
2025-05-05 13:00【PR】
今回紹介させていただく作品は、コミティア151にて発行された『いつかきっと朝まで』(サークル:しおらーめん)。
「親友の、今まで見たことのない、泣きそうな表情に思わず頷いてしまった。」
そのキャッチコピーの通り、ほんのりと切ない雰囲気を感じる作品となっています。
発行日:2025年2月16日
イベント:コミティア151
版型:B5
作者:雪子
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▲告白
「……好き、なの いつきのことが」
自身の恋愛感情を親友のいつきに伝える桔花。
今までに見たことの無い泣きそうな表情からは、重大な決心が伴う特別な行いだったのであろう事が受け取れます。
白く染まった吐息、赤く紅潮した頬、まるで懇願するかのように閉じる瞳。
万感の思いが籠ったようなまっすぐな親友の「付き合ってほしい」という言葉。
その思いを向けられた主人公の少女が「思わず頷いてしまった」ということからお互いに向く気持ちの差をほんのりと、この時から感じます。
親友からの返事にドギマギしつつ、桔花は顔を赤らめながらバタバタと去っていってしまいます。
その場に残される形となったいつきは、ちょうど現れた先生のお手伝いをすることになり……
▲相談
先生のお手伝いをしながら、桔花から告白されたことを打ち明けるいつき。
今までされた告白を思い返す彼女ですが、今回の親友からの告白は「懇願」のような感じだったと語ります。
恋愛に対して奥手になっていた少女が、親友から向けられた懇願のような思い。
普段接していた親友が見せた、初めての表情にびっくりしたと、彼女のどこか戸惑う様子が感じられます。
▲青春
なにはともあれと、お手伝いを終えたいつきは先生に見送られます。
「青春を楽しみなね」という先生からのありがたい言葉について考えながら、桔花にメッセージを送ってみると即反応。
いつもと違う返事を返されて何かを感じている様子に少しほっこりします。
親友同士だった2人が恋人同士になったことで変わっていく関係。
その関係がこれからどうなっていくのかが気になります。
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X(Twitter)のフォロワー10万超えの同人作家兼商業作家。
2023年6月に完結した『ふたりべや』など、百合作品を中心に連載されていた他、ライトノベルのイラストレーターとしてもお仕事をされています。
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