金曜日, 5月 23, 2025
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顔認証なのに真っ暗でも逆光でもOKの「顔認証パッド」がスゴすぎた、自宅の玄関を超絶セキュリティで施錠&ストレスフリーの顔パスで解錠する最強スマートロック「SwitchBotロックUltra+顔認証パッド」レビュー – GIGAZINE



顔認証なのに真っ暗でも逆光でもOKの「顔認証パッド」がスゴすぎた、自宅の玄関を超絶セキュリティで施錠&ストレスフリーの顔パスで解錠する最強スマートロック「SwitchBotロックUltra+顔認証パッド」レビュー - GIGAZINE


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顔で認証する機能付きのスマートロックの失敗談としてありがちなのが、顔認証の精度が低すぎるという問題です。朝夕の逆光や夜の暗さ、メガネをかけているかどうかやメイクなどで顔認証に失敗したり、認証に時間がかかってモタついたりすると、結局カギや指紋認証でドアを開けることになって、顔認証を導入した意味がなくなります。

一方、2025年5月7日(水)にSwitchBotから登場した「顔認証パッド」では、約3万個の赤外線ビームによる3D顔認証で、明るさやコンディションを問わずに顔認証が可能。鍵をポケットに入れたままでも、荷物で両手がふさがっていても玄関先に立つだけで高精度な顔認証を利用できるとのことなので、美しい一体型デザインにより従来のスマートロックの欠点だった「後付け感」を解消した「ロックUltra」と組み合わせて、実際に使用してみました。

Amazon.co.jp: SwitchBot: スマートロック
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・目次
◆1:開封
◆2:顔認証パッドの設置方法
◆3:ロックUltraと顔認証パッドで手ぶらで顔パス解錠してみた
◆4:真夜中や逆光でもきちん認証できるのかをテスト
◆5:気になるセキュリティやその他の細かい機能をチェック
◆6:まとめ

◆1:開封
これが、今回メインでレビューするSwitchBotの「顔認証パッド」です。


さっそく内容物の確認をしていきます。


まず、顔認証パッドの本体。


取扱説明書。


ネジと拡張ボルト。


取付プレートAと、角度調節台B。


3M両面テープAと、3M両面テープB。


取り外しピン。


取付ステッカー。


ボタンステッカー。


充電用のUSB Type-Cケーブル。


最後が、クリーニングティッシュです。


顔認証パッドのサイズは131mm×65mm×30mmで、手に持ってみると意外とコンパクトな印象です。


前面の上部にはモーション検知センサーと顔認証エリアがあります。


下部には丸い指紋認証エリアと表示ランプがあります。なお、表示ランプの部分は押下すると「ピンポーン」と音が出るので、チャイム代わりになります。


天面はこんな感じ。


向かって右の側面には取り外し穴があります。


左側面には、QRコードのシール以外には特になにもありません。


底面にはスピーカー、防水ゴム栓、充電表示ランプがあります。


防水ゴム栓を外すと、充電ポートが見えました。なお、顔認証パッドはIP65の防水・防塵性能なので、安心してドアの外側に設置することができます。


裏面には取付プレートをはめ込む金具と電源スイッチがあります。


裏面にある電源スイッチをONにすると、電源が入ります。


◆2:顔認証パッドの設置方法
顔認証パッドを取り付けるのはこの玄関ドアです。設置ガイドでは、電波が遮断されないようにドアが金属製の場合は横のスペースに取り付けるよう案内されていますが、このドアの脇の壁面は凹凸があって取り付けにくいので、今回は動作を確認した上でドアに両面テープで貼り付ける方法を採用しました。


玄関ドアの内側には、SwitchBotの「ロックUltra」が設置されており、顔認証パッドと連携させることでスマートロック環境を構築できる仕組みです。


今回は顔認証パッドを中心にレビューしていきます。ロックUltra自体の設置と機能をメインにレビューした記事は以下から読むことができます。

エレガントな「一体型デザイン」と「厚み半分」で無骨感ゼロになって性能は向上した「SwitchBotロックUltra」レビュー、爆速解錠の「FastUnlock」にSuicaやPASMO対応まで至れり尽くせりなスマートロックの最終進化形 – GIGAZINE


それでは、顔認証パッドの設置の準備に取りかかります。まず、クリーニングティッシュで貼り付ける場所をきれいにしました。


続いて、3M両面テープAを取付プレートAに貼り付けるため、取付プレートと両面テープの切り欠きを合わせます。


取付プレートと両面テープの切り欠きが合っていることを確認後、3M両面テープAを取付プレートAに貼り付けます。


取付プレートの丸い穴が右側になるようにしてから、取付プレートをドアに貼り付け、2分間手で押さえます。


取付プレートに顔認証パッドをセットすれば、設置完了です。


続いて、スマートフォンにSwitchBotアプリをインストールします。

「SwitchBot」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/switchbot/id1087374760

SwitchBot – Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.theswitchbot.switchbot

