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韓国ヒョンデのEV「インスター」に試乗して感じた日産「サクラ」、三菱「eKクロスEV」、BYD「ドルフィン」との違い - エコカー大戦争!

横浜の市街地で試乗した、韓国ヒョンデ「インスター」横浜の市街地で試乗した、韓国ヒョンデ「インスター」 Photo by Kenji Momota

韓国の自動車メーカー、ヒョンデが4月10日から日本で発売開始した新型スモールEV(電気自動車)「インスター」。エントリーモデル価格が300万円を切る一方、上級グレードの航続距離が458kmであり、ライバル車と比べてもコスパが良い。イースターを試乗して、BYD「ドルフィン」、日産「サクラ」などと比較した。(ジャーナリスト 桃田健史)

日本のEV市場で「すっぽりあいた穴」にハマりそう
インスターはガチンコライバルが不在な理由

 なんだか、全然違う。

 ヒョンデが4月に日本に導入した小型EV「インスター」を横浜市で、またその原形である「キャスパーEV」をソウルで試乗した素直な感想だ。

 まず、韓国での試乗から話を始めよう。

 ソウル近郊の大規模展示会場KINTEX近くに「ヒョンデ・モータースタジオ」がある。ここは、ヒョンデのデザインや技術を来場者が体感しながら学べる施設。4D画像を駆使したアトラクションなど、ユニバーサル・スタジオやディズニーランドに導入されても遜色ないような高度なエンタメ体験が実に楽しい。

 そんなヒョンデ・モータースタジオのエントランスに、同社の最新モデルがズラリと並ぶ。

 目玉は昨年10月の米LAオートショーでワールドプレミアし、4月から韓国で先行予約が始まったばかりのSUVのEV「IONIQ 9」だ。

 だが、その隣にあるキャスパーEVの存在感も大きい。

 キャスパーは、韓国で軽車(キョンチャ)に分類される小型車。日本での軽自動車のような位置付けの車両規格だ。

 クルマをステータスシンボルとして捉える傾向が強い韓国では、これまでクルマのヒエラルキーで軽車のポジショニングが低かった。そこに、キャスパーは風穴をあけたといえるだろう。

 シティコミューターとして、またアウドドアを意識したスモールSUVとしての需要が高まってきているのだ。また、ドリフトするイメージのスペシャルモデルをソウルモビリティショーで発表するなど、韓国の広い世代に向けてキャスパーをアピールしている。

 そのキャスパーの前輪駆動EVモデルを運転し、ソウルから100km強ほど南下して瑞山(ソサン)市を目指した。

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