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概要
この記事は、妊娠中や育児中のママたちが主に利用するSNSや情報収集手段について焦点を当てています。特にInstagramの利用率や情報収集の傾向を調査し、企業がどのようにしてママたちとの接点を増やすかの戦略を考察しています。デジタルとアナログの両方の手法を活用して、ママたちのニーズに応えるための情報提供が重要であることを伝えています。
要約ポイント
- 妊婦/乳幼児ママの情報収集の主な手段はSNS、特にInstagramが約9割の利用者を有する。
- Instagramは視覚的な情報が多く、日常の隙間時間に利用しやすい特性から人気。
- 主な利用目的は「妊娠・出産・育児に関する情報収集」で、66.41%がこれを重視。
- ママたちは育児に関するリアルな声(口コミ)を重要視し、88%が口コミを参考にしている。
- 妊娠前と比べて、産後のママは可処分時間が減少するため、企業が接点を持つ難易度が増す。
- アナログな手法(DM)も意外に高いリーチ率があり、デジタルだけに依存しない施策が重要。
- 特定のターゲティングを通じて、有効なコミュニケーション戦略を模索することが推奨されている。
こんにちは!Jニュース担当の立原です。ヘルスケア商品を購入する決め手の1つとして、信頼性や安心感があり、消費者は収集した情報をもとに判断しています。その中で近年、多用されるのはSNSや口コミですが、企業にとっても商品やサービスの認知・信頼獲得施策として有効です。例えば、妊娠中や育児中のママたちにとって、これら情報収集ツールは欠かせない存在として注目されています!そこで今回は、赤ちゃん向け商材はもちろん、ママ世代やファミリー向け商材・食品などの販促に携わる方には必見となる、
妊婦/乳幼児ママが信頼する情報源と活用実態を調査資料をもとに探ります!
■圧倒的利用率はInstagram!約9割のママが活用
株式会社コズレの調査によると、妊婦/乳幼児ママの約9割がInstagramで情報収集をしており、他の主要SNSであるYouTube(69.48%)やX(56.43%)を大きく上回り、非常に高い数値となっています。大きく差が出た理由として、Instagramは視覚的に情報を把握しやすい特性があり隙間時間でも情報収集がしやすいことから、乳幼児を育てるママたちにとって、
親和性の高いSNSであることが考えられます。
Instagramの利用理由は「妊娠・出産・育児に関する情報収集」が最多で66.41%のママからの回答がありました。次いで「趣味・娯楽の情報収集」(50.09%)、「マタニティ用品・育児用品の情報収集」(46.11%)、「暇つぶし」(45.35%)といった回答も多く見られ、単なるエンタメ目的ではなく現在直面しているライフステージに即した実用的な情報を求めて
SNSを活用しているケースが多いことがわかります。
また、情報収集ツールを利用する時間帯として飛びぬけて最も多かったのは20時~22時(約42%)で、夜のリラックスタイムでの活用と想定されます。
手が離せない日中では、音声サービスでの情報収集の方が活用される割合が
高くなっており、限られた日々の隙間時間で情報収集を行っているようです。
特に「妊娠・出産・子育て」に関する情報源として、最も重視されているのは「SNS上の口コミ」で、62.31%が重視すると回答しています。次いで「ネット記事(子育て情報サイトなど)」(48.71%)、「友人・知人・家族の口コミ」(47.97%)が続くことから実際に育児をしている当事者からのリアルな声が重視されている傾向と言えます。また「マタニティ/育児用品・サービス」に関しては、度合いに関わらず口コミを参考にしていると回答したのは約88%で、購買やサービス選択の際にも口コミが重要な判断材料となっています。
※参考 https://cozre.co.jp/blog/14663/
■メディア利用目的は「育児情報の取得」が最上位
しかし産後、ママの可処分時間は妊娠前と比べて減少するという調査結果があり、妊娠前に比べ、企業がママとの接点を持つ難易度が増すことが分かっています。しかも年齢が上がるにつれ、1日あたり1~2時間・1時間未満といった割合が伸び、子の成長に伴う昼寝時間の減少や、ママの仕事復帰の影響が想定されます。中でもメディア接触の時間については、妊娠前には1日あたり、3~4時間の可処分時間が中央値だったのに対して産後は1~2時間に減少し、利用時間が大きく減少しています。では限りある時間をママは何に使っているのでしょうか?妊娠前・産後ともに「育児情報の取得」が最も多いという結果で、WebやSNSでの情報接触が増加しているようです。一方、妊娠以降にチラシ・DMを受け取る数が増えた人は約6割にのぼり閲覧時間が増えた人は約5割と報告されています。スマートフォンでの情報収集が進む中、DMはアナログな手法と捉えがちですが日本ダイレクトメール協会の調査によると、宛名付きDMの開封・閲読率は75%以上、閲読後の行動喚起率も20%前後と意外にも高い水準を記録しているそうです。デジタルでは伝えられない「リアルの力」は受け取り側に「特別扱い感」を提供できることが理由と想定されます。デジタルマーケティング施策では、あまり見ない数字で
リーチ力と行動喚起力が出ていることから
CVに限界を感じている際には、検討の余地がありそうです。
※参考 https://cozre.co.jp/blog/13548/
https://www.advertimes.com/20250225/article490508/
弊社でも、子育て世代の家庭向けに子どもの月齢✕住所などの細かいターゲティングでDMを送ることができる新施策を豪華特典付きで限定実施しておりますので、興味がございましたら、詳細情報をお伝えいたします。お気軽に下記までご連絡ください!Jニュース便り担当 立原
Mail:[email protected]
本日のJニュース便りは以上です。次回配信も、どうぞお楽しみに!
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