SwitchBotアプリをインストールする方法は以下の記事にまとめられています。

【Amazonプライムセール中】鍵の心配が消える「SwitchBotロックPro」レビュー、自宅のドアをスマホ・指紋・NFCカード対応に – GIGAZINE


スマートフォンにアプリをインストールしたら、アプリに顔認証パッドを登録するため、右上の追加ボタンをタップしてから「デバイスの追加」をタップします。


「顔認証パッド」を選択します。


この画面になったら、顔認証パッドの操作に移ります。


キーパッドの右上と右下にある施錠ボタンと確認ボタンを2秒間同時押しします。表示ランプが緑色に点滅したらOKです。


アプリに戻って、「接続する」をタップ。


顔認証パッドの名前と設置場所の名称を決めたら、「次へ」をタップします。


続いて、登録するデバイスを選択します。今回はロックUltraしかないので、そのまま「次へ」をタップ。


テスト用パスコードを入力するよう求められます。


顔認証パッドでコードを入力します。


これで、顔認証パッドの登録とロックUltraとの連携が完了しました。続いて、パスコードを設定するため「+」をタップ。


パスコードは恒常的なもののほかに、来客のために期限や回数を限定したパスコードや、後述の緊急パスコードを設定できます。今回は常用するマスターパスワードとなるパスコードを決めるので、「常に有効」をタップ。


6~12ケタの任意の数字を入力して、「次へ」をタップします。


パスコードの名前を決めて、「保存」をタップ。


これで、パスコードの設定が完了し、スマートロックとして使えるようになりました。「完了」をタップします。


続いて、顔認証パッドのメイン機能である顔認証の設定をしていきます。「顔」をタップしてから「+」をタップ。


「常に有効」をタップ。


顔認証パッドの前に立ったら、「プライバシーポリシーに同意します」にチェックを入れて「顔情報を登録する」をタップします。


顔認証パッドが自動で顔をスキャンするので、登録名を決めて「保存」をタップ。


「顔認証テストを開始」をタップし、顔認証パッドの前に立ってテストします。


顔認証のテストが終わったら以下の画面になるので、「次へ」をタップします。


これで、顔情報の登録ができました。「完了」をタップして設定を完了します。


◆3:ロックUltraと顔認証パッドで手ぶらで顔パス解錠してみた
以下のムービーを再生すると、実際に顔認証でサクッと解錠している様子を見ることができます。

SwitchBot「ロックUltra+顔認証パッド」で手ぶら顔パス解錠してみた – YouTube


SwitchBotの顔認証パッドは、約3万個の赤外線ビームで顔を立体的に捉えるのが特徴。顔写真などでは解錠できないのはもちろん、メガネを着用して登録した人がメガネを外しても機能します。マスクを付けるとさすがに顔認証ができなくなりますが、メイクの変化やすっぴんかどうかなどで精度が変わらないところは、利便性とセキュリティを両立させたい女性ユーザーには特にうれしいポイントです。


荷物を抱えて帰ってくると、ポケットからカギを取り出すのが大変ですが、顔認証パッドがあればドアの前に立つだけで解錠できます。


顔認証パッドは、SwitchBotの指紋認証パッドの機能をすべて備えており、パスコードや顔認証はもちろん指紋での解錠も可能。スマートフォンの指紋認証がよく失敗する編集部員でもストレスフリーでした。指紋認証がたびたび失敗する場合のために、同じ指紋を追加で登録して精度を高める「指紋情報の補足」という機能もあります。


交通系ICカードもサポートしているので、家族や同居人が思い思いの方法でスマートロックを使用できます。


◆4:真夜中や逆光でもきちん認証できるのかをテスト
顔認証パッドの精度をさらに深く掘り下げるべく、夜中に玄関先の照明を消灯した状態で顔認証してみました。その様子は、以下の動画で見ることができます。

真っ暗闇でも顔認証できるSwitchBotの「顔認証パッド」の精度を検証 – YouTube


ガラスの隙間から漏れる光しかない状態でも、スムーズに顔認証ができました。


続いて、逆光の中での精度を確認してみます。朝日や西日などの逆光が入らない場所なので、後ろから強力なライトを当てることで逆光を再現しました。


この状態でも顔認証に成功しました。これにより、例えば「帰りが遅くなるとどうしても逆光になってしまう」というようなケースでも高い精度が期待できることがわかりました。


◆5:気になるセキュリティやその他の細かい機能をチェック
顔認証パッドを取り外す際は、付属の取り外しピンを取り外し穴に差し込んで取り外しますが、ここで気になるのが「誰かがいたずらで持っていってしまったらどうなるのか?」という点です。


そこで、実際に顔認証パッドが取り外された際の挙動を確認してみました。

SwitchBotの「顔認証パッド」を取り外した時のアラーム音 – YouTube


顔認証パッド自体は簡単に取り外せますが、そうするとけたたましい音が鳴りました。正しいパスコードや登録済みの指紋で認証することで、アラームを解除できます。


デバイスが取り外されると、スマートフォンの画面に以下のような通知が出るので、万が一盗難に遭った場合はスマートフォンで顔認証パッドの登録を解除することができます。


アラームの動作は、右上の設定ボタンから確認できます。


「取り外しアラート」をタップします。


顔認証パッドはフル充電で1年間持つバッテリーを搭載しており、バッテリーが消耗したらモバイルバッテリーで充電できますが、モバイルバッテリーがない場合は顔認証パッドを取り外して充電するケースも考えられます。その際は、以下の画面からアラートを切って行います。


