木曜日, 5月 22, 2025
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<卓球>検査でラケット損傷の王楚欽、胸中を語る


2025年5月22日10時30分

カタール・ドーハで行われているITTF世界卓球選手権大会でラケットのトラブルに見舞われた中国の王楚欽(ワン・チューチン)が胸中を語った。

19日に行われた混合ダブルス1回戦のブラジル戦の試合開始直前、王は検査に出して戻ってきた自身のラケットの一部がはがれているのを発見。コーチと共に抗議したが、主審は「問題ない」として試合を始めるよう促した。結局、王は予備のラケットで試合に出場し、勝利した。

王は試合後のインタビューで、検査前にはラケットに問題はなかったことを強調し、「ラケットすらきちんと検査できない。大会運営に失望している。前回の(パリ)五輪(記者にラケットを踏み折られた)も含め、大きな大会でたびたび自分の身にこんなことが起こっている。他の選手ならどんな気持ちになるか」と不満を述べた。

また、一夜明けた20日には「私はITTFに自分の意見を伝えた。自分は一人のアスリートとして、2回も大きな大会でこのようなことを経験した。4年(五輪の開催間隔)にしても、2年(世界卓球の開催間隔)にしても、選手には非常に貴重なものだと思う。なので、彼ら(ITTF)にとって(自分の意見が)気付きになればと。彼らには彼らのコメントの出し方、処理の仕方があるが、有効で良い結果を出してほしいと願っている」と語った。

さらに、「五輪での経験があってから、自分としては確かにこういうことについてあまり大きな影響は受けなくなった。(今回は)ラケットは折れてないわけだし。ただラバーがはがれただけで、まだ修復の余地がある」とも述べた。

中国の卓球ファンからは「『ラケットは折れてないわけだし』って(涙)」「『ラケットは折れてないわけだし』って、なんかもうあきらめに近い感じだね。心が痛む」「この言葉は胸が締め付けられる」「こんなに起こりようのないことが1年もしないうちに2回も同じ選手の身に降りかかるって、どれだけつらいか」「誰かが故意に王楚欽をいじめようとしているのではないか」「これからはきっとすべたがうまくいくよ。頑張って!」といったコメントが寄せられている。

なお、王のラケットが損傷した件については、現場で主審が袋に入れたラケットを台の上で押しつぶしていたとみられる映像が出回っており、これが原因ではないかとの声が広まっている。このほかにも、検査過程で何らかの手が加わった可能性、ラケットを袋に入れる際に先端部分が引っかかってはがれた可能性などが指摘されている。(翻訳・編集/北田)

RecordChina



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編集部の感想:
王楚欽選手のラケット損傷は、スポーツ界での運営の不備を浮き彫りにしました。大舞台でのトラブルが続く中、選手が冷静を保ちながらも積極的に意見を発信する姿勢には感心します。今後は、スポーツ大会の運営がより選手の声を反映し、改善されることを願っています。

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