2025年5月20日17:00RecordChina

2025年5月20日、韓国・マネートゥデイによると、6月の韓国大統領選で最有力候補とされる最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前代表が「日本とは民間交流など多くの面で協力することが重要だ」との考えを示した。
記事によると、李候補は同日出演したYouTube番組で在日コリアンらと交流し、「対日関係に関して私は誤解されている。日本に敵対的だという先入観を持たれている」「過去の歴史、独島(竹島の韓国名)問題においては強硬な立場を取らざるを得ないが、私は文化交流や日韓協力については非常に積極的で開放的だ」などと述べた。
さらに、「日本とは隣国として互いに協力すればシナジー効果が生まれる」とし、「金大中(キム・デジュン)元大統領が日本文化を開放したことで韓国文化も大きく発展したと考えている」とも述べた。
また、「日本の韓国侵略の歴史、独島問題には厳しく対応したとしても、日本の国民には非常に好感を持っている」とし、「何度か日本を旅行すると、日本の国民が謙虚に、親切に、一生懸命に暮らしていることが分かる。学ぶべき点が多い」と強調したという。
これを見た韓国のネットユーザーからは「あれだけ反日をあおっておいて、票を集めるためにコロっと態度を変えるなんて情けない」「大統領になるためなら心にもないことを平気で言える人」「またうそをついている」「発言すればするほど信頼が崩れていく人」「これまでの発言とあまりに違いすぎる。どの言葉が本心なのか全く分からない。票集めのためとはいえ、最低限、自分の言ったことには責任を持つべきだ」など冷ややかな声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
編集部の感想:
このニュースは、韓国の対日関係に対する微妙な感情を浮き彫りにしています。李在明候補が発言した内容が、過去の反日発言と矛盾しており、信頼性を欠くという意見が多いようです。韓国国内での反応から、政治的な計算が絡んでいることが伺え、支持者の心情に配慮した発言の難しさを感じます。
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