オープンイヤー型イヤホン「kikippa イヤホン」

シオノギヘルスケアとピクシーダストテクノロジーズは、音楽を聞きながら気軽に脳を鍛えられる、オープンイヤー型イヤホン「kikippa(ききっぱ) イヤホン」を、5月8日に発売する。価格は29,700円。

充電スタンドに装着した本体

「kikippa イヤホン」は、音楽などの再生時に脳のガンマ波と同じ40Hz前後の周期の音に変調した「ガンマ波サウンド」を出力できるイヤホン。

ガンマ波とは、様々ある脳波の中の1つ。一般的によく知られる脳波として、リラックスに関係するアルファ波があるが、脳波の中でもガンマ波は、記録力や集中力に関係していると言われている。

ガンマ波は様々な脳波の1つで、記憶力や集中力に関係している

そのガンマ波は、1秒間に40回の変動を繰り返す。「kikippa イヤホン」は、音楽などの音源を、脳のガンマ波と同じ40Hz前後の周期の音に変調した「ガンマ波サウンド」にして出力。これにより音で脳を刺激し、脳を鍛えることができるという。

ガンマ波サウンドは、ガンマ波と同じ周期の音で脳を刺激する

一般的な音楽をガンマ波サウンドにすると、筆者が実際に聞いて感じた限りでは、少し震えるような割れているような音になる。このガンマ波サウンド化された音を聞いていると、少し脳内がむず痒いように感じた。そうして続けて聞いていると、じょじょに音に慣れて違和感がなくなり、心地よい音楽として聞けるようになるという。

同イヤホンと連携させたアプリでは、ガンマ波サウンドの変調強度を「とても弱い」から「とても強い」までの5段階で切り替えられる。強くするほど音の揺れが大きく感じ、弱くするほど一般的な音と近くなる。

ピクシーダストテクノロジーズの藤本智彦さんによれば、ガンマ波サウンドは「1秒間に40回、音量を上げたり下げたりしている」のだという。そして変調強度の切り替えは、音量の上げ下げの幅を弱めたり強めたりしている。

「強くするほど、刺激も強くなりますが、聞きやすさとトレードオフになります。慣れるまでは弱モードで楽しんでいただき、少しずつ変調強度を強めていくと良いと思います」(藤本さん)

ガンマ波サウンドの変調強度は、5段階で切り替えられる

そのほか同アプリは、脳の状態を確認できる認知機能チェックツール「脳体力トレーナーCogEvo(コグエボ)」を備える。

なお「kikippa イヤホン」は、ガンマ波サウンド機能をオフにすれば、一般的なイヤホンと同様に音の揺れのない音楽が聞こえる。発表会で少し使ってみた限りでは、音源を誇張するようなエフェクトはかかっておらず、低音から高音まで、安定感のある自然なサウンドが聞こえた。

口径16mmのドライバーを採用

本体の重さは約34.5g。対応Bluetoothプロファイルは、A2DP、HFP、HSP、AVRCP、GAVDP、SPP。対応コーデックはSBC。充電時間は約2.5時間。連続使用時間は、音楽再生時が最大約8時間で、通話時が最大約7時間。専用充電スタンドなどを付属。



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