🧠 あらすじと概要:
映画『教皇選挙』は、バチカンを舞台にした物語で、枢機卿たちの選挙プロセスを描いています。独特の雰囲気や宗教的テーマを持ちながらも、現代的な要素が感じられ、観客に驚きを与える内容です。
### 記事の要約
この記事では映画『教皇選挙』を観た感想が述べられています。著者は、普段触れることのないバチカンや枢機卿の世界に興味を持ち、映画を通じてその現代的な側面に驚いたと語ります。特に、神父やシスターたちが現代的なコミュニケーション手段を使用し、リアルな一面を持つことに気づきます。
また、主演のレイフ・ファインズが枢機卿を演じることに対するギャップを楽しみつつ、物語の後半に待ち受けるどんでん返しにも注目しています。そして、シスターたちの料理が美味しそうであることや、穏やかなエンディングに心が和んだことも述べられています。
全体として、映画は肩の力を抜きながら観ることができ、見終わるとバチカンに興味を持つきっかけになる作品だったとまとめています。
バチカンとか枢機卿とか、日常生活でまず口にしないワードですよね? それなのにコーヒー片手にその世界観へ行けるの、映画ってやっぱりすごい。※この記事にネタバレは含みません。⸻
意外と「今っぽい」お話だった
もっとお堅い歴史モノだと思っていたら、ぜんぜん違いました。むしろ「最近の映画って、今ドキの話題を入れ込まないといけない縛りでもあるの?」と思うくらい、現代の空気感がしっかり混ざっていてびっくり。
枢機卿や神父様って、厳格で俗世と切り離された生活をしているイメージがあったけど、映画を観て「あ、意外と現代と地続きなんだ……」と肩の力が抜けたような。(いい意味で)
実際、神父様はお酒好きが多いらしいですし(ミサでも赤ワイン飲みますしね)。
しかも今や、Twitterでお説教を140字にまとめる神父様や、YouTubeで聖歌解説するシスターもいるとか。
映画を観た後に知ったんですが、日本人の菊地功枢機卿がブログを書かれていると知ってのぞいてみたら、これがまた興味深くて。
「わぁ、本当にある世界なんだ」と同時に、「でも映画はフィクションだからね!」ともっと広く強調しないと、カトリックの誤解を招かないかしらと他人事ながらドキドキ。笑――デフォルメは映画の十八番ですが、時には加減も大切だな、なんて。⸻
まさかのヴォルデモート様
主人公の枢機卿、顔どこかで見たことあるな~と思ったら、レイフ・ファインズじゃないですか!
かのヴォルデモート卿が今度は枢機卿か。
むかし闇の帝王を演じていた人が、今回は真っ白な法衣で凛としててギャップ萌えです。⸻
最後に「へぇぇ」と声が出た
詳しくは言いませんが、後半でどんでん返しが待っています。私はたぶんストローくわえたまま「へぇぇ」と漏らしていたと思います。周りも同じタイミングで客席がワッとざわつく感じ、映画館ならではのライブ感ですね。⸻
シスターごはんが地味においしそう
細かいところですが、シスターたちが作る料理が素朴で美味しそうだったんですよ。
スープとかパンとか、なんてことないのに洒落ている気がして、“修道院発のクッキーとかバターが多いのも納得”と思ってしまいました。
帰り道スーパーでバタークッキー買った人、私以外にもいそう。これ好き
⸻
みんな穏やかな顔で終わるのが好き
エンドロール直前、登場人物の表情がふっと穏やかになる瞬間があって、観ているこっちまで肩の力が抜けました。バチカンにも行ってみたいけど、とりあえずは近所の教会でキャンドルでも眺めてみようかな。旅費より先に有給の確保が課題ですけどね。⸻
ざっくり感想まとめ
・思った以上に “今どき” テーマ・ヴォル様が清らか枢機卿に転職・シスター飯がじわじわ飯テロ・ラストで声が出るどんでん返し・観終わるとバチカンをググりがち⸻仕事で疲れた頭にもちょうど良い重さで、ちょっと背筋が伸びる映画でした。気になる方はぜひ、ストローをくわえたままの「へぇぇ」を体験してみてください。
それでは、またね。
#教皇選挙 #コンクラーベ#映画感想
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