🧠 あらすじと概要：
映画「無名の人生」のあらすじ
この映画は、いじめられっ子の少年が転校生との出会いを契機に、アイドルを夢見るようになる物語です。彼は中学でオーディションに合格し、ジュニア生活を経てデビューを果たしますが、父親を罵られる言葉を聞いて事務所を去ります。その後、ホストとしても挫折を味わい、廃ホテルでの独自生活を経て社会復帰します。元マネージャーに再び呼ばれ、俳優として成功するものの、震災に襲われ、生き残った彼と恋人は地下シェルターで新たな生活を始めます。
記事の要約
鈴木竜也監督による「無名の人生」は、独学で制作した短編アニメ「MAHOROBA」に続く長編デビュー作。映画は、いじめから立ち上がる少年の成長を描き、さまざまな制作スタイルや章ごとの変化が特徴。鈴木監督は特にキャスティングにこだわり、多様な声優陣を起用しています。舞台挨拶で監督は映画のテーマや制作背景について語り、視聴者に投げかけたのは多様なテーマと謎を持った作品であること。この映画は、観る人に新たな視点を提供する独特な作品に仕上がっています。
独学で制作した短編アニメ「MAHOROBA」が国内の自主映画祭で数々の賞を獲得した鈴木竜也監督が「音楽」で注目を集めた岩井澤健治監督がプロデュースを担当し、個人制作で1年半かけて完成させた長編アニメ監督デビュー作です。
物語は
仙台の団地に住むいじめられっ子の少年は転校生との出会いをきっかけに父親の背中を追ってアイドルを夢見るようになる。やがて転校生のアイドル好きの金ちゃんと友達になり、中学生になるとかつて父が所属したスワンプロのオーディションを金ちゃんと受けて合格。5年のジュニア生活を経ていよいよデビューというときに白取社長から父を罵る言葉を聞き、ボコボコにし、事務所を去ることに。ホストになった彼はホストとしても先輩に馴染めずリンチされ、山中にある廃ホテルに捨てられ、そこで5年自給自足の生活。やがて社会復帰した彼を独立し社長になった元マネージャーのクズが彼を呼びよせ俳優として再デビューしブレイクする。そして、インタビュー取材相手のジェンキンスさくらと出会い、二人は一緒になるが首都を震災が襲い、生き延びた二人は地下シェルターで暮らすことになり…
シネマスコーレ渾身のポップ！
名古屋シネマスコーレで鈴木監督の舞台挨拶付きで観た！
このポーズの意味は本編を見ればわかります！
鈴木監督は初めて名古屋に来たそうです。
最初はタイトルが浮かんで名前が変わっていくのが面白いかと思い長編第1作にしたと。
変化する映画スタイルは！
画角やタッチを変えていくのは決めていたと。いろんなことを章ごとに挑戦しようと思っていたそうです。
短編の頃から映画館でやって飽きないことを意識していた。
はじめは個人制作で！
クラファンでお金を集めて、コツコツとこれだけ作り続けていたと。
29歳で母と二人暮らしで1年半くらい１人誰にも見せずに作り続け、「音楽」岩井沢監督に相談したら、プロデュースしてもらえることになった。これで劇場公開が決まったと思い、ラストは暴走出来たと。自分でもなんであんなラストにしたんだろうと思ったとか。
声優はバラエティー豊かな人選で
声優は岩井沢プロデュースでいろんな事務所に堂々とオファー出来て、希望通りのキャスティングが出来たと。キャスティングは声優さんを知らなかったこともあり、いろんな業種の人を起用したと。宇野祥平さんのひろし人気がナンバー1らしい。中島歩さんのクズは顔まで見えてきたと。津田寛治さんの白取社長はよくぞという感じ。監督が無名だったから、コンプラガン無視で描けたとか。アイドルの性加害、震災や老人の自動車事故とか思うことは全部のテーマにあると。謎に映倫は何も指定をつけなかったから子どもが観て面白いということも。アニメだから丸くなって映倫は通ったのかも。ラストは映画の飛距離がある方が面白いと思いバキバキで作ったと。なぜひろしが担任の車が借りれたのかなど、謎は全部パンフレットに書いてあるそうです。小道具を膨らませるのも好きでラストはああなったと。全て理由はあるけど、そこは説明をしないと。「2001年宇宙の旅」とかも観たこともないと。サイズを変えていくのは演出しているアピールだと。グザヴィエ・ドランとかギャスパー・ノエの影響とか。
最後にいつか大金持ちになりたいからSNSで拡散してとアピールして舞台挨拶を締めました。
Views: 0
