月曜日, 5月 12, 2025
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酒屋経営シム『Liquor Store Simulator』はIDチェック要素や取り扱い商品の豊富さが面白い!“どこかで見た”ボトルも多くてお酒好きも楽しめる【プレイレポ】 | Game*Spark


車の修理から家のリノベーション、カードショップ経営、化石の採掘や復元など、職業シミュレータージャンルのゲームが近年とても盛り上がっています。数多あるシミュレーターの中で、自分が経験した業種があると嬉しくなるかも知れませんね。

筆者は過去に酒屋での勤務経験があります。それが高じてお酒自体に興味を持つことになり、これまでもGame*Sparkでいくつかのお酒に関する趣味に近い記事を執筆させてもらっています。そんな中、Steamにて酒屋経営のシミュレーターが新たに登場しました。

パブリッシャーPlayWay、デベロッパーTovarishch GamesがPC(Steam)向けに2025年5月2日リリースした『Liquor Store Simulator』は、プレイヤーが酒屋のオーナーとなって仕入れやレジ業務、店の改装などの仕事を行いながらお店を発展させていきます。

本稿では、酒屋経験者による酒屋経営ゲーのプレイ記録を紹介していきます。

IDチェックが重要なゲームです

本作は比較的オーソドックスなスタイルの経営ゲームで、予算の中で取り扱う商品を入荷する、棚に並べる、お客さんに販売する、利益を基にアップグレードする、という業務を繰り返していく作品です。

最初はいくつかのビールとお菓子、ドリンクのみを販売可能。店舗レベルを上げてアップグレードすることで、ワインや蒸留酒などの新しいお酒を取り扱えるようになります。もちろんお店の内装を変えたり、宣伝でお客さんを呼び込んだりと、経営面でのアクションも行えます。

そして本作の最大の特徴は、アルコール飲料を販売する際の「IDチェック」の存在です。ゲーム内ではレジでお客さんがIDを提示するので、顔写真が本人と一致しているか、お酒を販売してもいい年齢なのかといった項目をチェックしてからレジ業務を行わなければなりません。

もし未成年にお酒を販売してしまえば罰金を支払わなければならず、誤って購入資格のある人を拒否してしまえばお店の評価が下がるというデメリットがあります。注意したいのが、どうやらアメリカ基準の年齢なので「21歳以上」であるという部分。これはレジにも「21+」とメモがあるので、しっかり確認しましょう。

んー別人だなあ。

罰金は100ドルと大きく、薄利多売の小売業に於いてゲーム序盤では致命傷になり得る金額です。明らかに成人でも別人のIDを提示することもあるので、油断せずチェックしましょう。なお、IDチェックでお断りしたお客さんにも食品などのノンアルコール商品は販売できます。

未成年でお断りしてもすぐ引き下がってくれるこのゲームのお客さんは優しいなあ……(何かを思い出す)。

見たことあるボトル鑑賞も楽しい

ゲーム内でのアップグレード項目としては、新しい商品のライセンスや店や倉庫の拡張、セルフレジの導入や従業員の雇用などがあります。セルフレジの採用などは現代的だな、と思いますね。もちろんこちらもIDチェックが必要なので、完全セルフとは言い難いですが仕方ありません。

扱えるアルコールはウイスキー、ウォッカ、リキュールなど非常に多彩な種類があります。そのモデルもイェーガーマイスターやアブソルート、ジャックダニエル、マリブなどの、どこかで見たようなモデルを感じるデザインボトルが登場するので、見ているだけでも楽しいですね!

お客さんは扱っている商品の種類が少ないと文句を言って帰ってしまうこともあるので、なるべく多くの種類を揃えたいところですね。ビールひとつとってもラガーやエールといったものから黒ビール、果実系などがあり、せっかくだから色々と並べて見たくなるので酒好きにはたまらない空間です。

従業員を導入すればレジ業務や商品補充などを自動的に行なってくれます。NPCのIDチェックはどうやら完璧なようなので、給料以上に働いてくれるなという印象です。ちなみに他のゲームにあるような給料交渉などのマネジメントはないので、安定した売上が出せるようになったらどんどん雇いましょう。

ワインを扱うようになったら専用棚を導入したり、お酒だけでなくグラスや食品に力を入れてみたりと、商売の方向性は広く、基本的にそこまで損をしないゲームなので好きなジャンルにこだわる楽しみ方もできます。

発注しかしない店長、突如として最前線に

筆者は今回のプレイで序盤にスピリッツを優先してアンロックしました。一方で早めに冷蔵ラックを導入してチーズ系のおつまみを採用、かなり個人的な好みで酒の種類も増やしていき、どんどん「こんな店があったら通っちゃうなあ」と思うショップへと近付いていきました。

しばらくして経営が安定してからは従業員3人を雇い、レジ担当×2(セルフレジ含む)と商品補充担当×1の体制でお店を回し、自身はPCの前でほとんど発注だけしている状態になっていました。開店準備や棚割りなどの作業はNPCにはできないので、こちらは担当していましたがレジはお任せ状態ですね。

初期設定では視点による見た目の変化がありますが設定でオフにできます。
店名も変更可能。デフォでは「酒屋」

少しずつ扱える商品を増やしたり、ときに棚を拡張したり、ゆったりとした生活で暮らしていましたが、突如として転機が訪れます。アップグレードの中に「生ビール」を導入する項目があるのですが、なんとその項目でのビールの提供がプレイヤー専用の作業なのです。

生ビールは専用の部屋でビール生樽をセットし、お客さんのリクエストに応じて必要なものをペットボトルに詰める作業が必要です。人気商品で、しかも一本の利益が大きいのでとてもありがたいのですが、突如として忙しい業務を担当することになったオーナー(自分)は思わぬ忙しさに目を回している状態です。

ちなみに海外ではペットボトル(特殊加工したもの)に入れたビールもそれなりに扱われています。日本ではほとんど見かけませんが、キリンがペットボトルでホームサーバー用のビールを提供する「ホームタップ」という会員制サービスも行っているので、気になる方はチェックしてみてください。

なお、現時点のビルドでは従業員に生ビールを担当させることはできません(今後のアップデートで対応予定)。セルフレジでIDチェックだけしてる従業員の子も手伝ってくれないかなあ!


『Liquor Store Simulator』は比較的オーソドックスなスタイルの経営シミュレーターというだけでなく、IDチェックなどの独自のシステムを導入しているのが大きな特徴です。取り扱えるお酒の種類も多く、有名なお酒をモチーフにしているボトルデザインも多いので、お酒好きの人には楽しみやすいゲームではないかなと思います。

リリース初期から積極的にアップデートも行われ、発生していた不具合なども修正されています。特に5月7日のアップデートでは「v1.0.2 – アシスタントがついにドアの使い方を学びました!」とタイトルにあるように、問題のあったNPC動作なども改善。本文内で紹介した「21+」ステッカーなどもこのアップデートで導入され、ゲームが大きく遊びやすくなっています。

経営ゲームとしての難易度は低めなので、好きな種類のお酒にこだわったり、レイアウトを考えたりと、自分の理想の店作りを楽しめるのも大きな魅力。経営シミュレーターが好きな人はもちろん、お酒好きな人にも楽しめる要素が多い作品です!



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