続いて、前述の「緊急パスコード」を使ってみます。


登録の手順自体は通常のパスコードと同様です。


登録した緊急パスコードで解錠すると、以下のようにスマートフォンに通知が出るほか、「SwitchBot ハブ3」と連携することで指定したメールアドレスにアラートメールを送信することができます。この機能は、例えば不審者やストーカーなどが後ろにぴったりついている状況でドアを解錠しなければならなかった時に、そのことをいち早く家の中の人に知らせるような使い方が考えられます。


続いて、主な設定項目を確認していきます。以下の「顔認証設定」では、どのタイミングで顔認証をするかなどを変更できます。


「顔認証の起動の仕方」から「自動」を選べば、顔認証パッドの前に立つだけで解錠できます。一方、「手動」にしておくとテンキーのどれかを押さないと顔認証が始まらないので、バッテリーの消耗を抑えられるほか、宅配業者が来た際に顔認証が起動して失敗するようなケースを防止できます。


「顔認証感度」は顔認証が起動する距離で、「高感度」なら5メートル、「中感度」なら4メートル、「低感度」なら3メートルまで近づいた時に顔認証が始まり、感度に応じて消費電力が増えます。なお、このレビューはすべて「低感度」で行っています。


「スリープ期間」は、解施錠後に顔認証が起動するまでの時間で、0~60秒までの5段階から選んで設定できます。なお、以下の画像では「スリーブ期間」と書かれていますが、次回のファームウェアアップデートで修正予定とのこと。


「施錠ボタン設定」からは、本体の施錠ボタンを有効にするか無効にするかが選べます。ロックUltraにはオートロック機能があるので、基本的には無効で問題ありませんが、手動操作でしっかり施錠をしたい場合は有効化しておきます。


「ボタン設定」は、前述のチャイムが鳴らされた際に、ドアの内側にあるロックUltraから音を出したり、ほかのSwitchBotデバイスと連携させてアクションを起こしたりする機能です。記事作成時点では、ロックUltraとハブ3が対応しています。


◆6:まとめ
今回、ロックUltraと顔認証パッドを連携させて使って体感した「ドアの前に立つだけで鍵が開く」という経験は、想像していた以上に隔世の感があり、ストレスフリーどころか鍵の存在さえ意識しない時代が到来していることを改めて実感しました。

手ぶらでの解錠や、両手がふさがっているシーンでの解錠が可能なのはもちろん、SwitchBotの顔認証パッドは圧倒的な高精度が魅力。真っ暗な夜や、まぶしい逆光が差す中でも顔認証に成功し、メガネのあるなしといった条件にも左右されないので、従来のスマートロックにありがちだった「顔を前後させたり上下左右に動かしたりして何度もトライさせられる」というリスクが限りなく軽減されています。また、電源の制約がないバッテリー式なおかげで拡張性が高いため、例えば「玄関には顔認証パッドを設置して、勝手口は指紋認証パッドで対応する」という具合に、SwitchBotの他のデバイスと自由に組み合わせて運用できるのもポイントです。

こうした点から、「ロックUltra」と「顔認証パッド」は新しくスマートロックを導入する人にも、増設や買い換えを検討中の人にもオススメできる製品だと感じました。

ロックUltraと顔認証パッドはAmazon.co.jpや公式ストア、楽天市場にて注文が可能で、価格はロックUltraが税込2万2980円、顔認証パッドが税込1万6980円です。また、2025年6月2日(月)まで15%引きの期間限定キャンペーンが実施されているほか、クーポン「LOCK25210」を使用するとさらに5%OFFされます。

製品名 公式価格 15%OFFセールス価格 さらに5%OFFクーポン適用後価格
SwitchBot ロックUltra 税込2万2980円 税込1万9533円 税込1万8556円
SwitchBot 顔認証パッド 税込1万6980円 税込1万4433円 税込1万3711円
SwitchBot ロックUltra 顔認証セット 税込3万4980円 税込2万9733円 税込2万8246円


Amazon.co.jp: SwitchBot: スマートロック
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SwitchBot ロック Ultra – SwitchBot (スイッチボット)
https://www.switchbot.jp/products/switchbot-lock-ultra-vision-combo

SwitchBot ロック Ultra – SwitchBot公式店
https://item.rakuten.co.jp/switchbot/lockultra/

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🧠 編集部の感想:
新たな「顔認証パッド」の登場は、利便性とセキュリティを両立させる素晴らしい解決策です。特に、真っ暗な場所や逆光でも正確に認証できる点はユーザーに優しい設計です。手ぶらで解錠できる利便性が、日常生活をより快適にしてくれることでしょう。

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