🧠 あらすじと概要:
あらすじ
『紅の豚』は、第一次世界大戦後のイタリアを舞台に、人間だったが豚の姿に変わってしまった元軍人ポルコ・ロッソの物語です。彼は空賊と戦う傭兵として、成り行きに身を任せながら、心の葛藤と向き合い、真実の自分を見つける旅を繰り広げます。友情や愛、戦争の影響など、様々なテーマが絡み合いながら進行します。
記事の要約
この記事は、映画『紅の豚』を初めて観た感想を綴ったものです。筆者は、豚や空賊についての愛らしさや、映画の美しい空の描写に心を打たれます。また、映画が持つ時代背景や暗喩についても考察し、豚が象徴するものが何であるのかを探ります。子供の頃に観たらシンプルな冒険物語として楽しめる一方、大人になった今はその深いメッセージや価値について感じ取れることに気付きます。最後に、飛躍することができなくても豚は豚であり、その存在の意味を考えさせられる内容で締めくくられています。
平成に生まれ、金曜ロードショーもちょこちょこみているのに、紅の豚をみたことがなかった。ぶたは大好きだが、ハードボイルドが苦手だからかもしれない。たまたまタイミングが合わなかっただけかもしれないが。ちなみに、ラピュタとナウシカもきちんとみたことがない気がする。トトロと、もののけ姫と、千と千尋と、ハウルはみたと思う。そういえば、スターウォーズもみたことがない。ハリーポッターは、去年やっとみた。映画を観ながら、気になるところをちまちまメモしてみた。・空賊がわりと思いやりあってかわいい・こどもたちがかわいいかつ生物としてつよい・ぶたがキャーキャー言われる(正しい)・え、ぶたさんて元々ひとなの?!・スイムスタイルのぶたさんかわいい・笑い方がトトロの口・髪型が思ったより攻めてる・空の描写がすてき・歌姫、アメリカ野郎の目のキラキラかわいい「マルコ、今にローストポークになっちゃうから。私いやよ、そんなお葬式」「飛ばねぇ豚は、ただの豚だ」「ばか!」この流れのセリフなのか!!そりゃ、ばかって言われるけれど、お姉さまもなかなかなことを言っている。・GHIBLI…?・仏陀に教えを説く…釈迦に説法的な?・運河と橋いいな・ジブリが好きな女の子出てきた・歌う人はなんとなく知っていたけれど、この子は知らなかった・人に煙草を向けちゃだめだけど、徹夜はよくないと説くのかわいい・お手伝いに女の人めっちゃ来る・ばあちゃんたちかわいい・めっちゃはたらく・なぜ豚のままで成立するのか・タバコ吸いながらゆりかご揺らしてる。かわいい・破廉恥で怠惰な豚でいる罪??・猥褻物陳列罪???「ファシストになるより豚の方がマシさ」「国家とか民族とかくだらないスポンサーを背負って、飛ぶしかないんだよ」「飛んだところで豚は豚だぜ」世界恐慌後でいろんな価値が崩れ、戦争へと向かっていく時代なのか。飛んだって、飛ばなくたって、ただの豚。豚は豚であるだけで必要十分だけれど、そんなことを言っていられない時代なんだろうな。・石畳の街並み、よい・秘密警察でてきた・モグラ叩きみたいなばあちゃんずかわいい・飛んだ!・戦友いけめん・豚に真珠・ジーナさんとお庭すてき・ハリウッドの大スター→大統領・日差しの中へはちっとも出てこないばか・くもの描写すてき・adoliano・その格好で飛行機乗るのか・あっ…・愛しいが詰め込まれた、ばか「それ、バイドンか?」「いや、俺だ。」俺か、俺以外か、みたいな。・こんな鎌倉みたいなところがアジトだったのか・海も山もなかなか攻められなさそう・わ、いっぱい出てきた・空と海に洗われ、誇り高いものたち・すぐ論破されてかわいい・カーチス、そんなとこで話聞いてたん?・惚れっぽいな・その道から帰るのか「あたし、泳ぐ!!」?!・請求書、水増ししとけばよかった!・つよいこだ・豚じゃ…ない?・ハウルのあれみたいなこと?・見る側のフィルターなのか、見られる側のフィルターなのか・豚さんが過去の自分の本心に浸ることなのか、少女がまっすぐにその人そのものをみることなのか・どうして豚になっちゃったの?・直球。・キスしたら戻るかを、ちゃんと慌てて制してかわいい。・雲の平原。生クリームの上みたい。・青空の天の川?天国?・いけおじ。声が若い。死というのは、今生の大きな流れから外れて、またちがう流れに揺蕩うだけなのかもしれない。「いいやつはしんだやつらさ。」たしかにな。・ちゅーにもちゃんと照れてかわいい。・お祭り騒ぎ。国旗たくさん。・空賊のリーダーさん正装してかわいい。そして一般人には過激。・べー、かわいい・花束と写真と、おふろはいってきました!かわいい・突然のリーダーの裏切り!・ギャンブル大盛り上がり・気風のいいひと・観客は結構雑に扱われる・お互い目詰まり・当たるんかい・殴り合いはリーチの差が…・急に平和。痛そうだけれども。・ぶたさんぶくぶく・もうやめさせたげて…・船と飛行機での撤退早い・時々おふろにはいってねー!・ずるいひと・ジーナさんがいいひとすぎる・口にキスされても解けない魔法なのか・イタリア空軍来ちゃった・え、戻ってるの?!・ジーナさんとフィオさん・会社継いで、アドリアーノに泊まってるのか・ジーナさんの賭け・大人な終わり方。戦争の中に、時代の中にたくさんの豚がいる。
人も犬も豚。暗喩なのか。
きっと、こどもの頃見てもシンプルに活躍する豚と見知らぬ異国の地、わかりやすいストーリーを楽しめただろう。
おとなになって(なっていないが)も、時代背景やそれぞれのバックグラウンド、暗喩を楽しめた。
飛べても、飛べなくても、生きても、死んでも。豚は豚で、ひとはひとで、それ以上でもそれ以下でもない、そのひとそのものなのだと思ったりした。
お葬式でローストポークが振る舞われるのは笑えないのかもしれないけれど、どこかパーティーじみていて、思い出して笑ってしまって、斎場へ来てくれた誰かの一部となるのなら、それもまたいいのかもしれない。
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