hz可変リフレッシュレート
Wi-Fi
WiFi 7(a/b/g/n/ac/ax/be)
Bluetooth ver.6.0(コーデックは、LDAC、LEAudioも対応)
接続端子
USB Type-C
充電性能
USB PD(30Wまで対応)
その他性能
防水/防塵防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)おサイフケータイNFC指紋認証3.5mmオーディオジャックワイヤレス充電Qi(Qi2非対応)フルセグ/ワンセグ 非対応FMラジオ 非対応
サイズ/重量
約74mm×約162mm×約8.2mm/約197g(Xperia 1 Ⅶ:約192g)
電池容量
5,000mAh 動画再生36時間以上(Xperia 1 史上最高性能のバッテリー)
SIM
nanoSIM/eSIM(デュアルSIM仕様:DSDS/DSDV)
LTE対応バンド
Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 13, 17, 18, 19, 21, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42, 66
5G対応バンド
n1, n3, n5, n28, n41, n77, n78, n79
カメラ
メイン 16mm(超広角):有効画素数約4800万画素(記録画素数約1,200万画素)/F値2.0(1/1.56型センサーExmor RS for mobile)
24mm(広角):有効画素数約4800万画素(記録画素数約1,200万画素)/F値1.9(1/1.35型2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」搭載)48MP高画素撮影モード時は記録画素数約4800万画素
48mm(広角)(光学2倍相当):有効&記録画素数約1200万画素/F値1.9
85mm-170mm(望遠):有効画素数約1200万画素/F値2.3-3.5(全域光学式)ZEISS T*コーティング(Xperia 1 Ⅴ:85-125m(望遠)有効画素数約1200万画素/F値2.3-2.8)
3D iToFセンサーなし
フロント
有効画素数約1200万画素/F値2.0
OSバージョンアップ4回、セキュリティアップデート6年対応
(Xperia 1 Ⅴ:OS2回、セキュリティ3年、Xperia 1 Ⅵ:OS3回、セキュリティ4年)
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